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逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療

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骨粗鬆症治療薬の順番、間違えると効果が落ちる?〜プラリアとフォルテオの話〜
骨粗鬆症の治療薬は年々進歩しており、現在ではさまざまな種類の薬が使用可能です。しかし、**薬の「使う順番」**によって効果が大きく変わることをご存じでしょうか? 今回は、**「フォルテオ(テリパラチド)」と「プラリア(デノスマブ)」**という2つの代表的な骨粗鬆症治療薬を例...
7月5日読了時間: 3分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する25~繰り返す足のただれ…それ、「静脈性下腿潰瘍」かもしれません
ふくらはぎの内側に、じくじくとした傷ができて治りにくい…。それはもしかすると、**静脈のうっ滞が原因で起こる「静脈性下腿潰瘍」**かもしれません。 ✅ 静脈性下腿潰瘍とは? 下肢の静脈のうっ滞(血流停滞)によって引き起こされる皮膚潰瘍...
7月5日読了時間: 2分


パーキンソン病を科学する38
〜MRI画像から読み解く脳の変化〜 パーキンソン病は、脳の「黒質」などにおけるドパミン神経細胞の減少を特徴とする進行性神経疾患です。運動機能の低下(手足の震え・動作緩慢・筋強剛など)だけでなく、認知・精神症状や自律神経症状など、多面的な症状が現れます。...
7月5日読了時間: 2分


パーキンソン病を科学する37~正常圧水頭症(NPH)の画像所見とは?|パーキンソン病との関係も解説
パーキンソン病に似た症状を呈する「パーキンソン病関連疾患(パーキンソン・プラス症候群)」の一つに、「正常圧水頭症(NPH)」があります。 この疾患は治療可能な認知症の一つとしても知られており、早期診断が重要です。 ✅ 正常圧水頭症の主な画像所見...
7月4日読了時間: 2分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する23~便失禁時の皮膚トラブルを防ぐケアの工夫
便失禁は皮膚への影響が大きく、特に水様便や泥状便が続く場合には、皮膚炎や褥瘡悪化の原因となります。その理由のひとつが、便に含まれる「消化酵素」と「腸内細菌」です。 消化酵素と皮膚のダメージ 水様便には、食べ物を分解するための消化酵素が活性化したまま含まれており、皮膚に付着す...
7月3日読了時間: 3分


パーキンソン病を科学する36~多系統萎縮症とMRI所見 ~パーキンソン病との違いとは?
典型的な「純粋なパーキンソン病」では、MRI画像において明らかな異常は認められないことが一般的です。 しかし、「パーキンソン症候群(いわゆるパーキンソン+症候群)」では、画像上に特徴的な所見を認める疾患もあります。 その代表例が**多系統萎縮症(MSA)**です。 🔍...
7月3日読了時間: 1分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する22~皮膚を守る!スキンケアと失禁対策の基本
褥瘡(じょくそう)や皮膚トラブルを予防するうえで大切なのは、「皮膚のバリア機能」を保つことです。今回は、皮膚被膜剤の役割と失禁時のケアについて分かりやすくご紹介します。 ◆ 皮膚被膜剤で“守る”ケアを 創部(傷)やその周囲の皮膚は、摩擦や滲出液によってダメージを受けやすくな...
7月2日読了時間: 3分


パーキンソン病を科学する35~パーキンソン病のMRI所見:見逃せない「パーキンソン+症候群」とは?
典型的なパーキンソン病では、頭部MRIで明らかな異常は見られないことが一般的です。しかし、「パーキンソン病に似た別の病気(いわゆるパーキンソン+症候群)」では、MRIで特徴的な所見が確認される場合があります。 たとえば、「進行性核上性麻痺(PSP)」では、脳幹部の萎縮によっ...
7月2日読了時間: 1分


