頭痛を科学する5~頭痛の「分類」は、こうして進化してきました
- 1 日前
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古代ギリシャの時代から現在の国際基準まで。
「頭痛の診断名」の歴史をたどってみましょう。
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なぜ「分類」が大切なの?
かつて頭痛の呼び方や診断は、医師・施設・国によってバラバラでした。 共通の「診断基準」ができたことで、世界中が同じ物差しで診断・治療・研究できるようになったのです。
そのおおもとが、国際頭痛学会(IHS)による国際頭痛分類(ICHD)です。 診断名が統一されると、たとえば引っ越して病院が変わっても、同じ基準で診てもらえます。患者さんにとっても大きな安心につながります。
頭痛分類の歩み
1世紀
Aretaeus の頭痛分類
古代の医師が頭痛を3種類に分類。うち「heterocrania」が現在の片頭痛にあたるとされます。
1962年
Ad Hoc 分類(米国)
初めて合意にもとづく分類が登場。ただし「診断基準」はまだありませんでした。
1988年
国際頭痛分類 初版(ICHD)
歴史上はじめて頭痛の「診断基準」が示された画期的な版。片頭痛の概念が世界で標準化されました。
2004年
第2版(ICHD-II)
トリプタン開発などの進歩を反映。慢性片頭痛や薬の使いすぎによる頭痛の基準づくりが進みました。
2013年
第3版 beta版(ICHD-3β)
次の改訂に向けた準備版。表記がローマ数字から算用数字に整理されました。
2018年
第3版(ICHD-3)現行の標準
現在使われている最新版。国内の「頭痛の診療ガイドライン2021」もこれに準拠しています。
大きく変わった「考え方」



頭痛の略語ミニ辞典


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