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逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療

神奈川県逗子市桜山2-2-54
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FAX 050-3145-2736
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褥瘡を科学する19~褥瘡や創傷治療における「主薬」の役割とは?
在宅医療の現場では、褥瘡やさまざまな創傷に対する適切な処置が欠かせません。その中心となるのが「主薬」と呼ばれる外用製剤です。 主薬には以下のような重要な機能があります: 壊死組織の除去(デブリードメント) 感染のコントロール 湿潤環境の調整(吸水、保湿、補水)...
12 時間前読了時間: 1分


【高齢者の不眠と転倒リスク】「非ベンゾジアゼピン」って本当に安全?
超高齢社会を迎えた日本では、高齢者の 転倒・骨折 が大きな問題になっています。特に 夜間の転倒 は、 大腿骨骨折 や 急性硬膜下血腫 など、命に関わる重篤な事故につながることもあります。 そのため、病院や介護施設では 抑制同意書...
2 日前読了時間: 3分


褥瘡を科学する18~褥瘡治療における“主薬”の役割とは?
在宅医療の現場では、褥瘡(じょくそう)や慢性創傷に対する適切な処置が重要です。その中でも「主薬」と呼ばれる外用剤は、以下のように多機能な働きを持ち、治癒過程を支えます。 主薬が担う5つの役割 壊死組織の除去 (デブリードマン) 感染の制御 (抗菌・抗炎症) 湿潤環境の調整...
2 日前読了時間: 1分


在宅でも安心して呼吸管理を― 気管切開・人工呼吸器管理と「持続吸引」のススメ ―
気管切開をして人工呼吸器を使用している患者さんは、自力で痰を排出することができないため、 適宜の気管内吸引 が欠かせません。在宅医療の現場で、この「吸引」が大きなハードルになることがあります。 💡吸引は、「呼吸の通り道を掃除する」というイメージです。 特に...
4月26日読了時間: 3分


褥瘡が感染したら?〜消毒薬がNGな理由と正しい治療法〜
褥瘡(じょくそう)が感染しているかどうかを見極めるには、「感染の4徴候」を確認します。 熱感(熱を持っている) 発赤(赤くなっている) 腫脹(腫れている) 疼痛(痛みがある) これらのサインが褥瘡周囲にある場合、感染の可能性があります。 消毒薬はNG!その理由とは?...
4月24日読了時間: 2分


褥瘡を科学する7~ドレッシング材、きちんと使えていますか?
褥瘡ケアの基本は「状態に応じた適切なドレッシング材の選択と使用」です。 在宅医療の現場では、資料にあるようなさまざまなドレッシング材を活用することが可能です。ただし大切なのは、 それぞれのドレッシング材の特性を理解し、創部の状態や大きさに合わせて正しく使用すること...
4月22日読了時間: 1分


褥瘡を科学する4~浸出液を適切に管理するためのドレッシング材とは?
褥瘡や慢性創傷のケアにおいて、「浸出液のコントロール」は非常に重要です。創部に滲出する液体が多すぎると感染や周囲皮膚の浸軟を引き起こし、治癒の妨げになります。 このような浸出液を吸収し、保持する機能に優れた被覆材として、下記のようなドレッシング材が挙げられます。 ■...
4月19日読了時間: 1分


【在宅でできる褥瘡ケア】湿潤療法だけでは不十分?エアマットと体圧測定のススメ
褥瘡(じょくそう)は、寝たきりや長時間同じ姿勢で過ごす方にとって、避けて通れない大きな問題です。そもそも褥瘡とは、 体位を変えられない状態で、同じ部位に圧がかかり続けること で発生します。 いくら湿潤療法などの創傷ケアを丁寧に行っていても、...
4月18日読了時間: 3分


褥瘡(じょくそう)に対する進化した湿潤療法「開放性ウエットドレッシング療法」とは?
病院勤務時代、術後の創部治癒が遅れそうな患者さんには「カラヤヘシブ」という高機能な創傷被覆材を使用していました。非常に優れた素材ですが、コストが高く、一般には入手困難なため、在宅や褥瘡治療では使いにくいのが現実です。 一方、褥瘡に対しては家庭で簡便に実践できる「ラップ療法(...
4月17日読了時間: 3分


