在宅医療における褥瘡管理を科学する34~半固形化補助食品をやさしく解説「食べやすいゼリー」のつくり方と在宅での使いどころ
- 12 分前
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① 専門家の指導が医療の質を高める

② 半固形化栄養剤は「経管用」から「経口でも」へ

③ 食べやすいゼリーのつくり方
嚥下障害のあるときは、ゼリーにして10時と3時の間食として勧めます。特別な製品を買い足さなくても、手持ちの栄養剤とゼラチンで簡単につくれます。


在宅での栄養状態の整えは難しいので、家族の負担を考えて半消化態栄養剤や蛋白補助食品を使います。
在宅では、栄養価の高い献立を毎食用意すること自体が大きな負担になります。「もっと蛋白質を摂ってください」という指導が、かえってご家族を追い詰めてしまうことも少なくありません。半消化態栄養剤や蛋白補助食品は、手間をかけずに不足分を埋めるための道具として活用できます。
在宅診療の視点から
ゼリー化の一手間は、実は介護者にとって「できることが増える」体験にもなります。食べられなくなっていく家族を前に無力感を抱えているご家族に、「これなら食べてくれた」という手応えが生まれることの意味は小さくありません。訪問時には、栄養量の指示だけでなく具体的なつくり方をメモにして残す——それだけで実行率は大きく変わります。味の好み(甘さ、冷たさ)も遠慮なく調整してよいことを伝えておきましょう。
褥瘡発生者は複合的な疾患を持つことが多く、クリエイティブかつエビデンスに基づいた専門家の指導が医療の質を高めます
半固形化栄養剤は従来は経管栄養用でしたが、最近はおいしく飲めるものも多く、栄養補助食品として経口でも補えます
嚥下障害があるときは、ゼリーにして10時と3時の間食として勧めます
1.5gのゼラチンを少量のお湯で溶かし、80ccの半消化態栄養剤に混ぜると、食べやすいゼリーが簡単につくれます
在宅では栄養状態を整えるのが難しいため、家族の負担を考えて半消化態栄養剤や蛋白補助食品を活用します
本記事は医療・介護職およびご家族向けの一般的な情報提供を目的としたものです。嚥下機能の状態によっては、ゼリーの固さや一口量の調整が必要です。実施の可否については主治医・言語聴覚士・管理栄養士にご相談ください。





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