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逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療

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創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する28~足を守るためにできること──下肢潰瘍の予防と治療・ケアの実践ポイント
下肢潰瘍(足の潰瘍)**は、糖尿病・動脈硬化・静脈うっ滞など、基礎疾患に伴って発生・進行することが多く、再発や重症化、最悪の場合は切断に至ることもあります。 潰瘍の 発生を防ぐための予防策 と、 発症後の治療・ケアの注意点 を正しく知ることが、足を守る第一歩です。 ✅...
7月8日読了時間: 3分


パーキンソン病を科学する41~DATスキャンは正常?それでも“パーキンソン病”と診断された方へ 〜SWEDDsという概念〜
パーキンソン病と診断されたにもかかわらず、 DATスキャンでは異常が見られない ケースがあります。 このような患者群は、専門的には SWEDDs(Scans Without Evidence of Dopaminergic...
7月8日読了時間: 2分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する27~どう見極める?「下肢潰瘍」の病態評価と検査方法
足にできた潰瘍(ただれ)がなかなか治らない…。その背景には、糖尿病、動脈硬化、静脈瘤、神経障害など さまざまな病態が関与 している可能性があります。正確な診断と適切な治療方針を立てるためには、 原因を特定するための評価と検査 が重要です。 ✅ 1. 動脈血流を調べる検査...
7月7日読了時間: 3分


パーキンソン病を科学する40~パーキンソン病の診断に有用な「DATスキャン」とは?
パーキンソン病やその関連疾患の診断は、症状だけでは難しいことがあります。そこで注目されているのが、**「DATスキャン(ドパミントランスポーターシンチグラフィー)」**という核医学検査です。 ✅ DATスキャンとは? DATスキャンは、**脳内のドパミントランスポーター(D...
7月7日読了時間: 2分


レキサルティが著効したアルツハイマー型認知症のBPSD
2024年9月24日、**レキサルティ(ブレクスピプラゾール)**に新たな適応症が追加されました。 「アルツハイマー型認知症に伴う焦燥感、易刺激性、興奮に起因する、過活動又は攻撃的言動」 今回は、当院で レキサルティが著効した高齢女性の症例 を紹介します。 ■ 症例の概要...
7月6日読了時間: 2分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する26~放置すると怖い「糖尿病性足潰瘍」 〜タイプ別に理解するケアのポイント〜
糖尿病の患者さんにおいて、足にできた「ただれ」がなかなか治らない…。それは 糖尿病性足潰瘍 かもしれません。血糖管理が不十分な場合、 神経障害・血行障害・感染 が複合的に関わり、足の潰瘍や壊疽(えそ)を引き起こすことがあります。 ✅ 糖尿病性足潰瘍の分類(神戸分類)...
7月6日読了時間: 2分


パーキンソン病を科学する39~パーキンソン病の診断に有用な「心筋MIBGシンチグラフィー」とは?
パーキンソン病(PD)やレビー小体型認知症(DLB)は、進行性の神経変性疾患であり、早期診断がその後の生活支援や治療の質を大きく左右します。その診断補助として、**「心筋MIBGシンチグラフィー」**という画像検査が注目されています。 ✅ 心筋MIBGシンチのポイント...
7月6日読了時間: 2分


骨粗鬆症治療薬の順番、間違えると効果が落ちる?〜プラリアとフォルテオの話〜
骨粗鬆症の治療薬は年々進歩しており、現在ではさまざまな種類の薬が使用可能です。しかし、**薬の「使う順番」**によって効果が大きく変わることをご存じでしょうか? 今回は、**「フォルテオ(テリパラチド)」と「プラリア(デノスマブ)」**という2つの代表的な骨粗鬆症治療薬を例...
7月5日読了時間: 3分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する25~繰り返す足のただれ…それ、「静脈性下腿潰瘍」かもしれません
ふくらはぎの内側に、じくじくとした傷ができて治りにくい…。それはもしかすると、**静脈のうっ滞が原因で起こる「静脈性下腿潰瘍」**かもしれません。 ✅ 静脈性下腿潰瘍とは? 下肢の静脈のうっ滞(血流停滞)によって引き起こされる皮膚潰瘍...
7月5日読了時間: 2分


パーキンソン病を科学する38
〜MRI画像から読み解く脳の変化〜 パーキンソン病は、脳の「黒質」などにおけるドパミン神経細胞の減少を特徴とする進行性神経疾患です。運動機能の低下(手足の震え・動作緩慢・筋強剛など)だけでなく、認知・精神症状や自律神経症状など、多面的な症状が現れます。...
7月5日読了時間: 2分


