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逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療

神奈川県逗子市桜山2-2-54
TEL 046-874-9475
FAX 050-3145-2736
平日9時~17時
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認知症のBPSDに対する薬物療法の実践~認知症の行動・心理症状に対する薬物療法
施設入居時などに、環境が変わったことが契機となり、認知症の行動・心理症状(BPSD)がひどくなり、昼夜問わず暴れて手がつけられなくなる方がいます。当院では、施設の窓から飛び出してしまった方、介護者の首を絞めた方、ドアを蹴ったり椅子を投げたりした方を経験しています。...
3月3日読了時間: 3分
プレタールという薬~誤嚥性肺炎、認知症予防への期待
プレタールという薬は本邦から開発された抗血小板剤であり、この薬の第三相試験(その薬が本当に効果あるか、悪いことが起きないか実際の臨床で使用する試験です)において私もデータ処理などで関わった経験あり思い入れある薬です。その効果は、シロスタゾール(プレタール®)は抗血小板薬で、...
3月2日読了時間: 2分
在宅医療において患者さんが不穏・せん妄になったら
せん妄に関して薬物治療は、簡単ですが安易かつ患者さんの為にならない治療です。 脳外科医として働いていた頃に、クモ膜下出血で救命した患者さんがいました。 60歳代の患者さんで比較的若く自分で食事も食べれるし、自排尿なども自立しておりリハビリ病棟でリハビリ行った後に自宅退院とな...
2月28日読了時間: 2分


在宅医療における慢性心不全の終末期医療
以前の経験した患者さんです。 90代の男性で5年前に心筋梗塞を患いカテーテルの治療受けましたが、左心機能不全にて治療抵抗性の慢性心不全でしたが、ご自宅で生活させていました。その後発熱に伴う意識障害、体動困難にて入院となり高齢の奥様に説明し急変時は無理な延命治療しないという意...
2月27日読了時間: 2分
高齢者の腰痛と圧迫骨折~高齢者の腰痛に関する注意点
加齢に伴い腰痛は、かなりの頻度で生じます。腰痛に関する話を始めると終わりなき世界となるため、ここでは脊椎圧迫骨折についてお話しさせて下さい。 脊椎圧迫骨折は高齢者によくおこる骨折の一つです。診断に関しては、病歴が重要です。 ①受傷機転脊椎圧迫骨折は典型的には...
2月22日読了時間: 4分


高齢者の安全な薬物療法: NSAIDsのリスクと注意点
年をとると色々な箇所が痛くなります。腰痛などは、大なり小なりあると考えます。こうした際に痛み止めをどうするか。NSAIDsと呼ばれる痛み止めには胃潰瘍などを生じさせるリスクあり胃薬が必要です。痛み止めのロキソニンは切れ味は良いですが、その分副作用が強くでる印象があり、高齢者...
2月21日読了時間: 2分


ポリファーマシーの功罪~薬は少なければ少ないほど良い
ガスター等のH2ブロッカーを長期間使用することで、高齢者の認知機能が低下するリスクが報告されています。これは中枢神経にもH2受容体存在することが、その理由です。ただし、こうした薬剤は脳内への移行はしにくいのですが、腎機能障害などにより排泄が遅延することにより(ガスターは腎排...
2月20日読了時間: 1分


高齢者不眠に対する考察~高齢者の夜は長い
ご高齢の患者さんの悩みの一つに眠れないというのがあります。 高齢者の不眠は生理的変化の一つで、実際に寝ている時間は加齢とともに短くなり、高齢者では6時間以下と言われています。 高齢者は熟眠感を得られる徐波睡眠の時間が短くなり、また中途覚醒時間が長くなります。...
2月17日読了時間: 3分


在宅医療の未来を拓くAIコミュニケーション#GPT4
LINEにGPT4搭載させてみました(*患者様専用QRにて提示のQRは読み込めない形に編集しおります)。 仮説・目的は、患者さんとのコミュニケーションをAIにてより深くできるか?であり、目的は患者さんとのコミュニケーションの更なる深化です。 ...
2月16日読了時間: 2分
認知症予防と運動の重要性に関する新しい知見
前回運動による認知症予防効果について触れたのですが、逆の研究結果がBMJ. 2017 Jun 22;357に掲載されています。 内容は認知症を発症した患者とそれ以外の参加者の間で、追跡期間中の1週間あたりの総運動時間、低強度の運動をした時間、中~高強度の運動をした時間を比較...
2月15日読了時間: 2分


