top of page
逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療

神奈川県逗子市桜山2-2-54
TEL 046-874-9475
FAX 050-3145-2736
平日9時~17時
検索


在宅医療における認知症について14~【医師監修】レビー小体型認知症とは?アルツハイマー病との違いと注意点
認知症というと、多くの人がまず「アルツハイマー病」を思い浮かべるかもしれません。しかし、実はそれに次いで多いのが「レビー小体型認知症(DLB)」です。本記事では、DLBの特徴・症状・注意点を、アルツハイマー病との違いも交えて解説します。 レビー小体型認知症とは?...
2 日前読了時間: 3分


在宅医療における認知症について⑧~高齢者に処方する薬、本当に大丈夫?――認知症とまぎらわしい薬剤性症状に注意
高齢者では加齢による代謝機能の低下や、複数の疾患による多剤併用が避けられません。その結果、薬物の血中濃度が上がりやすく、副作用や相互作用のリスクも増加します。 なぜ高齢者は薬剤の影響を受けやすいのか? 肝機能・腎機能の低下 により、薬が体内に残りやすくなる 合併症が増える...
7月20日読了時間: 3分


在宅医療における認知症について⑦~認知症と診断する前に必ず確認したい「脳外科疾患の除外」
認知症が疑われたとき、実は真っ先に行うべきことの一つが「他の治療可能な疾患の除外」です。特に重要なのが 慢性硬膜下血腫 や 特発性正常圧水頭症(iNPH)といった脳外科的な病気の見逃し を防ぐことです。 ✅ なぜ頭部画像検査が必要なのか?...
7月19日読了時間: 2分
在宅医療における認知症について⑥~認知症に見えるけど…実は別の原因?血液検査で見抜く“認知症もどき”
「認知症かもしれない」と思って受診したけれど、よく調べてみると 薬や内科疾患が原因だった ——そんなケースが、実は少なくありません。 今回は、「認知症に似た症状を呈するが、実は別の原因であった」ケース、特に 薬剤 や 内科疾患 に焦点を当ててご紹介します。...
7月18日読了時間: 3分


在宅医療における認知症について⑤~認知症じゃないかも?「うつ病」や「てんかん」との見分け方
「物忘れが増えた」「昨日のことを思い出せない」――こうした訴えがあると、まず「認知症では?」と疑われがちですが、 うつ病 や てんかん など、認知症以外の疾患が背景にあるケースもあります。今回は特に高齢者で見落とされやすい2つの病態についてご紹介します。...
7月17日読了時間: 3分


在宅医療における認知症について④~アルコール、せん妄、うつ病——認知症との見極めポイント
アルコール性健忘症候群とは? 長年の過度な飲酒は、脳にさまざまな悪影響を及ぼすことが知られています。特に慢性的なアルコール摂取による 脳萎縮 は、 認知機能の低下=アルコール性健忘症候群 を引き起こす可能性があります。 実際、アルコール依存症患者を対象にした研究では、...
7月16日読了時間: 3分


在宅医療における認知症について④~アルコール、せん妄、うつ病——認知症との見極めポイント
アルコール性健忘症候群とは? 長年の過度な飲酒は、脳にさまざまな悪影響を及ぼすことが知られています。特に慢性的なアルコール摂取による 脳萎縮 は、 認知機能の低下=アルコール性健忘症候群 を引き起こす可能性があります。 実際、アルコール依存症患者を対象にした研究では、...
7月15日読了時間: 3分


在宅医療における認知症について③~軽度認知障害(MCI)とは? 〜その診断と対応について〜
軽度認知障害(MCI:Mild Cognitive Impairment)は、「認知症ではないが、認知機能の低下が見られ、将来的に認知症へ移行する可能性がある状態」とされ、正常と認知症の中間段階とされています。 自動車運転に関する診断書などで「認知症ではないが、認知機能の低...
7月14日読了時間: 3分


在宅医療における認知症について②~認知症の診断は“除外診断”から始まる
「最近、物忘れが増えたかも…」そんな時、気になるのが「認知症」の可能性ですよね。でも、実は 認知症の診断はすぐには下されません 。なぜなら、**認知症の診断は“除外診断”**から始まるからです。 ■ 認知症の診断は2段階で行われる...
7月13日読了時間: 3分


在宅医療における認知症について①~「認知症=病名」ではない?増え続けるアルツハイマー病、その背景を考える
❗まず知っておきたいこと: 「認知症」は病名ではありません。 WHOの国際疾病分類(ICD-10)によれば、認知症とは以下のように定義されています: 「脳の疾患によって引き起こされる症候群(症状の集まり)であり、記憶・思考・見当識・理解・計算・学習・言語・判断などの高次脳機...
7月12日読了時間: 3分