褥瘡を科学する2~【褥瘡治療の進化】壊死組織にどう対応するか?
在宅医療の現場では、 褥瘡の進行度に応じた柔軟な対応 が求められます。中でも重要なのが、 壊死組織の処置 です。 🔍 壊死組織には“自己融解”を促す外用薬が有効 褥瘡の状態によっては、壊死組織を取り除く必要があります。こうした場合に有効なのが、...
4月17日読了時間: 2分


褥瘡(じょくそう)治療の本質とは?
「褥瘡の治療」と聞くと、多くの方は「軟膏を変えてみる」「創傷被覆材(そうしょうひふくざい)を変えてみる」といった対応をイメージするかもしれません。 しかし、本質はそこではありません。 褥瘡をしっかりと治すためには、 なぜ褥瘡ができるのか...
4月16日読了時間: 2分
【ブックレビュー】『科学的認知症診療 5Lessons』──「薬を使わない」という選択肢を考える
認知症の診療に悩むすべての医療・介護関係者にとって、非常に示唆に富む一冊があります。それが、小田陽彦先生による📖 『科学的認知症診療 5Lessons』 (日本医事新報社)。 この本の中心にあるメッセージは、**「一般臨床医が安易に抗認知症薬を処方すべきではない」**とい...
4月12日読了時間: 2分


認知症の入院と身体拘束の現実 〜尊厳ある生を守る選択とは〜
以前も取り上げたテーマですが、改めて大切なことなので、もう一度書かせていただきます。 認知症の患者さんが一般病院へ入院されると、高い頻度で 身体拘束 を受けるケースがあるのをご存じでしょうか。 その程度は様々で、ベッドから起き上がれないように完全に拘束される場合もあれば、車...
4月11日読了時間: 3分


傷にラップを当ててもいいの?専門家の見解と在宅医の視点から
「傷口に食品用ラップを当てておくと早く治るって本当?」最近、そんな話を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。 朝日新聞デジタルに掲載された記事では、日本熱傷学会が「ラップは絶対に使ってはならない」、一方で日本褥瘡学会は「やむを得ない場合は考慮してもよい」と見解を示...
4月10日読了時間: 3分


認知症は薬で治る?——その前に考えたい「認知症とは何か」
よく患者さんから「認知症って薬で治るんですか?」と聞かれます。私はそんな時、決まってこうお答えしています。 「そんな良い薬があるなら、まず自分が飲んでますよ!」 でも、そもそも“認知症とは病気なのか”という根本的な問いから考えてみたいと思います。...
4月9日読了時間: 3分


栄養管理を科学する64~経腸栄養剤は何に気をつければいい?
〜「下痢より嘔吐」が危険な理由とは?〜 経腸栄養剤を使っているとき、「何に気をつければよいですか?」というご質問をよくいただきます。特に在宅医療の現場では、ご家族や介護スタッフの方々が 限られた情報と環境の中で判断 しなければならない場面も少なくありません。...
4月8日読了時間: 2分


パーキンソン病と薬剤性パーキンソニズム:見逃さないために大切なこと
パーキンソン病は、 中脳の黒質にあるドパミン神経細胞が徐々に減少していく 、進行性の神経変性疾患です。主に高齢者にみられ、「動作が遅くなる」「手が震える」「転びやすくなる」などの症状が特徴です。 パーキンソン病の診断に使われる検査...
4月7日読了時間: 3分


栄養管理を科学する63~経管栄養 Step Down の方法
〜経口摂取への移行は、段階的にがポイント〜 経管栄養を行っている患者さんが、少しずつ経口摂取へと移行していく過程を「 Step Down(ステップダウン) 」と呼びます。 この過程では、 一気に経口摂取へ切り替えるのではなく、段階的に進めていくこと...
4月7日読了時間: 2分


【症例紹介】長期治癒しなかった褥瘡が完治!在宅医療でのVAC療法の力
今回は、 昨年5月に筋層に達する重度の褥瘡を発症された方の症例 をご紹介します。 この方は体動困難が続き、褥瘡は進行。私たちが関わるまでの約4カ月間、様々な治療が行われたものの、創部は一向に改善せず、当クリニックにご相談がありました。...
4月6日読了時間: 3分


高齢者の発熱、どのタイミングで連絡すればいい?
〜SIRSの視点から考える在宅での対応〜 脳卒中後や意識がはっきりしない高齢の方をケアしていると、 発熱はつきものの症状 です。 人は寝ている間でも無意識に嚥下しています。唾液はもちろん、食事の際に逆流してきた内容物や胃液も無意識下で処理されています。しかし、嚥下機能が低下...
4月5日読了時間: 3分
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