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逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療

神奈川県逗子市桜山2-2-54
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FAX 050-3145-2736
平日9時~17時
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看護師さんによる在宅医療におけるエコーを科学する26~PICC(末梢挿入型中心静脈カテーテル)の挿入とエコー確認
~安全で確実なカテーテル留置のために~ 2015年10月、厚生労働省の通知により、 看護師による特定行為 が明文化されました。その中には PICC(Peripherally Inserted Central Venous Catheter:末梢静脈挿入中心静脈カテーテル)...
9月2日読了時間: 2分


看護師さんによる在宅医療におけるエコーを科学する25~点滴が中断される理由を観察する
~皮下浮腫・血管内血栓とエコー評価~ 末梢静脈カテーテルを留置しても、 腫脹・発赤・痛み といった症状が出て途中で抜去しなければならないことがあります。これらは 中途抜去(Catheter Failure) の原因となり、点滴治療の継続を妨げてしまいます。...
9月1日読了時間: 3分


在宅医療における認知症について23~抗認知症薬の適用範囲と用法 ― わかりやすいまとめ
適用範囲の違い 抗認知症薬は大きく4種類ありますが、それぞれ使える病気や進行度が異なります。 ドネペジル :軽度・中等度・高度のアルツハイマー病+レビー小体型認知症 ガランタミン :軽度~中等度のアルツハイマー病のみ リバスチグミン...
8月29日読了時間: 2分


在宅医療における認知症について25~ガランタミン・リバスチグミン・メマンチンの国内治験データから見えること
抗認知症薬は「効果があるかどうか」を国内外の臨床試験で検証して承認されました。ここでは日本で行われた治験データをもとに、ガランタミン・リバスチグミン・メマンチンの実際をまとめます。 ガランタミンの治験結果 国内で2回大規模試験(GAL-JPN-3、GAL-JPN-5)が行わ...
8月29日読了時間: 2分


在宅医療における認知症について25~ドネペジルの国内治験データからわかること
抗認知症薬ドネペジルは、日本で行われた複数の臨床試験を経て承認されました。その過程をたどると、なぜ現在の用量設定になっているのかが見えてきます。 軽度~中等度アルツハイマー病での試験(表5) 2mg/日(131-A・132試験) → 有効性なし(プラセボと変わらず)...
8月27日読了時間: 2分


在宅医療における認知症について24~抗認知症薬の効果をどう説明するか ― 治験データから学ぶポイント
抗認知症薬を始めるとき、患者さんやご家族から必ず聞かれるのが「どのくらい効くのですか?」という質問です。 その答えに使えるのが 国内治験データ です。海外データよりも日本の実臨床に近い形で行われており、より参考にしやすいと考えられます。...
8月26日読了時間: 3分


在宅医療における認知症について23~抗認知症薬を選ぶときの考え方
抗認知症薬は大きく分けて コリンエステラーゼ阻害薬(ドネペジル・ガランタミン・リバスチグミン) NMDA受容体拮抗薬(メマンチン) の2種類があります。 それぞれの効果に大きな差はないため、選ぶ際には 副作用のリスクや薬価(費用) などが重要な判断材料になります。...
8月25日読了時間: 2分


在宅医療における認知症について22~抗認知症薬の種類と使い方 ― 知っておきたい基礎知識
認知症の治療薬には大きく分けて 2つのタイプ があります。 1. コリンエステラーゼ阻害薬 ドネペジル ガランタミン リバスチグミン アセチルコリンという神経伝達物質の分解を抑えることで、脳内の働きをサポートし、症状の進行を遅らせる作用があります。 2....
8月24日読了時間: 3分


在宅医療における認知症について21~レビー小体型認知症診断に役立つ検査
ダットシンチ(ドーパミントランスポーターシンチグラフィ)とMIBG心筋シンチグラフィ ダットシンチとは? ダットシンチは、脳の「黒質線条体ドーパミン神経」に存在する ドーパミントランスポーター(DAT) を画像化する核医学検査です。MRIや脳血流シンチでは分からない「ドー...
8月23日読了時間: 3分


在宅医療における認知症について20~脳血流シンチグラフィで分かる認知症の特徴と限界
レビー小体型認知症 レビー小体型認知症(DLB)の脳血流低下パターンはアルツハイマー病と似ていますが、 後頭葉の血流低下 が特徴です。ただしPETでの糖代謝低下に比べると診断力は劣ります。 研究では、DLB患者23人・アルツハイマー病患者50人・健常者20人を対象に後頭葉血...
8月15日読了時間: 2分


