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逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療

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在宅医療における認知症について21~レビー小体型認知症診断に役立つ検査
ダットシンチ(ドーパミントランスポーターシンチグラフィ)とMIBG心筋シンチグラフィ ダットシンチとは? ダットシンチは、脳の「黒質線条体ドーパミン神経」に存在する ドーパミントランスポーター(DAT) を画像化する核医学検査です。MRIや脳血流シンチでは分からない「ドー...
1 日前読了時間: 3分


在宅医療における認知症について20~脳血流シンチグラフィで分かる認知症の特徴と限界
レビー小体型認知症 レビー小体型認知症(DLB)の脳血流低下パターンはアルツハイマー病と似ていますが、 後頭葉の血流低下 が特徴です。ただしPETでの糖代謝低下に比べると診断力は劣ります。 研究では、DLB患者23人・アルツハイマー病患者50人・健常者20人を対象に後頭葉血...
8月15日読了時間: 2分


在宅医療における認知症について19~脳血流シンチグラフィで分かる認知症の特徴
脳血流シンチグラフィとは? 脳血流シンチグラフィは、脳の血流を画像で評価する検査です。主に以下の目的で使われます。 神経変性疾患(アルツハイマー病など)の鑑別 脳血管障害の評価 てんかん焦点の検出 認知症の多くは 神経変性疾患 か 血管性認知症...
8月14日読了時間: 2分


在宅医療における認知症について18~VSRAD誤用にご用心 〜Zスコアだけで診断はできません〜
VSRADとは? VSRAD(Voxel-based Specific Regional Analysis system for Alzheimer’s Disease)は、MRI画像から**内側側頭葉(海馬や海馬傍回など)**の萎縮の程度を数値化し、アルツハイマー病の早期...
8月13日読了時間: 3分


在宅医療における認知症について17~正常圧水頭症とは? 〜歩行障害・物忘れ・尿の悩みは治せるかもしれません〜
正常圧水頭症とは 正常圧水頭症(NPH)は、頭蓋内に脳脊髄液が余分にたまっているにもかかわらず、脳圧が正常範囲内に保たれている病気です。原因としては、くも膜下出血や頭部外傷後に起こる 続発性 と、原因がはっきりしない 特発性 があります。 主な症状は次の3つです。 歩行障害...
8月12日読了時間: 3分


在宅医療における認知症について16~慢性硬膜下血腫と認知症診断 ― 見逃してはいけない病気
認知症診断における画像検査の役割 認知症の診断に、脳血流シンチグラフィやドーパミントランスポーターシンチ(ダットスキャン)といった 脳機能画像 は必須ではありません。多くの診断ガイドラインでは、疑い例に安易に脳機能画像を行わず、 治療方針が変わる可能性があるときのみ実施...
8月11日読了時間: 3分


在宅医療における認知症について14~【医師監修】レビー小体型認知症とは?アルツハイマー病との違いと注意点
認知症というと、多くの人がまず「アルツハイマー病」を思い浮かべるかもしれません。しかし、実はそれに次いで多いのが「レビー小体型認知症(DLB)」です。本記事では、DLBの特徴・症状・注意点を、アルツハイマー病との違いも交えて解説します。 レビー小体型認知症とは?...
8月2日読了時間: 3分


在宅医療における認知症について11~アルツハイマー病の診断とは~病理評価と症状の進行をめぐる理解~
アルツハイマー病の主な症状と分類 アルツハイマー病は、 記憶障害・見当識障害・言語障害 などを主症状とする認知症のひとつです。ICD-10では発症年齢により以下のように分類されます: 早発性アルツハイマー病(65歳未満)...
7月23日読了時間: 3分


在宅医療における認知症について10~認知症の診断は「確定」できるのか?――病理学的分類と臨床診断の限界
🧠 認知症は大きく2つの原因に分類される 認知症を引き起こす脳の病気は大きく分けて以下の2つに分類されます。 神経変性疾患 :アルツハイマー病、レビー小体型認知症、前頭側頭葉変性症など 血管性疾患 :脳梗塞などによる血管性認知症...
7月22日読了時間: 3分


在宅医療における「尿閉」対応の基本と実際~バルーンカテーテル留置から膀胱穿刺まで~
在宅医療では、尿閉(尿が出せなくなる状態)はときに緊急対応を要するトラブルの一つです。今回は、実際の対応方法について、実践的なポイントを紹介します。 1. 導尿(バルーン留置)の基本手技と注意点 在宅での導尿において、以下の3つの点を意識することで成功率が高まります。...
7月21日読了時間: 3分


