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逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療

神奈川県逗子市桜山2-2-54
TEL 046-874-9475
FAX 050-3145-2736
平日9時~17時
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在宅医療でも“精密投与”が可能に~クーデックエイミーが切り拓く、新たな疼痛・鎮静管理~
在宅医療では、末期がんや慢性心不全の患者様に対し、麻薬(オピオイド)や鎮静薬を精密に持続投与するケースが多くあります。これまでは、こうした精密投与には専用の輸液ポンプをレンタルする必要があり、準備にも時間がかかっていました。...
6月23日読了時間: 2分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する15~【症例で学ぶ】浅い潰瘍と良性肉芽へのドレッシング材の選び方
〜DESIGN-Rスコアに基づく実践的判断〜 褥瘡ケアでは、 創の深さや滲出液量、肉芽の状態などに応じて適切なドレッシング材を選択することが重要 です。今回は「浅い潰瘍」と「良性肉芽(d2)」の2つのケースを例に、材料の選択とその理由を解説します。 🟤 Case...
6月23日読了時間: 3分


【在宅診療での腹部膨満感への対応】〜腹水だけじゃない、イレウスの可能性にも注意を〜
がん患者さんの「お腹の張り」は、消化器がんに限らず婦人科がんや泌尿器がんなど、多くのがん種でみられます。しかし、腹部膨満=腹水と短絡的に考えるのは危険です。 ■ 腹部膨満の裏に潜む「イレウス(腸閉塞)」 がん患者さんの腹部膨満感の原因として、**イレウス(腸閉塞)やサブイレ...
6月22日読了時間: 4分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する14~【写真で学ぶ褥瘡ケア】紅斑・紫斑や水疱をどう評価し、何を使う?
褥瘡(じょくそう)は進行すると深部組織まで損傷し、感染や慢性化のリスクが高まります。 しかし、早期に適切なケアを行えば進行を食い止めることが可能です。 今回は**DESIGN-Rで言う「d1(紅斑・紫斑)」と「d2(水疱)」**の症例をもとに、ドレッシング材の選択とその理由...
6月22日読了時間: 3分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する13~【褥瘡管理】慢性期における創傷評価とドレッシング材の選択
〜DESIGN-Rで考える、深い褥瘡のケア〜 急性期(発症後1~3週間)を過ぎると、局所の炎症反応(発赤・腫脹・疼痛・熱感)は軽減し、創の輪郭が明瞭になります。この時期からは、創傷評価ツール「DESIGN-R」を用いた客観的な評価と管理が可能になります。 ✅...
6月21日読了時間: 3分


踵部の黒色壊死、どう治す?在宅医療での褥瘡ケアの工夫
アルツハイマー型認知症を患うご高齢の方が、誤嚥性肺炎をきっかけに寝たきり状態となり、踵に**黒色壊死(エスカー)**を生じてしまいました。 この黒色壊死は、 肉芽の形成を阻害する“蓋”のような存在 です。まずは、ゲーベンクリームを用いて壊死組織を 薬剤的に軟化・融解...
6月20日読了時間: 2分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する⑫~【褥瘡ケア入門】急性期褥瘡の特徴とドレッシング材の選び方
まずは「見極め」と「保護」から~ ■ 急性期褥瘡とは? 褥瘡が発生してから約1~3週間以内 の状態は「 急性期褥瘡 」と呼ばれます。この時期の創部は非常に不安定で、局所炎症が強く、判断を誤ると悪化や深部損傷に進行するリスクがあります。 急性期の主な皮膚所見:...
6月20日読了時間: 4分


【在宅医療の現場から】背中のしこり…「粉瘤(ふんりゅう)」が化膿したときの対応とは?
今回は、 背中にできた粉瘤(アテローマ)の感染症例 をご紹介します。粉瘤とは、皮膚の下にできる袋状のしこりで、皮脂や角質がたまってできる良性腫瘍の一種です。通常は無症状のことが多いですが、細菌が入り込んで 赤く腫れたり、痛んだり、膿んだりすることがあります 。 🔍...
6月19日読了時間: 2分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する⑩~【創傷評価の標準ツール】DESIGN-Rスケールとは?
~褥瘡の重症度・治癒経過を“見える化”する評価法~ ■ DESIGN-Rとは? DESIGN-Rスケール は、日本褥瘡学会によって2008年に開発された、 褥瘡(じょくそう)の状態を客観的に評価するツール です。その前身である「DESIGN(2002年版)」では、点数の変化...
6月18日読了時間: 4分