在宅医療における認知症について19~脳血流シンチグラフィで分かる認知症の特徴
脳血流シンチグラフィとは? 脳血流シンチグラフィは、脳の血流を画像で評価する検査です。主に以下の目的で使われます。 神経変性疾患(アルツハイマー病など)の鑑別 脳血管障害の評価 てんかん焦点の検出 認知症の多くは 神経変性疾患 か 血管性認知症...
8月14日読了時間: 2分


在宅医療における認知症について18~VSRAD誤用にご用心 〜Zスコアだけで診断はできません〜
VSRADとは? VSRAD(Voxel-based Specific Regional Analysis system for Alzheimer’s Disease)は、MRI画像から**内側側頭葉(海馬や海馬傍回など)**の萎縮の程度を数値化し、アルツハイマー病の早期...
8月13日読了時間: 3分


在宅医療における認知症について17~正常圧水頭症とは? 〜歩行障害・物忘れ・尿の悩みは治せるかもしれません〜
正常圧水頭症とは 正常圧水頭症(NPH)は、頭蓋内に脳脊髄液が余分にたまっているにもかかわらず、脳圧が正常範囲内に保たれている病気です。原因としては、くも膜下出血や頭部外傷後に起こる 続発性 と、原因がはっきりしない 特発性 があります。 主な症状は次の3つです。 歩行障害...
8月12日読了時間: 3分


在宅医療における認知症について16~慢性硬膜下血腫と認知症診断 ― 見逃してはいけない病気
認知症診断における画像検査の役割 認知症の診断に、脳血流シンチグラフィやドーパミントランスポーターシンチ(ダットスキャン)といった 脳機能画像 は必須ではありません。多くの診断ガイドラインでは、疑い例に安易に脳機能画像を行わず、 治療方針が変わる可能性があるときのみ実施...
8月11日読了時間: 3分


看護師さんによる在宅医療におけるエコーを科学する16~【便秘の評価】結腸・直腸をエコーで観察するためのポイント
便秘を正確に評価するには、糞便の「貯留部位」「量」「性状」まで把握することが重要です。そこで有効なのが、 超音波(エコー)を用いた結腸・直腸の観察 です。この記事では、解剖的知識を踏まえた描出法や画像の見方について、現場で役立つポイントをまとめました。...
8月7日読了時間: 3分


看護師さんによる在宅医療におけるエコーを科学する15~食事中の誤嚥や咽頭残留を「見える化」する ― エコーでの嚥下観察の手技と対処法 ―
はじめに 嚥下障害のケアでは、「誤嚥」や「咽頭残留」を的確に捉えることが非常に重要です。近年、**エコー(超音波)**を用いた嚥下観察が注目されており、ベッドサイドでも簡便に実施できる非侵襲的な評価手段として普及しつつあります。この記事では、エコーによる嚥下観察の基本的な手...
8月5日読了時間: 3分


看護師さんによる在宅医療におけるエコーを科学する14~超音波(エコー)で「誤嚥」や「咽頭残留」を可視化する
VFやVEといった専門検査が難しい環境でも、**超音波検査(エコー)**を用いれば、 非侵襲的かつリアルタイム に嚥下機能の観察が可能です。 嚥下の5期モデルとエコー観察の関係 嚥下は大きく5つの時期に分けて捉えられます(図4参照): 先行期(認知期) :食物の認識...
8月4日読了時間: 3分


看護師さんによる在宅医療におけるエコーを科学する13~食べる力を支える医療:摂食嚥下障害とその評価、そしてエコーの可能性
「食べること」は、私たちの命を支える営みであり、日々の喜びのひとつでもあります。しかし、年齢や病気などにより、その営みが困難になる方もいらっしゃいます。今回は、 摂食嚥下障害(えんげしょうがい)について、その評価法や最近注目されているエコー(超音波)による観察...
8月3日読了時間: 3分


在宅医療における認知症について14~【医師監修】レビー小体型認知症とは?アルツハイマー病との違いと注意点
認知症というと、多くの人がまず「アルツハイマー病」を思い浮かべるかもしれません。しかし、実はそれに次いで多いのが「レビー小体型認知症(DLB)」です。本記事では、DLBの特徴・症状・注意点を、アルツハイマー病との違いも交えて解説します。 レビー小体型認知症とは?...
8月2日読了時間: 3分


看護師さんによる在宅医療におけるエコーを科学する⑧~エコーの基礎知識:撮影の手順とポイント
はじめに エコー(超音波)検査は、非侵襲的かつリアルタイムに体内を観察できる重要な手段です。今回は、エコー検査を安全かつ正確に行うための基本的な撮影手順を紹介します。 1. 機器の準備 ● 使用機器の種類 エコー装置には以下のタイプがあります: 据置型...
7月28日読了時間: 3分
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