在宅医療における認知症について⑧~高齢者に処方する薬、本当に大丈夫?――認知症とまぎらわしい薬剤性症状に注意
高齢者では加齢による代謝機能の低下や、複数の疾患による多剤併用が避けられません。その結果、薬物の血中濃度が上がりやすく、副作用や相互作用のリスクも増加します。 なぜ高齢者は薬剤の影響を受けやすいのか? 肝機能・腎機能の低下 により、薬が体内に残りやすくなる 合併症が増える...
7月20日読了時間: 3分


在宅医療における認知症について⑦~認知症と診断する前に必ず確認したい「脳外科疾患の除外」
認知症が疑われたとき、実は真っ先に行うべきことの一つが「他の治療可能な疾患の除外」です。特に重要なのが 慢性硬膜下血腫 や 特発性正常圧水頭症(iNPH)といった脳外科的な病気の見逃し を防ぐことです。 ✅ なぜ頭部画像検査が必要なのか?...
7月19日読了時間: 2分


パーキンソン病を科学する44~パーキンソン病?それとも別の病気? 鑑別のポイントとは
手のふるえ(振戦)や動作の遅さ 、**筋肉のこわばり(筋固縮) が見られると、まず「パーキンソン病では?」と考えがちです。しかし、実際には パーキンソン症候群(パーキンソニズム)**と呼ばれる、他の原因による類似疾患も多く存在します。 では、どうやって見分けるのでしょうか?...
7月11日読了時間: 2分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する30~糖尿病性足潰瘍──足を守るために今できること
〜予防・治療・ケアの実践ポイント〜 糖尿病のある方にとって、「足のケア」は命にかかわる大切なテーマです。足に小さな傷ができたのを放置していたら、いつの間にか潰瘍が悪化し、感染・壊疽から切断に至ることも…。そうした重症化を防ぐためには、 正しい予防と早期発見・適切な治療...
7月10日読了時間: 3分


パーキンソン病を科学する43~パーキンソン病じゃない?「パーキンソン+症候群」という考え方
パーキンソン病に似た症状(ふるえ、動作緩慢、筋固縮、姿勢保持障害)を呈する疾患は複数存在します。これらは総称して「 パーキンソニズム 」と呼ばれ、そのうち パーキンソン病以外の神経変性疾患 によるものを**「パーキンソン+(プラス)症候群」**と分類します。 ✅...
7月10日読了時間: 2分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する29~繰り返す足の傷…それは静脈性下腿潰瘍かもしれません
~予防と治療・ケアの実際~ ふくらはぎの内側にできたただれや皮膚の変色、じくじくと滲出液が出る創…。それは、**慢性的な静脈うっ滞によって起こる「静脈性下腿潰瘍」**かもしれません。 ✅ 再発を防ぐ!静脈性潰瘍の予防ポイント 🚶♂️1. 長時間の立位や下肢下垂を避ける...
7月9日読了時間: 3分


パーキンソン病を科学する42~パーキンソニズムをきたす「パーキンソン+症候群」とは?
「パーキンソン症候群」とは、手のふるえ・動作緩慢・筋固縮・姿勢反射障害など、 パーキンソン病に似た症状を呈する状態 の総称です。 その中でも、**「パーキンソン+(プラス)症候群」**と呼ばれる病気群は、 パーキンソン病とは異なる神経変性疾患...
7月9日読了時間: 2分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する28~足を守るためにできること──下肢潰瘍の予防と治療・ケアの実践ポイント
下肢潰瘍(足の潰瘍)**は、糖尿病・動脈硬化・静脈うっ滞など、基礎疾患に伴って発生・進行することが多く、再発や重症化、最悪の場合は切断に至ることもあります。 潰瘍の 発生を防ぐための予防策 と、 発症後の治療・ケアの注意点 を正しく知ることが、足を守る第一歩です。 ✅...
7月8日読了時間: 3分


パーキンソン病を科学する41~DATスキャンは正常?それでも“パーキンソン病”と診断された方へ 〜SWEDDsという概念〜
パーキンソン病と診断されたにもかかわらず、 DATスキャンでは異常が見られない ケースがあります。 このような患者群は、専門的には SWEDDs(Scans Without Evidence of Dopaminergic...
7月8日読了時間: 2分


CVポート管理で大切なこと 〜がん患者さんの在宅医療において〜
CVポート管理で大切なこと 〜がん患者さんの在宅医療において〜がん患者さんをはじめ、経口摂取が困難な方の在宅療養では、**CVポート(中心静脈ポート)**を管理する場面がよくあります。このCVポートの管理において最も重要なことは、 合併症の予防 です。...
7月7日読了時間: 2分
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