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逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療

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看護師さんによる在宅医療におけるエコーを科学する30~エコーでみる頸部食道と食道胃接合部の観察ポイント
経鼻胃管の留置や管理を行う際、エコーを用いて頸部食道や食道胃接合部を確認することができます。ここでは、観察の基礎知識から方法、注意点までを整理しました。 ① 頸部食道の観察 使用するプローブ リニア型プローブ :浅い部位の観察に適しています。 ランドマーク...
9月14日読了時間: 2分


看護師さんによる在宅医療におけるエコーを科学する29~エコーで判断できること ― 経鼻胃管留置の安全確認
経鼻胃管とは 経鼻胃管は、 意識レベルが低下した患者さん や 嚥下障害を持つ患者さん 、あるいは 咽頭・食道の手術後の患者さん に使用される管です。鼻から食道を通り、胃まで挿入して、 栄養や水分の投与 、 胃内容物の排出 などを行います。 しかし、この管が誤って...
9月13日読了時間: 2分


在宅医療における認知症について32~コリンエステラーゼ阻害薬のスイッチングと使い方の注意点
スイッチングは有効か? 系統的レビューによると、最初に使ったコリンエステラーゼ阻害薬(ドネペジル、ガランタミン、リバスチグミンなど)が 無効だった場合や副作用で中止した場合 、別の薬剤にスイッチすると「効く」「副作用が少ない」可能性があります。ただし、...
9月12日読了時間: 3分


在宅医療における認知症について31~コリンエステラーゼ阻害薬とメマンチン ― 併用に意味はある?
1. 併用療法のメタ解析から 中等度~高度アルツハイマー病 での併用療法は、単独療法に比べて 統計学的には改善あり 。 ただし、その差はごく小さく、 臨床的な意味があるかは不明 。 海外で行われた メマンチン28mg/日 の併用RCTでは有意差が出たが、 国内未承認量...
9月11日読了時間: 2分


在宅医療における認知症について30~メマンチンの検証 ― 本当に効くの?副作用は?
1. メマンチンの効果(コクランレビューから) プラセボ対照RCTを解析した大規模レビューでは、 中等度~高度のアルツハイマー病 で以下の改善が確認されました: SIB(認知機能) :+2.97点(100点満点) ADCS-ADLsev(日常生活動作)...
9月10日読了時間: 2分


在宅医療における認知症について29~海外データからみるコリンエステラーゼ阻害薬の「現実解」
まず結論 認知機能検査( ADAS-cog )の平均改善は 2~3点 程度で、 臨床的に意味があるとされる4点以上 には届かないことが多い。 “効いた”と実感できる人は約10人に1人(NNT≈10) 。著効は 約40人に1人(NNT≈42) 。...
9月9日読了時間: 3分


在宅医療における認知症について28~レビー小体型認知症(DLB)に対する抗認知症薬の有効性まとめ
日本でDLBの効能・効果を持つ薬はドネペジルのみ (2018年時点)。ただし「どこまで効くのか」は疾患特性に合わせた評価が必要です。 要点(先に結論) 効きやすい領域 :DLBの 認知機能 (特に10mg/日でMMSEの改善)。 効きにくい領域...
9月8日読了時間: 3分


在宅医療における認知症について27~メマンチン(メマリー®)とは?
アルツハイマー型認知症の治療薬の一つに メマンチン があります。中等度~高度の患者さんに使われるお薬で、ドネペジルなどのコリンエステラーゼ阻害薬とは作用機序が異なるのが特徴です。 作用の仕組み メマンチンは NMDA受容体拮抗薬...
9月7日読了時間: 2分


在宅医療における認知症について26~リバスチグミン(イクセロン®パッチ)とは?
アルツハイマー型認知症の治療薬の一つに リバスチグミン があります。現在、日本では貼付剤(パッチ)のみが使用できます。 作用機序と特徴 リバスチグミンは「アセチルコリンエステラーゼ」と「ブチリルコリンエステラーゼ」という酵素を両方阻害します。...
9月6日読了時間: 2分


看護師さんによる在宅医療におけるエコーを科学する28~エコーでの評価・判断の手技
~PICC挿入における静脈選択と穿刺アプローチ~ PICC(末梢挿入型中心静脈カテーテル)の挿入では、 適切な静脈の選択・穿刺部位の決定・エコー下穿刺 が成功の鍵になります。今回は「エコーでの評価と判断のポイント」をまとめます。 1. 適切な静脈・穿刺部位の選択...
9月4日読了時間: 2分
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