パーキンソン病を科学する37~正常圧水頭症(NPH)の画像所見とは?|パーキンソン病との関係も解説
パーキンソン病に似た症状を呈する「パーキンソン病関連疾患(パーキンソン・プラス症候群)」の一つに、「正常圧水頭症(NPH)」があります。 この疾患は治療可能な認知症の一つとしても知られており、早期診断が重要です。 ✅ 正常圧水頭症の主な画像所見...
7月4日読了時間: 2分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する23~便失禁時の皮膚トラブルを防ぐケアの工夫
便失禁は皮膚への影響が大きく、特に水様便や泥状便が続く場合には、皮膚炎や褥瘡悪化の原因となります。その理由のひとつが、便に含まれる「消化酵素」と「腸内細菌」です。 消化酵素と皮膚のダメージ 水様便には、食べ物を分解するための消化酵素が活性化したまま含まれており、皮膚に付着す...
7月3日読了時間: 3分


パーキンソン病を科学する36~多系統萎縮症とMRI所見 ~パーキンソン病との違いとは?
典型的な「純粋なパーキンソン病」では、MRI画像において明らかな異常は認められないことが一般的です。 しかし、「パーキンソン症候群(いわゆるパーキンソン+症候群)」では、画像上に特徴的な所見を認める疾患もあります。 その代表例が**多系統萎縮症(MSA)**です。 🔍...
7月3日読了時間: 1分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する22~皮膚を守る!スキンケアと失禁対策の基本
褥瘡(じょくそう)や皮膚トラブルを予防するうえで大切なのは、「皮膚のバリア機能」を保つことです。今回は、皮膚被膜剤の役割と失禁時のケアについて分かりやすくご紹介します。 ◆ 皮膚被膜剤で“守る”ケアを 創部(傷)やその周囲の皮膚は、摩擦や滲出液によってダメージを受けやすくな...
7月2日読了時間: 3分


パーキンソン病を科学する35~パーキンソン病のMRI所見:見逃せない「パーキンソン+症候群」とは?
典型的なパーキンソン病では、頭部MRIで明らかな異常は見られないことが一般的です。しかし、「パーキンソン病に似た別の病気(いわゆるパーキンソン+症候群)」では、MRIで特徴的な所見が確認される場合があります。 たとえば、「進行性核上性麻痺(PSP)」では、脳幹部の萎縮によっ...
7月2日読了時間: 1分


パーキンソン病を科学する34~パーキンソン病の診断に頭部MRIは必要?―その役割と限界
パーキンソン病が疑われた際に、多くの方が「MRIでわかるのか?」と疑問に思われます。今回は、パーキンソン病における頭部MRIの位置づけについて解説します。 🧠頭部MRIの基本的な役割 実は、 典型的なパーキンソン病では頭部MRIに明らかな異常はほとんど見られません...
7月1日読了時間: 2分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する21~創傷ケアの基本:やさしい洗浄で感染リスクを減らす
創傷ケアでは、「洗う」こともとても大切なステップです。付着した滲出液(しんしゅつえき)や軟膏をやさしく取り除き、創面(きず)を清潔に保つことで、感染のリスクを減らすことができます。 ◆ 洗浄の目的 創傷面やその周囲の皮膚にダメージを与えないよう注意しながら、細菌や、その“え...
7月1日読了時間: 3分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する20~ドレッシング材・テープ類の正しい剥がし方
〜皮膚を守るやさしいケアのために〜 創傷ケアでは「貼る」だけでなく、「剥がす」ことにも大切なポイントがあります。間違った剥がし方は、せっかく治りかけた創部や周囲皮膚を傷つけてしまう原因になります。今回は、ドレッシング材や絆創膏・フィルムを剥がす際の基本的なコツを紹介します。...
6月30日読了時間: 3分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する19~【皮膚のバリア機能と褥瘡ケア:浸軟にご注意】
褥瘡(じょくそう)周囲の皮膚は、創部からの滲出液(しんしゅつえき)に長時間さらされやすく、**「浸軟(しんなん)」**という状態に陥りやすくなります。 🔍 浸軟とは? 皮膚が水分に長く接することで角質層がふやけ、細胞同士の結びつきが緩む現象です。これは例えば、お風呂に長く...
6月29日読了時間: 3分


「熱が出たら連絡ください」と言われたら?本当に38℃で判断していいのか?
施設スタッフの方からよくこんな質問をいただきます。 「何℃以上の熱が出たら先生に連絡すればいいですか?」 多くの医師が「38℃以上なら連絡してください」と伝えると思いますが、実は「発熱だけ」で重症かどうかを判断することはありません。 医師が重症度を見極める際には、...
6月29日読了時間: 2分
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