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精神疾患を科学する 在宅医療で関わる精神疾患について63~抗不安薬・睡眠薬― 「上手に使って、上手にやめる」ために ―

  • 15 分前
  • 読了時間: 3分

抗不安薬・睡眠薬

― 「上手に使って、上手にやめる」ために ―

さくら在宅クリニック

抗不安薬や睡眠薬は、不安や不眠のつらさをやわらげてくれるとても役立つお薬です。一方で、「クセになる」と心配される薬でもあります。


大事なのは、正しく使い、やめるときは医師と相談してゆっくり減らすこと。この記事で、その理由と安全な付き合い方を整理します。

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多くは「ベンゾジアゼピン系」というグループ

抗不安薬・睡眠薬の多くはベンゾジアゼピン系と呼ばれる仲間です。実はこの2つは"地続き"。抗不安の力が強いものを抗不安薬、眠気の力が強いものを睡眠薬として使い分けています。

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睡眠薬は"世代交代"してきました

睡眠薬は、より安全なものへと移り変わってきています。いま新しく処方されるのは、依存性の少ないタイプが中心です。

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気をつけたい副作用(特に高齢の方)

ベンゾジアゼピン系でよくみられる副作用は次の3つ。特にご高齢の方では夜間の転倒・骨折につながることがあり、慎重に使います。

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「クセになる」ってどういうこと?

「睡眠薬・安定剤はクセになる」といわれるのは、長く高用量で使うと2種類の"依存"が起こりうるからです。これはお薬の性質であって、本人の意志が弱いからではありません。

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【安心】ゆっくり減らせば、こわくない

離脱症状の多くは、医師と相談しながら時間をかけて少しずつ減らすことで防げます。あせらず、階段を下りるように減らしていきます。

この記事のまとめ
この記事のまとめ
  • 抗不安薬・睡眠薬の多くはベンゾジアゼピン系。抗不安寄り・睡眠寄りで使い分ける

  • 睡眠薬はより安全な新しいタイプ(メラトニン/オレキシン受容体)へ移行してきている

  • 眠気・ふらつき・もの忘れに注意。特に高齢の方は転倒・骨折に気をつける

  • 「クセになる」=依存。でも相談してゆっくり減らせば離脱症状は多く防げる。自己判断で急にやめない

お薬は"敵"ではありません。つらい時期を支え、落ち着いたら上手に卒業していくためのもの。減らしたい・不安があるときは、遠慮なくご相談ください。いっしょに計画しましょう。

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 この記事は、精神科のお薬に関する解説(本文+コラム)をもとに、患者さんやご家族向けにやさしく再構成したものです。お薬の効き方・注意点・減らし方には個人差があります。お薬の開始・調整・減量・中止は必ず主治医にご相談ください。


さくら在宅クリニック(神奈川県逗子市)/ 監修:内田賢一


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