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逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療

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頭痛を科学する14~
CGRP抗体薬は「誰が使える?」― 対象・進め方・費用 エムガルティなどの注射の予防薬。 使うには条件があり、専門的な判断が必要です。 #片頭痛#CGRP#抗体薬#片頭痛予防#費用#頭痛でお悩みの方へ 「誰にでも」ではなく「向いている人に」 CGRP抗体薬(エムガルティなど)は、これまでの治療で十分によくならなかった方などが対象です。 効果が期待できる一方で高価な新しい薬のため、使う条件が決められています。 使える人の「条件」 ※ 「初めての受診では対象外」なのは、これまでの治療の実績(効かなかった等)が使用の条件になっているためです。 始めてからの進め方 費用のこと 副作用・安全性 在宅医療の現場から 「自分はこの新しい治療の対象になるの?」――そんな疑問も、まずはご相談ください。 さくら在宅クリニックでは、ご自宅で頭痛の状況や記録を一緒に確認し、二次性頭痛の除外や適応の見極め、専門医への橋渡し、そして治療開始後のフォローまでお手伝いします。 通院がむずかしい方でも、新しい予防治療への道すじを一緒に考えます。 さくら在宅クリニック神奈川県・逗子
8月7日読了時間: 1分


頭痛を科学する13~CGRPの「注射の予防薬(抗体薬)」を知る
CGRPの「注射の予防薬(抗体薬)」を知る 難治の片頭痛にも希望となる、予防の注射薬。 種類と、その違いをやさしくご紹介します。 #片頭痛#CGRP#抗体薬#片頭痛予防#自己注射#頭痛でお悩みの方へ CGRP抗体薬とは(おさらい) 片頭痛の「痛みの主役」CGRPやその受け皿をねらう注射の予防薬です。 効果が長く続くので月1回などの投与ですみ、 とくに難治の慢性片頭痛の方にとって大きな助けになります。どれも研究で有効性が示され、安全性にも大きな問題はないとされています。 日本で使える3つの注射薬 ※ 海外には点滴(静脈注射)でおよそ3か月に1回のタイプもあります。 「ねらう場所」で2グループ どちらのタイプも、片頭痛の予防に効果があることが示されています。 🏠 自宅で「自己注射」できるものも 皮下注射タイプは、ペン型などでご自宅で自分で打てるものがあります。通院の負担が減るのが利点です。使い方は、医師や看護師がていねいに指導しますので、初めてでも安心して始められます。 どんな方に向いている? 🎯 とくに、これまでの予防薬(2種類以上)で効果が出
8月6日読了時間: 2分


頭痛を科学する12~片頭痛治療の「希望の新星」CGRP
片頭痛治療の「希望の新星」CGRP 片頭痛の「痛みの主役」をねらい撃ちする、新しいお薬のお話です。 #片頭痛#CGRP#片頭痛予防#抗体薬#ゲパント#頭痛でお悩みの方へ CGRP(シージーアールピー)って何? CGRPは、私たちの体内にある物質のひとつ。長年の研究で、片頭痛の「痛みの主役」であることがわかってきました。 CGRPは、顔の感覚をつかさどる三叉神経などから放出され、血管を広げ、痛みの信号を伝えます。 片頭痛の発作中にはこのCGRPが増えることもわかっています。 そこで「CGRPのはたらきをおさえれば、片頭痛を防げるのでは?」という発想から、CGRPをねらい撃ちする薬が生まれました。これが近年の片頭痛治療で最大の話題です。 CGRPをねらう薬は「2タイプ」 抗体薬は「予防」の新しい柱 CGRP抗体の注射薬は、月に1回などの投与で効果が続くため、発作を止める薬ではなく「発作を減らす予防薬」として位置づけられています。 日本頭痛学会も2025年に、CGRP関連の抗体薬を予防の第一選択に含めてよいとしました。 従来の予防薬が効かなかった方にも
8月5日読了時間: 2分


