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逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療

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看護師さんによる在宅医療におけるエコーを科学する22~末梢静脈カテーテルの留置・管理で求められること
末梢静脈カテーテルとは 末梢静脈カテーテル(Peripheral Intravenous Catheter:PIVC)の留置は、看護師が日常的に行う医療行為の一つです。しかし、これは決して簡単な処置ではなく、 患者への苦痛を最小限に抑えつつ、安全に実施するための高い技術力...
4 日前読了時間: 2分


看護師さんによる在宅医療におけるエコーを科学する21~カラードプラエコーによる褥瘡部の血流評価とデブリードマンの活用
褥瘡の治療において、壊死組織を除去する「デブリードマン」は重要な処置の一つです。特に シャープデブリードマン は鋭利な器具を用いるため、不要な出血を避ける工夫が求められます。ここで有用なのが カラードプラエコーによる血流評価 です。 ① 不要な出血を避けるために...
5 日前読了時間: 2分


看護師さんによる在宅医療におけるエコーを科学する20
実際の観察 初回のエコーでは、 褥瘡部を中心に広範囲を観察 し、異常所見の有無を確認します。異常所見を認めた場合には、その位置をシェーマや写真に記録し、 縦断走査・横断走査で静止画と動画 を残します。動画は後から解析できるように、 ゆっくり撮影 するのがポイントです。...
6 日前読了時間: 2分


看護師さんによる在宅医療におけるエコーを科学する19~エコーを用いた褥瘡観察・評価の手順
褥瘡の評価において、エコー検査は 表面からではわからない内部情報を得るための有効な方法 です。ここでは、褥瘡部を観察・評価する手順と実際の注意点を整理します(図3) 。 Step1:観察目的の明確化 エコー検査の目的は大きく2つに分けられます。 初回重症度評価...
7 日前読了時間: 2分


看護師さんによる在宅医療におけるエコーを科学する18~褥瘡(じょくそう)の内部評価におけるエコーの役割
褥瘡の観察は、これまで視診や触診が中心でした。しかし、表面からでは深部の状態を正確に把握できないことも多くあります。エコー(超音波検査)を用いることで、以下のような内部構造を可視化でき、褥瘡評価の精度が高まります。 深部組織損傷(DTI) 皮下ポケット...
8月17日読了時間: 2分


看護師さんによる在宅医療におけるエコーを科学する17~超音波でみる便秘評価 〜結腸・直腸の糞便貯留の見極め〜
便秘の評価に超音波を用いると、直腸診のように患者さんへ負担をかけずに、糞便の状態を把握することができます。今回は「結腸」と「直腸」における糞便の貯留と、そのケアの考え方について整理します。 結腸に糞便が貯留しているとき 結腸に過剰な糞便が貯まると、内容物で腸管が膨らみ、さら...
8月16日読了時間: 2分


看護師さんによる在宅医療におけるエコーを科学する16~【便秘ケアに役立つ】直腸のエコー観察法と描出のコツ
便秘のアセスメントにおいて、直腸内の便の有無や性状を正確に評価することは非常に重要です。従来の直腸診は不快感や羞恥心のリスクも伴いますが、 エコー(超音波)検査 なら 非侵襲的に直腸の状態を可視化 することができます。 直腸を“見える化”する基本構造とプローブの位置...
8月8日読了時間: 3分


看護師さんによる在宅医療におけるエコーを科学する16~【便秘の評価】結腸・直腸をエコーで観察するためのポイント
便秘を正確に評価するには、糞便の「貯留部位」「量」「性状」まで把握することが重要です。そこで有効なのが、 超音波(エコー)を用いた結腸・直腸の観察 です。この記事では、解剖的知識を踏まえた描出法や画像の見方について、現場で役立つポイントをまとめました。...
8月7日読了時間: 3分


看護師さんによる在宅医療におけるエコーを科学する16~【便秘ケアの新常識】超音波(エコー)で「見える化」する排便評価
便秘は多くの患者にとって身近な問題ですが、適切な評価がなければ「見逃し」や「誤ったケア」によるリスクも存在します。今回は、 エコーを活用した便秘評価 について解説します。 なぜ便秘評価に“エコー”が必要なのか? 便秘は排便回数だけで判断してはいけません。たとえば──...
8月6日読了時間: 3分


看護師さんによる在宅医療におけるエコーを科学する15~食事中の誤嚥や咽頭残留を「見える化」する ― エコーでの嚥下観察の手技と対処法 ―
はじめに 嚥下障害のケアでは、「誤嚥」や「咽頭残留」を的確に捉えることが非常に重要です。近年、**エコー(超音波)**を用いた嚥下観察が注目されており、ベッドサイドでも簡便に実施できる非侵襲的な評価手段として普及しつつあります。この記事では、エコーによる嚥下観察の基本的な手...
8月5日読了時間: 3分


看護師さんによる在宅医療におけるエコーを科学する13~食べる力を支える医療:摂食嚥下障害とその評価、そしてエコーの可能性
「食べること」は、私たちの命を支える営みであり、日々の喜びのひとつでもあります。しかし、年齢や病気などにより、その営みが困難になる方もいらっしゃいます。今回は、 摂食嚥下障害(えんげしょうがい)について、その評価法や最近注目されているエコー(超音波)による観察...
8月3日読了時間: 3分


看護師さんによる在宅医療におけるエコーを科学する⑧~エコーの基礎知識:撮影の手順とポイント
はじめに エコー(超音波)検査は、非侵襲的かつリアルタイムに体内を観察できる重要な手段です。今回は、エコー検査を安全かつ正確に行うための基本的な撮影手順を紹介します。 1. 機器の準備 ● 使用機器の種類 エコー装置には以下のタイプがあります: 据置型...
7月28日読了時間: 3分


看護師さんによる在宅医療におけるエコーを科学する⑥~カラードプラ法の画像の読み方|血流の“色”から疾患を読み解く
◆ カラードプラ法とは? カラードプラ法とは、超音波(エコー)を用いて 血流の向きと速度 を リアルタイムで色分け表示 する方法です。図1のように、 赤色 :プローブ(探触子)に 近づいてくる血流 青色 :プローブから 離れていく血流 として表示されます。 ❗️ 注意点...
7月26日読了時間: 2分


看護師さんによる在宅医療におけるエコーを科学する④~超音波(エコー)の見え方を決める3つの要素
超音波画像(エコー)は、身体の内部構造を“音の反射”で描き出す検査です。その「見え方」=画像の明瞭さや境界の強さは、主に以下の3つの物理的特性により決まります。 ① 音速(Sound Velocity) 音速とは、 1秒間に音が進む距離 です。空気中では約340...
7月14日読了時間: 2分
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