在宅医療における褥瘡管理を科学する9~体圧分散と体位変換をやさしく解説
- 6月26日
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① 体圧とは

体圧分散ケアには体位変換、体圧分散寝具の適切な使用、ポジショニング、体圧の確認があります。

褥瘡は、一定の場所に一定以上の圧力が一定時間以上加わり続けることにより、血流が阻害されて発生します。


④ 体圧分散ケアの予防ポイント



⑥ 体位変換の必要性
人の身体には解剖学的な湾曲があり、凹凸になっているため、マットレスとの接触面積には限りがあります。るいそうの人、脊椎湾曲のある人などはなおさらです。この接触領域に加わる圧を分配し、1点に加わる圧を低くするためにも、体位変換は必要です。
⑦ 圧の再分配とは
人間は、無重力な状態に置かれたりしない限り、圧から自由になることはできません。体位変換をしても、上になった部分の圧は減っても下の部分の圧は増大します。したがって、圧を減じたり除いたりする減圧や除圧は実際には行えないことから、圧の再分配という手法をNPUAPが2007年1月に提言しました。
圧の再分配とは、身体がマットレスから受ける接触圧を、マットレスの次の3つの機能によって分配し、1点に加わる圧を低くすることです。

マットレスカバーに伸縮性がない場合、骨突出部位にハンモック現象が起こります。マットレスの沈む・包む機能が阻害され、接触面積が減少します。



体位変換の方法として、ボディメカニクスの原理に則った手法と、キネステティクの概念の応用があります。
⑩ 体位変換の目的
体位変換の目的は、クッションなどを活用し、運動機能障害を有する人の体圧分散を図ることにあります。具体的には次の7項目があります。




体圧とはベッド表面から体表に加わる圧のことで、骨突起上の体圧分散が褥瘡予防の鍵となる
体圧分散ケアには体位変換・体圧分散寝具の使用・ポジショニング・体圧の確認がある
応力(圧迫・せん断力・摩擦)の強さと時間が褥瘡発生の因子であり、70〜100mmHgが2時間続くと組織損傷の徴候が現れるとされる
体位変換は血流阻害を感知する生体メカニズムの一つだが、寝返りが打てない人には計画的な実施が必要
減圧・除圧は実際には行えないため、NPUAPは2007年に「圧の再分配」という手法を提言した
マットレスカバーに伸縮性がないとハンモック現象が起こり、接触面積が減少して圧が集中する
体位変換にはボディメカニクス(力学的原理)とキネステティク(コミュニケーションを伴う支援)の2つの方法がある
体位変換の目的は安楽な体位の保持、圧迫障害の予防、循環・呼吸機能の維持など7項目に整理される




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