若年性アルツハイマーと向き合う日々~在宅療養の継続を支えた一つの薬~
若年性アルツハイマー型認知症を患うAさん(70代前半・女性)は、数年前から記憶力や言語機能が低下し、徐々に日常生活への介助が必要となっていました。特にここ1年は会話も難しくなり、食事は全介助、歩行も手引きが必要という状態。加えて、ご家族が最も悩まされたのが「BPSD(行動・...
6月18日読了時間: 4分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する⑫急性期褥瘡とは?
~まずは「見極め」と「皮膚を守るケア」から~ 褥瘡(じょくそう)は、皮膚やその下の組織が圧迫されて血流が悪くなり、壊死してしまう傷のことです。高齢の方や寝たきりの方に多く、**「できてしまってからの対応」**がとても重要です。...
6月18日読了時間: 3分


幻聴と妄想に悩まされていた高齢患者さんが、レキサルティで落ち着いた話
ある患者さんのお話です。 ショートステイで過ごしていたある日、廊下から「やっぱりこいつだ」という男性の声が聞こえたと訴えました。 ご自宅に戻ってからも、天井から声が聞こえるようになり、天井に向かって「面と向かって言え」などと話しかけるようになったそうです。加えて、押し入れを...
6月16日読了時間: 2分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する⑦~【事例で学ぶ】スキンテア発生時の初期対応とケアのポイント
~STAR分類とドレッシング材の選び方~ Cさん(70代・男性) は抗凝固薬を内服中。夜間に不穏となり、ベッド柵から身を乗り出そうとした際、**左大腿部にスキンテア(皮膚裂傷)**が発生しました。 翌朝、創部のケアを行おうとしたところ、 皮弁が乾燥して丸まり始めている...
6月15日読了時間: 3分


ご自宅でできる「嚥下内視鏡検査」~誤嚥性肺炎を繰り返す方・飲み込みに不安のある方へ~
高齢者の在宅医療において、とても重要なテーマの一つが「食べること」です。特に 認知症や脳卒中の既往がある方、がん・神経難病を抱える方 にとって、「食べる」ことは大きな課題となる場合があります。 🍽 食べられない理由はさまざま 嚥下(飲み込み)機能の低下...
6月15日読了時間: 2分


【在宅医療の現場から】胸水貯留に対する在宅ドレナージの実際と注意点
在宅医療の現場では、 がん性胸水 をはじめとした 胸水貯留に伴う呼吸苦 を抱える患者さんに対応することが少なくありません。近年、在宅でも胸水の排液(間欠的・持続的いずれも)を行うケースが増えており、当院でも常時数名の患者さんに対応しています。 今回は、...
6月14日読了時間: 3分


若年糖尿病患者の腰痛に潜むリスク ― 壊死性筋膜炎の見逃しを防ぐために
脳神経外科医として病院勤務していた当時、私は脊椎手術も多く手がけていました。特に静岡勤務時代には、高名な整形外科医の先生が立ち上げた「脊椎センター」にて、週1回の外来と年間40〜60件ほどの脊椎手術に関わっていました。 外来には腰痛を訴える患者さんが数多くいらっしゃいました...
6月13日読了時間: 2分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する⑤~入浴後の更衣で皮膚が裂けた!?高齢者に多い「スキンテア」とは
70代女性Aさん は、入浴後に着替えをしている最中、**右前腕部に「スキンテア(skin tear)」**と呼ばれる皮膚裂傷を起こしました。発生時には出血もあり、スタッフはすぐにぬるま湯で傷を洗浄しましたが、Aさんは「強い痛み」を訴えていました。 スキンテアとは?...
6月13日読了時間: 3分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する④~スキン‐テアの管理5ステップ
皮膚が裂けるように傷つく「スキン‐テア(skin tear)」 は、高齢者や脆弱な皮膚をもつ人に多く見られます。適切な処置を行うことで、疼痛や感染リスクの軽減、早期治癒が期待できます。ここでは、スキン‐テアの管理手順を5つのステップでご紹介します。 ① 必要時の止血...
6月12日読了時間: 4分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する③~スキンテア予防の基本とケア用品の選び方
スキンテア(皮膚裂傷) は、高齢者や皮膚がもろくなった方に多く見られる皮膚損傷の一つ。摩擦やずれといった外力によって、皮膚が裂けるように傷ついてしまいます。 スキンテアを防ぐには、以下の3つの視点が重要です。 ✅ 1. 健やかな皮膚を保つには?...
6月11日読了時間: 3分


パーキンソン病と日中傾眠:在宅医療の現場から
80代の男性患者が、無動による横紋筋融解症を契機に救急搬送され、その後パーキンソン病(以下PD)の診断を受けて在宅療養を開始されました。治療初期(いわゆる“ハネムーン期”)では、L-ドーパに加えMAO-B阻害薬などを用いた薬物治療が奏功し、順調に日常生活を送られていました。...
6月11日読了時間: 3分
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