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リウマチを科学する14 免疫グロブリン☞ 液性免疫を覗く窓

11 分前
読了時間: 2分

免疫グロブリン☞ 液性免疫を覗く窓

免疫グロブリン=抗体。血液中の抗体の量やパターンをみると、体の免疫(液性免疫)で何が起きているかが見えてきます。とくに「増えているとき、それは単クローン性か多クローン性か」が診断の分かれ道になります。

 

免疫グロブリン抗体IgG/IgM/IgA単クローン性多クローン性Mピーク多発性骨髄腫SLE

免疫グロブリン(抗体)とは?

免疫グロブリンは、液性免疫で大活躍する抗体のこと。病原体に結合してやっつけてくれる頼もしい存在です。一方で、花粉に対する抗体で花粉症になったり、自分の体を攻撃する自己抗体で膠原病になったりもします。大きく分けて5種類あり、それぞれ役割が異なります。

免疫グロブリン検査のみかた
免疫グロブリン検査のみかた

検査ではIgG・IgM・IgAを測り、どの種類が増えている/減っているかをみます。免疫グロブリンが増えているときに大事なのが、次の見分けです。

膠原病の診断では、血液疾患との鑑別が必要になることがしばしば。そんなとき、免疫グロブリンの増減パターン(単/多クローン性)が鑑別の手がかりになります。
膠原病の診断では、血液疾患との鑑別が必要になることがしばしば。そんなとき、免疫グロブリンの増減パターン(単/多クローン性)が鑑別の手がかりになります。

免疫グロブリンが「減る」とき

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IgG低値は「感染症に弱い」サイン


先天的な免疫不全症や、ステロイド・免疫抑制剤の影響で免疫グロブリンが減ることがあります。とくにIgGが低値だと、重篤な感染症にかかるリスクが高くなります。

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免疫グロブリンのまとめ

1

増えているときは、単クローン性か多クローン性か の見分けが大事

2

単クローン性(Mピークあり)→ 血液悪性腫瘍(多発性骨髄腫 など)

3

多クローン性(Mピークなし)→ 感染症・自己免疫疾患・慢性肝疾患 を考える

※本記事はリウマチ・膠原病の検査の考え方を、医療スタッフ・学ぶ方向けにやさしく整理したものです。検査値の解釈は個々の状況により異なり、実際の診断・治療は主治医の判断によります。


さくら在宅クリニック


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