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リウマチを科学する53 体軸性脊椎関節炎の治療

11 分前
読了時間: 2分

体軸性脊椎関節炎の治療

〜同じ薬でも、関節リウマチとは「使い方」がちがう〜

対象:患者さん・ご家族/医療・介護スタッフの皆さん

1治療の目標

体軸性脊椎関節炎が進むと、背骨が固まって動かしにくくなり、日常生活に大きな影響が出ます。治療では背骨や関節の炎症をしっかり抑えて、

ことを目指します。
ことを目指します。

2関節リウマチと比べてみると

使う薬は関節リウマチと共通するものもありますが、使い方や考え方はかなり異なります。

薬

関節リウマチでは

体軸性脊椎関節炎では

NSAIDs(痛み止め)

対症療法(痛みをやわらげるだけ)

第一選択薬。炎症を抑え、強直の進行を防ぐ効果も

従来型抗リウマチ薬(csDMARDs)

治療の土台(メトトレキサートなど)

体軸関節には効果なし。末梢関節炎があればサラゾスルファピリジンに期待

生物学的製剤

効果不十分なときに追加

NSAIDsで不十分なときに。TNF-α阻害薬・IL-17阻害薬

ステロイド

短期間に限って使う

全身投与は行うべきではない(効果が乏しく副作用が大きい)

3薬の進め方

4薬と同じくらい大切なこと
4薬と同じくらい大切なこと
患者さんへ:「痛み止め」も大切な治療薬です
患者さんへ:「痛み止め」も大切な治療薬です

この病気のNSAIDsは、ただの痛み止めではなく炎症を抑える治療薬です。一方で、胃腸や腎臓への影響もあるため、飲み方は主治医の指示どおりに。気になる症状があれば自己判断で増やしたりやめたりせず、ご相談ください。

今回のまとめ

  • 治療の目標は、炎症を抑えて症状を改善し、背骨の強直の進行を防ぐこと

  • 第一選択薬はNSAIDs。効果が不十分なら生物学的製剤(TNF-α阻害薬・IL-17阻害薬)

  • 従来型抗リウマチ薬は体軸関節には効かない(末梢関節炎にはサラゾスルファピリジン)

  • ステロイドの全身投与は行わない。運動・理学療法・禁煙が大切

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※本記事は一般的な医学情報をわかりやすくお伝えするために内容を簡略化しています。用量・用法は記載していません。お薬については必ず主治医・薬剤師にご相談ください。


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