頭痛を科学する11~片頭痛の予防薬は 「あなたに合わせて」選びます
片頭痛の予防薬は「あなたに合わせて」選びます 従来の予防薬には5つのタイプがあります。 持病や体質に合わせて選ぶのがポイントです。 #片頭痛#片頭痛予防#予防薬#薬の選び方#頭痛#頭痛でお悩みの方へ 予防薬は「1種類」ではありません 片頭痛の予防薬は1つではなく、もともと血圧・てんかん・気分の薬などを応用した5つのタイプがあります。 どれを選ぶかは、その方の持病や体質に合わせて決めます。 ※ 下の緑バッジは、研究の裏づけの強さの目安です(A=複数の研究で一致した結果/B=研究はあるが不完全)。 ※ この記事では、安全のため具体的な服用量は記載していません。用量・飲み方は必ず医師の指示に従ってください。なお、近年は片頭痛に直接はたらく新しい予防薬(CGRP関連薬)も選べるようになっています。 在宅医療の現場から ご高齢の方は、血圧やその他の持病、ふだん飲んでいるお薬との兼ね合いで、選べる予防薬が変わってきます。 さくら在宅クリニックでは、ご自宅で全身の状態やお薬をふまえて、その方に無理のない予防薬選びをお手伝いし、必要に応じて専門医へおつなぎします
8月4日読了時間: 2分


頭痛を科学する10~片頭痛の「予防」、 いつ始める?どう進める?
発作のたびに薬でしのぐだけでなく、 「発作そのものを減らす」治療という選択肢があります。 #片頭痛#片頭痛予防#予防療法#CGRP#頭痛#頭痛でお悩みの方へ 予防を考える「サイン」 発作のときの薬(急性期治療)だけでは、生活のつらさが十分にとれないことがあります。 そんなときは、発作そのものを減らす「予防療法」の出番です。 予防の進め方 ―「少なく・ゆっくり・じっくり」 薬は「その人に合わせて」選びます 予防薬には、血圧・てんかん・気分の薬などを応用したものがあり、併存する病気に合わせて選びます。 ※ だからこそ、ふだんの持病やお薬を医師に伝えることが、良い予防薬選びにつながります。 予防の「新しい時代」=CGRP関連薬 予防療法は「頭痛と一生つき合うしかない」という状況を変えられる可能性があります。 発作の回数が減れば、急性期薬の使いすぎ(薬物乱用頭痛)を防ぐことにもつながり、好循環が生まれます。 ⚠ 大切な注意 予防薬もすべて処方薬です。効果の判定には数か月かかるため、自己判断で急にやめたり量を変えたりしないでください。...
8月3日読了時間: 2分


頭痛を科学する9~トリプタンは「いつ飲むか」が大事 ― 片頭痛のベストタイミング
トリプタンは「いつ飲むか」が大事― 片頭痛のベストタイミング 同じ薬でも、飲むタイミングで効き方が大きく変わります。 「早すぎ」も「遅すぎ」も避けるのがコツです。 #片頭痛#トリプタン#服用タイミング#アロディニア#頭痛#頭痛でお悩みの方へ 効かせる「窓」は、意外とせまい トリプタンにはよく効くタイミングの「窓」があります。 目安は発作が始まってから約1時間以内。 痛みが軽いうちに飲むと軽くすみ、ひどくなってからでは効きにくくなります。 早めに飲めば痛みは軽くおさまり、ひどくなってから飲むと高止まりして効きにくくなります。 「早すぎ」も「遅すぎ」もNG 「今が片頭痛」と見分けるヒント 飲みどきの判断には、動いたときの変化が手がかりになります。 なぜ遅いと効かない?=「アロディニア」 片頭痛が進むと、脳・神経が痛みに過敏になる「中枢感作」が起こり、 ふだんは痛くないような刺激でも痛く感じるアロディニア(異痛症)が現れます。片頭痛の約75%にみられます。 アロディニアが出てからでは、トリプタンの効きが大きく落ちることがわかっています。 ⚠ 「早め」と
8月2日読了時間: 2分


頭痛を科学する8~血管を収縮させない片頭痛薬「レイボー(ラスミジタン)」とは
血管を収縮させない片頭痛薬「レイボー(ラスミジタン)」とは トリプタンが使いにくい方にも―― 片頭痛の発作をおさえる、新しいタイプのお薬です。 #片頭痛#レイボー#ラスミジタン#急性期治療#心血管疾患#頭痛でお悩みの方へ トリプタンと、どう違うの? 片頭痛の発作を止める代表薬「トリプタン」は、よく効く一方で血管を収縮させる作用があり、 心臓や血管の病気がある方には使えないことがあります。 レイボー(ラスミジタン)は、その弱点を補う新しいお薬です。 こんな方に向いています 知っておきたいこと レイボーも処方薬です。合う・合わないは人それぞれで、眠気の出方にも個人差があります。 また、急性期の薬はどれも使いすぎると「薬物乱用頭痛」を招くことがあるため、飲む回数は医師と確認しながら使いましょう。 在宅医療の現場から ご高齢の方や心臓・血管に持病のある方では、「頭痛はつらいけれど、トリプタンは使いにくい」というケースが少なくありませんでした。 血管を収縮させないレイボーのような薬の登場で、そうした方にも合う選択肢が広がっています。...
8月1日読了時間: 2分