認知症予防に効果的なウォーキングの新事実!#認知症リスク低下
アルツハイマー型 認知症治療薬 「アデュヘルム」のニュースが駆け巡りましたが、治療効果、治療適応、費用などまだまだ夢の薬でないというのが実感です。自身、年齢と認知機能のギャップのある方には、個人的によく3つの質問を20年近くしています。それは職業、食の指向、そして運動習慣で...
2月14日読了時間: 2分


ヒートショックの危険性に警鐘!在宅医療の入浴基準とは? #ヒートショック現象
日本家屋は非常に寒い。木造家屋が多いためお風呂やトイレなど肌が露出する場所での気温が非常に低い場合が多い。元野球監督であり評論家である野村克也さんがお風呂場で亡くなっているのが見つかったなども記憶に新しいところです。推定でヒートショックで亡くなる患者さんは年間1万9千人と推...
2月13日読了時間: 2分


高齢者が食べれなくなったら~在宅医療で最も重要なこと
在宅医療をするには介護保険に精通しておかなければなりません。在宅医療の患者さんは基本的に外来に通うことが難しい患者さんです。なので、当然ベッドでの生活が多くなります。ここで、当然のようにベッドと書きましたが、畳の上に布団を敷いて寝起きするよりベッドの方が断然楽です。ここで「...
2月11日読了時間: 2分


高齢者が食べれなくなったら~在宅医療で最も重要なこと
老衰の末期や末期がんなどで食べられなくなった患者さんを自宅で診ている場合に食べれなくなったら何もしないという選択があります。但し、こうした選択が中々踏み切れない場合があります。やはり何もしないという選択は心情的に選択しにくいものです。そうした場合、皮下点滴が有用です。皮下点...
2月10日読了時間: 2分
リハビリテーションの新たな可能性:起立-着席運動の効果とは? #リハビリ #症例紹介
新版 間違いだらけのリハビリテーション 「起立-着席運動」のすすめ | 三好 正堂 |本 | 通販 | Amazon リハビリは30年前と比べて治療成績が悪くなっているとのことです。 筆者はその理由は、額に汗する地道な治療が少なくなってきたためではないかと言います。私自身も...
2月6日読了時間: 2分


PPIの危険性と治療知識
高齢の患者さんはポリファーマシーと呼ばれ沢山の薬を飲んでます。日本人は病院が好きであり、薬が好きです。そして患者さんが飲んでいる薬の代表として胃薬があります。その一つプロトンポンプ阻害薬(PPI)は胃酸の分泌を抑える胃薬です。...
2月4日読了時間: 2分
高齢者の褥瘡対策に革新的手法!湿潤療法の効果とは? #在宅医療 #褥瘡
高齢者の在宅医療において褥瘡というのは大きな問題となります。自身で身体の向きを変えられない+栄養状態の不良により皮膚が腐る(医学的には少し不適切ですが、一般の方の理解の為にあえて、こう表現します)。こうした褥瘡含めた傷に対して以前は消毒とガーゼでした。私も研修医の頃の至上命...
2月3日読了時間: 2分


在宅医療での痙縮治療~痙性麻痺にボトックス治療が効きます
「ボトックス」 とは、ボツリヌス菌から抽出した 神経毒 です。 神経筋伝達阻害により筋肉を弛緩させる作用があるので、ボツリヌス菌の食中毒になったら怖いですが、 「毒は薬なり」 。狙った筋肉に適正量を注射することで、ガチガチに痙縮した筋肉を和らげることができるのです。上肢の治...
2月2日読了時間: 2分


人生の最期が看取り難民とならないために
現在の日本における「人生の最期」の迎える場所として、実際には病院で臨終を迎える事例が80%、自宅で迎えるケースは12~3%という割合です。 信頼できる統計では1951年は在宅死が82.5%、病院死が17.5%です。 もちろん、現在の死因として癌などの疾患が増え集学的医療の延...
1月31日読了時間: 2分


認知症治療の最新動向: レキサルティの適応症追加
2024/9/24 レキサルティに、「アルツハイマー型認知症に伴う焦燥感、易刺激性、興奮に起因する、過活動又は攻撃的言動」の適応症が追加になりました。 当院でレキサルティが著効した症例を提示します。 90代女性。施設入居中。午後から精神状態の悪化がみられる。他人の会話が自分...
1月20日読了時間: 2分
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