top of page

リウマチを科学する43 従来型抗リウマチ薬

2 時間前
読了時間: 2分

従来型抗リウマチ薬(csDMARDs)

〜メトトレキサートを支える、貴重なユーティリティプレーヤー〜

対象:患者さん・ご家族/医療・介護スタッフの皆さん

従来型抗リウマチ薬でいちばん大切なのはメトトレキサートですが、ほかにもよく使われる薬が4種類あります。メトトレキサートや生物学的製剤に比べると「脇役」や「控え選手」に見えるかもしれません。でも、メトトレキサートが使えないときや治療を強化したいときに、さまざまな場面で活躍できる、なくてはならないユーティリティプレーヤーです。

1まずはキーワード:「調整」と「抑制」

24つの薬の特徴
24つの薬の特徴
3ひと目でわかる比較表
3ひと目でわかる比較表

薬

免疫を

妊娠

腎機能低下

間質性肺炎

いちばんの注意点

サラゾスルファピリジン

調整

○

○

○

遅発性アレルギー(1〜2週後の発疹)

ブシラミン

調整

—

×

—

蛋白尿/黄色爪症候群

イグラチモド

調整

—

—

—

ワルファリン併用禁忌/消化性潰瘍

タクロリムス

抑制

○

—

◎

腎機能悪化・血中濃度測定/血糖

◎=使いやすい/○=使用可能/×=使えない(禁忌)/—=本文で触れていない項目。出典書籍の記載に基づく概要です。

患者さんへ:「いつもと違う」に気づいたら

発疹や発熱(とくに飲み始めの数週間)、むくみ、爪の色の変化、咳や息切れ、尿の泡立ち──。気になる変化があれば、自己判断で中止・継続を決めず、早めに主治医・薬剤師へご連絡ください。ほかの病院でお薬が出たときも、お薬手帳を見せて飲み合わせを確認してもらいましょう。

今回のまとめ

  • サラゾスルファピリジンは安全性が高いが、飲み始めのアレルギー反応に注意する

  • ブシラミン投与中は蛋白尿に注意し、定期的に尿検査を行う

  • イグラチモドは抗リウマチ作用をもつNSAIDs。ワルファリンとは併用できない

  • タクロリムス投与中は腎機能に注意し、血中濃度を測りながら使う

#関節リウマチ#csDMARDs#サラゾスルファピリジン#ブシラミン#イグラチモド#タクロリムス#免疫調整薬#蛋白尿#ワルファリン#薬疹#在宅医療#さくら在宅クリニック

※本記事は一般的な医学情報をわかりやすくお伝えするために内容を簡略化しています。用量・用法は記載していません。使える・使えないの判断や量の調整は、必ず主治医・薬剤師にご相談ください。

コメント


© 2021 湘南在宅研究所 All Rights Reserved.

情報通信機器を用いた診療の初診において向精神薬を処方しておりません

bottom of page