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リウマチを科学する41 リウマチ治療薬の分類

24 時間前
読了時間: 2分

リウマチ治療薬の分類

〜たくさんある薬を、大きく5つのグループで整理する〜

対象:患者さん・ご家族/医療・介護スタッフの皆さん

関節リウマチの薬はたくさんあり、名前もむずかしく、覚えるのが大変な分野です。まずは細かい薬の名前よりも、「どのグループの薬で、何のために使うのか」を大ざっぱにつかんでおきましょう。

1まず2つに分ける

2リウマチ治療薬の全体マップ
2リウマチ治療薬の全体マップ
3抗リウマチ薬の3つのグループ
3抗リウマチ薬の3つのグループ
分子標的治療薬(tsDMARDs)
分子標的治療薬(tsDMARDs)

2010年代に登場した、悪さをしている特定の分子を狙い撃ちする合成化合物です。2024年時点で実用化されているのは、JAK(Janus kinase)という分子を阻害するJAK阻害薬で、5種類あります。

 

4ステロイド ── 効くけれど「長く使う薬」ではない

ステロイドも関節リウマチに効果がありますが、通常は抗リウマチ薬には分類されません。関節リウマチの治療は長期にわたるのに対し、ステロイドは長く使うとさまざまな副作用を起こすからです。

とはいえ現実には、抗リウマチ薬での治療がどうしてもうまくいかず、やむを得ずステロイドを長く使い続けている方も一定数いらっしゃいます。
とはいえ現実には、抗リウマチ薬での治療がどうしてもうまくいかず、やむを得ずステロイドを長く使い続けている方も一定数いらっしゃいます。

5NSAIDs ── 痛みはやわらぐが、病気は止まらない

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs:non-steroidal anti-inflammatory drugs)は、名前に「抗炎症」とありますが、関節リウマチの炎症にはまったく効きません。痛みを軽くする効果は期待できるので、あくまで対症療法として使う薬です。

「痛み止めで楽になった=治っている」ではありません

痛みが和らいでいても、関節の中では炎症が続き、関節破壊が進んでいることがあります。治療の主役はあくまで抗リウマチ薬。前回の「治療の考え方」でご紹介したように、疾患活動性を数字で確かめながら治療を進めます。

今回のまとめ

  • リウマチの薬は「リウマチそのものに効く抗リウマチ薬(DMARDs)」と「対症療法の薬」に分かれる

  • 抗リウマチ薬は csDMARDs(メトトレキサートなど)・bDMARDs(バイオ)・tsDMARDs(JAK阻害薬)の3グループ

  • ステロイドは短期間や関節注射など、限られた使い方にとどめる

  • NSAIDsは痛みをやわらげるが、リウマチの炎症そのものには効かない

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※本記事は一般的な医学情報をわかりやすくお伝えするために内容を簡略化しています。薬剤の種類数は出典書籍の記載(2024年時点)に基づき、その後変わっている可能性があります。用量・用法は記載していません。お薬についてはかならず主治医・薬剤師にご相談ください。


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