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逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療

神奈川県逗子市桜山2-2-54
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在宅医療を科学する46~あれ?思っていた経過と違う……!
足底部の創傷を診察していたところ、医師もスタッフも「あれれれ???」と思わず声に出してしまうような状況に遭遇しました。 在宅医療の現場では、毎回の訪問が「発見」の連続です。前回の診察からの変化が予想と異なることも少なくありません。それが良い方向への変化であっても、懸念が増す変化であっても、 しっかり観察・記録・対応 することが大切です。 在宅での足部創傷ケアのポイント 足部の潰瘍や傷は、特に以下のような患者さんで注意が必要です: 糖尿病のある方 :神経障害や血流障害により自覚症状が乏しいことがある 寝たきり・低活動の方 :血行不良や皮膚の脆弱化が起こりやすい 高齢者 :皮膚が薄く、治癒力が低下している 訪問のたびに創の 大きさ・深さ・色・滲出液・臭い・周囲皮膚の状態 を記録し、変化を見逃さないようにしています。 在宅医療だからこそできること 病院に来ることが難しい患者さんのご自宅に直接伺い、その場の環境・生活状況も踏まえた上でケアを行えるのが在宅医療の強みです。 「ちょっとした変化」も見逃さず、患者さんとご家族の安心のために、さくら在宅クリニック
3月13日読了時間: 2分


在宅医療を科学する22
こんにちは。さくら在宅クリニックです。 今回は、意外と知られていない「お口の中の細菌」の実態と、それが全身の健康、特に誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)にどう関わっているかについて解説します。 1. 歯垢1gは「糞便」と同じ細菌数!? お口の中には数えきれないほどの細菌が住み着いており、常に増殖を続けています。 驚くべきことに、「歯垢(プラーク)1グラム中には、糞便1グラム中とほぼ同じくらいの細菌がいる」という説もあります。 手入れが不十分なお口の中には、なんと 100億個以上 の細菌が生息している可能性があるのです。 2. なぜ口腔ケアが「誤嚥性肺炎」を防ぐのか 誤嚥性肺炎は、お口の中の細菌が唾液や食べ物と一緒に誤って肺に入ってしまうことで起こります。 つまり、「お口の中の細菌数を減らすこと(口腔保清)」は、肺炎を未然に防ぐための非常に理にかなった対策なのです。 特に、以下の場所は細菌や汚れが溜まりやすいため、入念なケアが必要です: 歯垢が溜まりやすい場所 磨き残しが多い場所 食渣(食べかす)が溜まりやすい場所 舌の表面(舌背:ぜっぱい) 3.
2月16日読了時間: 2分


誤嚥性肺炎を科学する20~お口の中は細菌がいっぱい?誤嚥性肺炎を防ぐ「個別ケア」のすすめ
こんにちは。皆さんは、自分のお口の中にどれくらいの細菌が住んでいるかご存知でしょうか? 今回は、意外と知られていない「口腔内細菌」の実態 と、健康を守るための 「口腔ケアの考え方」についてお話しします。 1. お口の中の細菌数は「糞便」に匹敵する!? 口腔内には数えきれないほど多くの種類の細菌が「常在菌」として生着し、常に増殖を続けています。 驚くべきことに、一説では「歯垢(プラーク)1g中に含まれる細菌数は、糞便1g中とほぼ同じ」 と言われています。手入れが行き届いていないお口の中には、なんと 100億個以上もの細菌が生息している可能性があるのです。 2. なぜ「お口の掃除」が命を守ることにつながるのか お口の中の細菌をコントロールすることは、単に「スッキリする」以上の大きな意味があります。 お口の細菌の一部は、呼吸器官(肺)に侵入することで「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」を引き起こす原因になります。 そのため、 口腔内の細菌数を減らすこと(口腔保清)は、誤嚥性肺炎の予防に直結する 非常に理にかなった対策なのです。 3. 細菌が溜まりやすい
2月14日読了時間: 2分


在宅医療を科学する19~高齢者の「幻覚・幻聴」——その原因と知っておきたい5つの背景
在宅介護の中で、ご本人が「そこに誰かいる」「知らない人の声がする」と訴え、驚かれた経験はありませんか?高齢者の幻覚や幻聴は、単なる「物忘れ」や「認知症」の一言で片付けられるものではなく、さまざまな医学的背景が隠れています。 今回は、スライド資料に基づき、高齢者の幻覚・幻聴を引き起こす主な原因について解説します。 高齢者の幻覚・幻聴:なぜ起こるのか? 高齢者の幻覚(実際にはないものが見える)や幻聴(実際にはない音が聞こえる)には、主に5つの原因が考えられます。 1. レビー小体型認知症(DLB) もっとも代表的な原因の一つです。非常に鮮明な「幻視」が特徴で、「知らない子供が部屋の隅に座っている」「虫が這っている」といった具体的な訴えが多く見られます。 2. 老年期うつ病 高齢者のうつ病では、強い不安感とともに「自責的幻聴(自分を責める声)」や「被害妄想」が現れることがあります。単なる心の持ちようではなく、適切な治療が必要な病態です。 3. せん妄(せんもう) 身体の病気や環境の変化、入院などをきっかけに、脳が一時的に混乱状態に陥ることを指します。急
2月13日読了時間: 2分


圧迫骨折とは?―高齢者に多い「いつの間にか骨折」
「畑仕事のあと、なんとなく腰が痛い…」「転んだ覚えもないのに、腰がつらい…」そんな時、もしかすると**「圧迫骨折」**かもしれません。 圧迫骨折とは? 背骨(脊椎)が押しつぶされるように変形・骨折することで、特に高齢者や骨粗しょう症のある方に多く見られます。...
2025年7月13日読了時間: 3分


【冬の入浴事故にご注意】高齢者が“お風呂で突然死”するメカニズムとその予防法
冬になると、高齢者が 入浴中に突然亡くなる事故 が全国的に多発します。今回はそのメカニズムと、私たちができる予防策について、わかりやすく解説します。 🧠 なぜ“入浴中の突然死”が起きるのか? 寒い脱衣所や浴室に入ると、 体が冷えて血管がギュッと収縮し、血圧が急上昇...
2025年5月31日読了時間: 3分


高齢者の「排尿障害」と「尿路感染症」の深い関係
~早めの対応で、快適な排尿と感染予防を~ 高齢者に多く見られる「排尿トラブル(排尿困難・尿閉・頻尿・残尿感など)」と「尿路感染症(膀胱炎・腎盂腎炎・尿道炎など)」には、深い因果関係があります。加齢によって膀胱や尿道の機能が低下すると、排尿障害が増え、結果として感染リスクも高...
2025年5月2日読了時間: 3分
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