6 日前3 分在宅医療と抑制高齢者の在宅医療において家族の負担となる一つの理由は、不穏などの症状です。 もちろん陽性症状として大声あげて外にでる、物を投げたりするなどの症状ある場合は、ある程度内服による管理必要と考えています。但し、少しふらつくからベッド上というのは高齢者の廃用を進めるものであり、好ま...
6 日前1 分心不全を科学する23BNPとNT-pro BNPの違いは何?とは下記にまとめることができます。 You Tubeにて在宅診療の知識を学んでみませんか?☟より https://www.youtube.com/channel/UCMkHB9UwsqYXdxEAij9yD4Q...
7 日前2 分癌でない病気の終末期終末期医療というととても寂しい響きですが、在宅医療においては避けて通れない医療です。例えばがん患者さんが、抗がん剤治療などの効果が望めず、それ以上の無理な治療をしないことなどは終末期医療として分かりやすいかと思います。 但し、非がん患者さんの終末期はもっと難しい医療です。例...
7 日前1 分心不全を科学する22BNPは、左室の負荷により主に左室から分泌される物質であり 主な作用は、 血管拡張作用、アルドステロン分泌抑制作用、ナトリウム利尿作用です。そしてBNPとNT-proBNPの違いはクリアランスの違いです。 You Tubeにて在宅診療の知識を学んでみませんか?☟より...
10月2日2 分高齢者のせん妄対策~高齢者が夜間不穏になった場合認知機能が低下した高齢者が入院すると、かなりの確率で不穏となります。そうした場合、安全の為抑制し薬にて鎮静します。こうした処置にて徐々に身体が弱っていき肺炎などを併発して寝たきりに移行する患者さんを沢山診てきました。在宅医療では、可能な限り不穏せん妄に関して薬物治療は控えた...
10月2日1 分心不全を科学する21BNPとは何?という問いに関して、BNPは左室拡張期壁応力に比例して分泌される と答えることができます。そして左室拡張期壁応力は、下記の式で表せます。檸檬絞りで内側にかかる圧力が高くなるほど、果汁が絞られるようにBNPも多く分泌されます。 You...
10月1日4 分高齢者の腰痛と圧迫骨折~高齢者の腰痛に関する注意点加齢に伴い腰痛は、かなりの頻度で生じます。腰痛に関する話を始めると終わりなき世界となるため、ここでは脊椎圧迫骨折についてお話しさせて下さい。 脊椎圧迫骨折は高齢者によくおこる骨折の一つです。診断に関しては、病歴が重要です。 ①受傷機転脊椎圧迫骨折は典型的には...
10月1日1 分心不全を科学する20高齢者の心不全(HFpEF)の運動耐容能低下のメカニズム =運動した際に酸素が有効に利用できない(最大酸素摂取量の低下)ことに原因があり、その原因は上記に挙げれるものです。 You Tubeにて在宅診療の知識を学んでみませんか?☟より...
9月30日2 分在宅医療での痙縮治療~痙性麻痺にボトックス治療が効きます「ボトックス」 とは、ボツリヌス菌から抽出した 神経毒 です。 神経筋伝達阻害により筋肉を弛緩させる作用があるので、ボツリヌス菌の食中毒になったら怖いですが、 「毒は薬なり」 。狙った筋肉に適正量を注射することで、ガチガチに痙縮した筋肉を和らげることができるのです。上肢の治...
9月30日1 分心不全を科学する19HFpEFの病態的特徴は? 左室が硬く、これにより下記のような循環的特徴が挙げられます。そして、こうした病態をコントロールする頸動脈の圧受容体も同様に、動脈硬化性変化で機能しない場合が多いのも特徴です。*画像が私が脳外科医として手術した頸動脈内膜剥離術の画像です。動脈硬化性...