頭痛を科学する7~片頭痛の「治療」は、ここまで進化しました
片頭痛の「治療」は、ここまで進化しました 発作を「止める」薬と、発作を「減らす」薬。 いまの片頭痛治療の全体像をやさしく整理します。 #片頭痛#片頭痛治療#トリプタン#CGRP#片頭痛予防#頭痛#頭痛でお悩みの方へ 治療には「2つの柱」があります 片頭痛の治療は、大きく急性期治療(発作のときに痛みを止める)と 予防療法(発作そのものを減らす)の2本立て。 それぞれに「一般的な薬」と「片頭痛にねらいを定めた薬」があります。 全体像を「4つのマス」で タイプごとの効き方は、消火にたとえるとイメージしやすいと、書籍でも紹介されています。 発作を止める薬(急性期治療) 発作を減らす薬(予防療法) 発作の回数が多い、急性期の薬を使う日が増えてきた――そんなときは予防を考えます。 従来は、血圧・てんかん・気分の薬などを応用した予防薬(=エンジンブレーキのように、じわっと効く)が中心でした。 近年は、片頭痛の仕組みに直接はたらくCGRP関連薬が登場しました。 月1回などの注射薬(エムガルティなど)に加え、2025〜2026年には飲み薬のタイプ(ゲパント)も使え
7月31日読了時間: 3分


頭痛を科学する6~片頭痛の「前兆(アウラ)」ってなに?
片頭痛の「前兆(アウラ)」ってなに? 頭痛が始まる前に、視野にキラキラ・ギザギザした光が見える―― この不思議な現象が「前兆(アウラ)」です。 #片頭痛#前兆#アウラ#閃輝暗点#視覚異常#頭痛#頭痛でお悩みの方へ 頭痛の前に「見える」不思議な光 かつて医師国家試験に、作家・芥川龍之介が晩年の作品でつづった体験―― 視野の中で半透明の歯車のようなものが回りながら広がり、しばらくして消えると頭痛が始まる――を題材に、 「この症状は何の病気か」を問う問題が出されたことがあります。答えは片頭痛。 それほど、この前兆は片頭痛らしい特徴なのです。 「閃輝暗点(せんきあんてん)」の広がり方 典型的な視覚の前兆は、キラキラ光る点・線・ギザギザが少しずつ広がり、そのあとに見えにくい部分(暗点)が残ります。これを閃輝暗点といいます。 イメージ図:中心を見つめていると、ギザギザ光る弧が数分〜20分ほどかけて外側へ広がっていきます 知っておきたい前兆のこと 高齢になると「前兆だけ」になることも 片頭痛の痛みは50歳を過ぎると減っていく一方で、視覚の前兆は年をとっても減り
7月30日読了時間: 2分


頭痛を科学する4~その頭痛、動くとどうなる?片頭痛と緊張型頭痛の見分け方
その頭痛、動くとどうなる?片頭痛と緊張型頭痛の見分け方 「体を動かすと悪化するか、楽になるか」で、 頭痛のタイプを見分けるヒントになります。 #片頭痛#緊張型頭痛#頭痛の見分け方#動作過敏#頭痛#頭痛でお悩みの方へ 「動くと悪化」か「動くと楽」か 片頭痛は、脳と血管が敏感になり、頭の中に痛みを感じやすい状態(痛覚過敏)が生じています。 そのため体を動かすと痛みがひどくなるのが特徴です(動作過敏)。 一方の緊張型頭痛は、むしろ体を動かすと少し楽になることが多いのです。 おうちでできる「動作テスト」 次のような動作で頭痛が誘発・悪化するなら、片頭痛の可能性が高いと考えられます。 これらはタイプの見分けのほか、お薬(トリプタンなど)を飲むタイミングの目安にも役立ちます。 ただしトリプタンは処方薬です。使い方は必ず医師にご相談ください。 「ズキズキしない片頭痛」もあります 片頭痛というと「ズキンズキンと脈打つ痛み」のイメージが強いですが、 実際に拍動性の痛みが出るのは片頭痛のおよそ半分。 国際頭痛分類(ICHD-3)でも、拍動性でなくても片頭痛と診断して
7月28日読了時間: 2分