座位中心の生活で悪化した臀部の褥瘡が、クッション変更で改善!
👤 80代男性/要介護高齢者 🔍 状況とご相談内容 ケアマネジャーさんより、「 お尻が赤くてなかなか治らない 」とのご相談がありました。すでに 低反発マットレス と クッション は導入済みとのことでしたが、臀部の発赤が持続しており、改善傾向が見られない状況でした。...
7月12日読了時間: 2分


【喘息とCOPDが両方ある?】「ACO」という病態をご存じですか?
「咳が長引く」「季節の変わり目に息苦しくなる」「昔はぜんそくと言われたけど、最近はCOPDと言われて…」そんな方が対象となる可能性があるのが 「ACO」 です。 ◆ ACOとは? ACO(Asthma-COPD Overlap) とは、...
7月10日読了時間: 2分


CVポート管理で大切なこと 〜がん患者さんの在宅医療において〜
CVポート管理で大切なこと 〜がん患者さんの在宅医療において〜がん患者さんをはじめ、経口摂取が困難な方の在宅療養では、**CVポート(中心静脈ポート)**を管理する場面がよくあります。このCVポートの管理において最も重要なことは、 合併症の予防 です。...
7月7日読了時間: 2分


レキサルティが著効したアルツハイマー型認知症のBPSD
2024年9月24日、**レキサルティ(ブレクスピプラゾール)**に新たな適応症が追加されました。 「アルツハイマー型認知症に伴う焦燥感、易刺激性、興奮に起因する、過活動又は攻撃的言動」 今回は、当院で レキサルティが著効した高齢女性の症例 を紹介します。 ■ 症例の概要...
7月6日読了時間: 2分


骨粗鬆症治療薬の順番、間違えると効果が落ちる?〜プラリアとフォルテオの話〜
骨粗鬆症の治療薬は年々進歩しており、現在ではさまざまな種類の薬が使用可能です。しかし、**薬の「使う順番」**によって効果が大きく変わることをご存じでしょうか? 今回は、**「フォルテオ(テリパラチド)」と「プラリア(デノスマブ)」**という2つの代表的な骨粗鬆症治療薬を例...
7月5日読了時間: 3分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する23~便失禁時の皮膚トラブルを防ぐケアの工夫
便失禁は皮膚への影響が大きく、特に水様便や泥状便が続く場合には、皮膚炎や褥瘡悪化の原因となります。その理由のひとつが、便に含まれる「消化酵素」と「腸内細菌」です。 消化酵素と皮膚のダメージ 水様便には、食べ物を分解するための消化酵素が活性化したまま含まれており、皮膚に付着す...
7月3日読了時間: 3分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する22~皮膚を守る!スキンケアと失禁対策の基本
褥瘡(じょくそう)や皮膚トラブルを予防するうえで大切なのは、「皮膚のバリア機能」を保つことです。今回は、皮膚被膜剤の役割と失禁時のケアについて分かりやすくご紹介します。 ◆ 皮膚被膜剤で“守る”ケアを 創部(傷)やその周囲の皮膚は、摩擦や滲出液によってダメージを受けやすくな...
7月2日読了時間: 3分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する21~創傷ケアの基本:やさしい洗浄で感染リスクを減らす
創傷ケアでは、「洗う」こともとても大切なステップです。付着した滲出液(しんしゅつえき)や軟膏をやさしく取り除き、創面(きず)を清潔に保つことで、感染のリスクを減らすことができます。 ◆ 洗浄の目的 創傷面やその周囲の皮膚にダメージを与えないよう注意しながら、細菌や、その“え...
7月1日読了時間: 3分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する20~ドレッシング材・テープ類の正しい剥がし方
〜皮膚を守るやさしいケアのために〜 創傷ケアでは「貼る」だけでなく、「剥がす」ことにも大切なポイントがあります。間違った剥がし方は、せっかく治りかけた創部や周囲皮膚を傷つけてしまう原因になります。今回は、ドレッシング材や絆創膏・フィルムを剥がす際の基本的なコツを紹介します。...
6月30日読了時間: 3分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する19~【皮膚のバリア機能と褥瘡ケア:浸軟にご注意】
褥瘡(じょくそう)周囲の皮膚は、創部からの滲出液(しんしゅつえき)に長時間さらされやすく、**「浸軟(しんなん)」**という状態に陥りやすくなります。 🔍 浸軟とは? 皮膚が水分に長く接することで角質層がふやけ、細胞同士の結びつきが緩む現象です。これは例えば、お風呂に長く...
6月29日読了時間: 3分
bottom of page