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頭痛を科学する35~頭痛は「あなたの言葉」で決まる― 診断の8割は"問診"。上手な伝え方のコツ ―

  • 5 分前
  • 読了時間: 3分

頭痛は「あなたの言葉」で決まる

― 診断の8割は"問診"。上手な伝え方のコツ ―

さくら在宅クリニック

頭痛の多くは、レントゲンや血液検査で"ピタッと"映るわけではありません。だからこそ、あなた自身が語る「いつ・どこが・どんなふうに」が、いちばん大きな診断の手がかりになります。


この記事では、頭痛を上手に伝えるコツを、そのまま使える「問診メモ」つきでご紹介します。

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頭痛は「問診がすべて」といわれる理由

頭痛は、検査で原因がひと目でわかることが多くありません。医師はあなたの話を手がかりに、頭痛の"正体"を組み立てていきます。地道ですが、これがいちばん確かな方法なのです。

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でも、痛みを言葉にするのは難しい

「どんな痛みですか?」と聞かれて、うまく答えられない――それはあなただけではありません。作家のヴァージニア・ウルフも、恋の話なら文豪の言葉を借りてでも語れるのに、いざ自分の頭痛を医者に説明しようとすると言葉が出てこない、という趣旨のことを書き残しています。

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【保存版】頭痛を上手に伝える"問診メモ"

受診の前に、わかる範囲でメモしておくと安心です。全部そろっていなくても大丈夫。言葉にしづらいところは「メモを見せる」だけでも十分伝わります。

全部そろえなくてOK。「わかる範囲のメモ」が、いちばんの手みやげです。
全部そろえなくてOK。「わかる範囲のメモ」が、いちばんの手みやげです。

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豆知識:見え方が変わる頭痛と、頭痛と闘った偉人たち

片頭痛では、痛みの前に「見え方」が変わる前ぶれ(前兆)が出ることがあります。チカチカした光、視野の一部が欠ける、さらにはものの大きさや形がゆがんで見えることも。この不思議な症状は「不思議の国のアリス症候群」と呼ばれることもあります。

頭痛は、昔から多くの人を悩ませてきました。歴史に名を残した人たちも例外ではありません。

頭痛は誰にでも起こる、恥ずかしくないもの。「これくらいで…」と我慢せず、気になったら相談してください。
頭痛は誰にでも起こる、恥ずかしくないもの。「これくらいで…」と我慢せず、気になったら相談してください。

この記事のまとめ

  • 頭痛は検査で映りにくく、あなたの説明がいちばんの診断材料

  • 痛みを言葉にするのは難しくて当たり前。事前のメモが助けになる

  • 「いつ・どこが・どんな痛み・前ぶれ・きっかけ・効いた薬」をメモしておく

  • 見え方が変わる前兆が出ることも。頭痛は誰にでも起こる、我慢しなくていいもの

うまく話せなくても大丈夫。メモを見せるだけでも、診療はぐっと進みます。次回は「小児の頭痛」「女性の頭痛」のデリケートな話題を取り上げます。気になる頭痛は、どうぞお気軽にご相談ください。

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 この記事は、頭痛診療に関する医学書(第10章「頭痛診療の問診」の導入)をもとに、患者さんやご家族向けにやさしく再構成したものです。引用文は原文そのままではなく趣旨を要約しています。気になる症状は自己判断せず、医療機関にご相談ください。


さくら在宅クリニック(神奈川県逗子市)/ 監修:内田賢一


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