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リウマチを科学する49 リウマチ性多発筋痛症の治療

57 分前
読了時間: 2分

リウマチ性多発筋痛症の治療

〜ステロイドがよく効く。だからこそ「ゴール」を見すえて〜

対象:患者さん・ご家族/医療・介護スタッフの皆さん

1治療の中心はステロイド

PMRの治療の中心はステロイドです。通常は低用量のステロイドで治療を始めます。

治療前はまったく腕が上がらなかったのに、翌日には「バンザイ」ができるようになる──。劇的に改善することも珍しくありません。
治療前はまったく腕が上がらなかったのに、翌日には「バンザイ」ができるようになる──。劇的に改善することも珍しくありません。

2ステロイドが効かないときは、診断を見直す

PMRはステロイドがよく効く病気です。だからこそ、効かないときは「本当にPMRか」を考え直すサインになります。考えるのは次の3つです。

3その後の流れ:減らして、最後はやめることを目指す
3その後の流れ:減らして、最後はやめることを目指す

ただ、同じように減らせば同じように再燃することが予想されます。そこで再燃予防のために抗リウマチ薬の併用を考えます。どの薬がよいか確かなエビデンスはありませんが、臨床では多くの場合メトトレキサートが使われます。

ゴールは「ステロイドフリー」

ステロイドを長く使うと、さまざまな副作用が起こります。抗リウマチ薬も上手に使いながら、すべての方でステロイドの終了(ステロイドフリー)を目指します。

これからの治療

近年、PMRに対するIL-6阻害薬の有効性が報告されています。将来は、ステロイド中心の治療戦略も大きく変わるかもしれません。

4患者さん・ご家族・訪問スタッフの皆さんへ

今回のまとめ
今回のまとめ
  • 初期治療には低用量ステロイドを使い、多くは1日〜数日で改善する

  • 効きが悪いときは、巨細胞性動脈炎・悪性腫瘍の合併や、そもそも別の病気の可能性を考える

  • 再燃したらステロイドを増やし、再燃予防にはメトトレキサートなどを併用する

  • すべての方でステロイドフリーを目指す

#リウマチ性多発筋痛症#PMR#ステロイド#再燃#ステロイドフリー#メトトレキサート#巨細胞性動脈炎#高齢発症関節リウマチ#IL-6阻害薬#自己中断しない#在宅医療#さくら在宅クリニック

※本記事は一般的な医学情報をわかりやすくお伝えするために内容を簡略化しています。グラフは考え方を示す概念図です。用量・減量のスケジュールは記載していません。お薬の量や減らし方は、必ず主治医の指示に従ってください。


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