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看護師さんによる在宅医療におけるエコーを科学する30

1 日前
読了時間: 2分

~PICC挿入における静脈選択と穿刺アプローチ~

PICC(末梢挿入型中心静脈カテーテル)の挿入では、適切な静脈の選択・穿刺部位の決定・エコー下穿刺が成功の鍵になります。今回は「エコーでの評価と判断のポイント」をまとめます。

1. 適切な静脈・穿刺部位の選択
1. 適切な静脈・穿刺部位の選択

血管走行は人それぞれ

  • 上腕の尺側皮静脈はPICCに適した血管とされます。

  • しかし実際には血管走行には個人差が大きく、「肘から○cm」といった定型的な基準はありません。

  • 穿刺前に必ずエコーで走行を確認し、その人に合ったルートを見極める必要があります。

動脈・神経叢を避ける

  • 上腕の動脈や神経叢は、エコーで「ミッキーマウスサイン(中央が動脈、両脇が静脈)」として観察できます。

  • 誤穿刺を防ぐため、動脈・神経叢から離れた部位を選択しましょう。

2. 理想的な穿刺部位の探し方

  • 肘正中皮静脈と尺側皮静脈の合流点をまず確認する

  • 尺側皮静脈をスキャンで追い、上腕静脈との合流を確認

  • その末梢側を穿刺ポイントとする

    3. エコー下穿刺の実際
    3. エコー下穿刺の実際

    高度バリアプレコーション

    • 感染予防のために、滅菌手袋・滅菌ガウン・プローブカバー・滅菌野を準備

    • 中心静脈カテーテルと同様の管理が必要です

    リアルタイム法

    • エコーで血管を描出しながら、その場で針を進める「リアルタイム法」が標準

    • 触診に頼らず、画面を見ながら針をコントロールするため、従来の穿刺とは異なる技術が必要です

    針先の確認

    • 短軸像では、針先は高エコースポットとして描出されます

    • 針が血管内に入っていることを画像で確認しつつ、慎重に進めることが重要です

    まとめ

    PICC挿入では、

    • 血管走行の個人差を前提にエコーでルートを確認する

    • 動脈・神経叢から遠い部位を選ぶ

    • リアルタイム法で針先を確認しながら穿刺する

    これらを徹底することで、安全かつ確実なカテーテル挿入が可能になります。

    🔗 関連動画:さくら在宅チャンネル(YouTube)

    #PICC #エコー #カテーテル留置 #中心静脈カテーテル #特定行為 #看護師技術 #安全な穿刺


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