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精神疾患を科学する 在宅医療で関わる精神疾患について49~神経発達症(発達障害)〜 ASD と ADHD、その特性と接し方 〜

  • 3 時間前
  • 読了時間: 3分

神経発達症(発達障害)

〜 ASD と ADHD、その特性と接し方 〜

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「発達障害」は、生まれつきの脳の特性によって、コミュニケーションや行動などに得意・不得意の凸凹がある状態です。代表的なのが自閉スペクトラム症(ASD)注意欠如多動症(ADHD)。特性を理解し、環境を整えることで、その人らしい力を発揮しやすくなります。

💡 「障害」から「症」へ 最近は「発達障害」を神経発達症と呼ぶことが増えています。「障害」という言葉が本人やご家族に与える印象に配慮した、より中立的な呼び方です。指すものは同じです。

自閉スペクトラム症ASD

かつて別々に呼ばれていた自閉症やアスペルガー症候群などは、出方に強弱がある“ひと続きの帯(スペクトラム)”としてとらえ、まとめて自閉スペクトラム症と呼ばれるようになりました。有病率は1%程度で、男性に多いとされます。

 

特性が目立ちにくいひと続きの“帯”としてとらえる特性が強く出る

ASD の特性

また、音・光・におい・味・触られることなどに敏感すぎたり、逆に鈍感だったりする「感覚の特性」もよくみられます。「においがきつくて働けない」「音がうるさく感じて集中できない」といった困りごとにつながることもあります。
また、音・光・におい・味・触られることなどに敏感すぎたり、逆に鈍感だったりする「感覚の特性」もよくみられます。「においがきつくて働けない」「音がうるさく感じて集中できない」といった困りごとにつながることもあります。
注意欠如多動症ADHD
注意欠如多動症ADHD

ADHD には、大きく2つの特性があります。集中が続かない・忘れやすい・片づけや段取りが苦手といった不注意と、落ち着かない・順番を待つのが苦手といった多動性・衝動性です。

薬物療法もありますが、基本は行動の工夫です。やることリストを細かく書いて計画どおりに進める/物の置き場所を決めて忘れ物を防ぐ——こうした工夫を積み重ねて、自信とスキルを育てていきます。
薬物療法もありますが、基本は行動の工夫です。やることリストを細かく書いて計画どおりに進める/物の置き場所を決めて忘れ物を防ぐ——こうした工夫を積み重ねて、自信とスキルを育てていきます。

ASD と ADHD、どう違う?

2つの特性のちがい

 

自閉スペクトラム症(ASD)

注意欠如多動症(ADHD)

対人・コミュニケーション

場の空気や気持ちを読むのが苦手

空気は読めることが多い(つい約束を忘れる・口を滑らせる)

中心となる特性

こだわり・変化への弱さ

不注意・多動・衝動性

騒がしい場所が苦手な理由

音の処理が苦手だから

気が散ってしまうから

神経発達症は、社会的な理解や国の支援も年々広がっています。「うちの子は」「自分は」と一人で悩まず、まずは特性を知ることから始めてみてください。在宅療養中の方やご家族についても、生活の中での具体的な工夫や、利用できる支援へのつなぎを一緒に考えていきます。どうぞお気軽にご相談ください。
神経発達症は、社会的な理解や国の支援も年々広がっています。「うちの子は」「自分は」と一人で悩まず、まずは特性を知ることから始めてみてください。在宅療養中の方やご家族についても、生活の中での具体的な工夫や、利用できる支援へのつなぎを一緒に考えていきます。どうぞお気軽にご相談ください。

さくら在宅クリニック(神奈川県逗子市・逗子葉山エリアの在宅医療)


TEL 046-874-9475/FAX 050-3145-2736


※本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。気になる特性や症状は専門機関・主治医にご相談ください。


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