パーキンソン病を科学する34~パーキンソン病の診断に頭部MRIは必要?―その役割と限界
パーキンソン病が疑われた際に、多くの方が「MRIでわかるのか?」と疑問に思われます。今回は、パーキンソン病における頭部MRIの位置づけについて解説します。 🧠頭部MRIの基本的な役割 実は、 典型的なパーキンソン病では頭部MRIに明らかな異常はほとんど見られません...
7月1日読了時間: 2分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する21~創傷ケアの基本:やさしい洗浄で感染リスクを減らす
創傷ケアでは、「洗う」こともとても大切なステップです。付着した滲出液(しんしゅつえき)や軟膏をやさしく取り除き、創面(きず)を清潔に保つことで、感染のリスクを減らすことができます。 ◆ 洗浄の目的 創傷面やその周囲の皮膚にダメージを与えないよう注意しながら、細菌や、その“え...
7月1日読了時間: 3分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する20~ドレッシング材・テープ類の正しい剥がし方
〜皮膚を守るやさしいケアのために〜 創傷ケアでは「貼る」だけでなく、「剥がす」ことにも大切なポイントがあります。間違った剥がし方は、せっかく治りかけた創部や周囲皮膚を傷つけてしまう原因になります。今回は、ドレッシング材や絆創膏・フィルムを剥がす際の基本的なコツを紹介します。...
6月30日読了時間: 3分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する19~【皮膚のバリア機能と褥瘡ケア:浸軟にご注意】
褥瘡(じょくそう)周囲の皮膚は、創部からの滲出液(しんしゅつえき)に長時間さらされやすく、**「浸軟(しんなん)」**という状態に陥りやすくなります。 🔍 浸軟とは? 皮膚が水分に長く接することで角質層がふやけ、細胞同士の結びつきが緩む現象です。これは例えば、お風呂に長く...
6月29日読了時間: 3分


「熱が出たら連絡ください」と言われたら?本当に38℃で判断していいのか?
施設スタッフの方からよくこんな質問をいただきます。 「何℃以上の熱が出たら先生に連絡すればいいですか?」 多くの医師が「38℃以上なら連絡してください」と伝えると思いますが、実は「発熱だけ」で重症かどうかを判断することはありません。 医師が重症度を見極める際には、...
6月29日読了時間: 2分


パーキンソン病を科学する32~パーキンソン病の「動作緩慢・無動・寡動」とは?
パーキンソン病の身体所見として代表的なものに、「動作緩慢(ブレイディキネジア)」「無動」「寡動」といった運動機能の低下が挙げられます。これらは日常生活の中でもさまざまな形で現れます。 ◆ こんな場面で気づけるサイン 椅子に座るまでの動作が異常にゆっくり →...
6月29日読了時間: 2分


高齢者の発熱、どのタイミングで連絡すればいい?
〜SIRSの視点から考える在宅での対応〜 脳卒中後や意識がはっきりしない高齢の方をケアしていると、 発熱はつきものの症状 です。 人は寝ている間でも無意識に嚥下しています。唾液はもちろん、食事の際に逆流してきた内容物や胃液も無意識下で処理されています。しかし、嚥下機能が低下...
6月28日読了時間: 3分


パルスオキシメーター、正しく使えていますか?
在宅医療やご家庭でも広く使われている「 パルスオキシメーター 」ですが、その 測定方法や注意点 を正しく理解していますか? 今回は、**より正確にSpO₂(動脈血酸素飽和度)**を測るためのポイントをご紹介します。 ◆ パルスオキシメーターとは? パルスオキシメーターは、...
6月27日読了時間: 2分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する18~【褥瘡ケア】痛みを伴う創部へのやさしい対応とは
〜患者負担を軽減するドレッシング材の選び方〜 褥瘡の治療では、 創の状態に加え、「痛み」の有無も材料選択において非常に重要なポイント です。今回のケースでは、「d2-e1-s6-i1-g0-n3-p0(DESIGN-Rスコア)」の状態=...
6月27日読了時間: 3分


【褥瘡(じょくそう)の感染をどう見極める?どう治療する?】
褥瘡(床ずれ)が感染しているかどうかは、以下の「感染の4徴候」があるかで判断します。 熱感(触ると熱い) 発赤(赤くなっている) 腫脹(腫れている) 疼痛(痛みがある) これらのサインがある場合、褥瘡感染を疑うべきです。 【感染しているからといって“消毒”していませんか?】...
6月26日読了時間: 2分


パーキンソン病を科学する30~パーキンソン病の振戦とは?
~特徴的なふるえの見分け方~ パーキンソン病の身体所見の中でも、**最もよく知られている症状が「振戦(ふるえ)」**です。この振戦にはいくつかの特徴があり、他の疾患と鑑別するうえでも重要な観察ポイントとなります。 👀 パーキンソン病にみられる振戦の特徴まとめ...
6月26日読了時間: 2分


「褥瘡にガーゼ」は最悪の処置?その理由を解説します
褥瘡(床ずれ)の処置として「ガーゼを当てておけば安心」と思っていませんか?実は、 褥瘡にガーゼを当てることは、最悪の処置になり得る ということをご存じでしょうか。 今回は、「なぜガーゼ処置が褥瘡にとって逆効果なのか?」を、褥瘡の発生メカニズムと傷の治り方から解説します。...
6月25日読了時間: 2分
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