頭痛を科学する3~その「緊張型頭痛」、じつは片頭痛かもしれません
その「緊張型頭痛」、じつは片頭痛かもしれません 片頭痛と緊張型頭痛は「地続き」だと考える、 「機能性頭痛一元論」という見方をご紹介します。 #片頭痛#緊張型頭痛#機能性頭痛一元論#仮面片頭痛#トリプタン#頭痛でお悩みの方へ 片頭痛と緊張型頭痛は、別もの? 片頭痛のある方は、「ズキンズキンする強い頭痛」だけでなく、「軽い締めつけられるような頭痛」も経験します。 後者は一見緊張型頭痛のように見えますが―― 実はそれが「軽い片頭痛(small migraine)」であることがある、という考え方があります。 これを「機能性頭痛一元論」と呼びます。 片頭痛の中に「軽い片頭痛」が含まれ、症状だけ見ると緊張型頭痛のように見える。一方で、本当の緊張型頭痛は別に存在する。 天気にたとえると、わかりやすい 片頭痛と緊張型頭痛の関係は、お天気にたとえると腑に落ちます。 雨(片頭痛)は、曇り空(緊張型頭痛のような状態)から降り出します。つまり、片頭痛の前ぶれとして、緊張型頭痛のような頭痛が先に現れることがあるのです。 雨の降り方がさまざまなように、片頭痛の出方も人それぞ
7月27日読了時間: 2分


頭痛を科学する1~片頭痛の診断をやさしく解説
#片頭痛#頭痛診療#三叉神経血管説#CGRP#ICHD-3#緊張型頭痛#神経内科#在宅医療#さくら在宅クリニック Prologue 頭痛診療にかかわる医師は、片頭痛の診断に熟達してほしい。「片頭痛の診断は易しいよ、血管性頭痛だから頭がズキズキする頭痛、緊張型頭痛は筋肉の緊張だから肩こり頭痛」という簡単な図式では、片頭痛の8割を見逃してしまう。 これだけ医学が進んだ今でも、片頭痛の診断は「問診がすべて」である。つまり診断の決定的マーカーがなく、国際頭痛分類第3版(ICHD-3)による診断基準に基づいて診断するしかない。Virtualな疾患である片頭痛を的確に診断するには、それなりのskillを必要とする。 片頭痛とは 片頭痛の疾患概念 「片頭痛」と言っても4割は両側性であり、片頭痛という病名からして誤解を招きやすいものです。 そもそも片頭痛の認識は、Galenus(130-201?)のhemicraniaから始まりました。それが次のように変遷しています。 hemicrania⇒emicrania⇒micrania⇒migraine 「偏頭痛」では
7月22日読了時間: 4分


来年度より頭痛外来開始いたします:難治性頭痛への新たなアプローチ~蝶口蓋神経節(SPG)ブロックとは?
頭痛診療は年々進歩していますが、 急性期の強い痛みへの即効性のある治療 となると、選択肢は意外と限られています。 特に、 群発頭痛 三叉自律神経性頭痛(TAC) 自律神経症状(流涙・鼻閉)を伴う片頭痛 では、薬物療法だけでは効果が不十分になりやすく、患者さんが「どうすればこの痛みから解放されるのか」と深刻な苦しみに直面します。 そこで注目されているのが、 「蝶口蓋神経節ブロック(SPGブロック)」 です。 ■ SPGブロックとは? 蝶口蓋神経節(SPG:Sphenopalatine Ganglion)は、鼻腔深部の翼口蓋窩に位置し、 三叉神経(痛み) 副交感神経(血管拡張・涙腺・鼻腺) 交感神経 が交差する重要部位です。 つまり、**頭痛と自律神経症状の“中枢ハブ”**となる場所であり、ここを局所麻酔で遮断することで、 強い眼窩痛 鼻閉 流涙 動悸・顔面の血管拡張 などを同時に改善できます。 ■ 適応疾患(医療従事者向け) ◎ 第一選択級 群発頭痛(急性期治療として強く推奨) ◎ 高い有効性が報告される疾患 片頭痛(急性期/難治例) 三叉自律神経
2025年11月23日読了時間: 3分
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