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逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療

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在宅医療における褥瘡管理を科学する19~皮膚機能の低下|脆弱な皮膚・高齢者の皮膚・ドライスキンと浸軟
#スキンケア#皮膚機能の低下#脆弱な皮膚#高齢者の皮膚#ドライスキン#浸軟#褥瘡予防#在宅医療#さくら在宅クリニック ① 皮膚機能の低下とは ② 生理的機能の回復・維持 皮膚機能を高めるためには、刺激物・異物・感染源などを皮膚から取り除く洗浄・遮断・被膜・撥水・保湿といったスキンケアの基本を、状況に合わせて実践します。そうすることで、皮膚の生理的機能を回復・維持することができます。 💬 加齢や体調で変化が現れやすい目元のトラブル ③ 脆弱な皮膚 弾性線維間や真皮と表皮の結合部分には、隙間が多く、機械的外力に対して脆弱である 胎児・新生児の皮膚を覆う胎脂は、羊水による浸軟を防止し、分娩時に産道を通過する際の潤滑剤として、外力から胎児を守る 皮膚のpHはアルカリ性(7.4)であり、バリア機能が十分でない ④ 高齢者の皮膚 弾性線維の変化により、しわやたるみが生じる 水分保持能力や皮膚分泌能が低下し、皮膚が硬くなる 分裂能の低下、有棘層の減少による表皮の菲薄化 皮下脂肪の減少、毛細血管の脆弱化 ⑤ ドライスキン ― 角層のバリア機能...
7月6日読了時間: 2分


在宅医療における褥瘡管理を科学する18~皮膚の保護|保湿剤の選び方と季節・時間による使い分け
#スキンケア#皮膚の保護#保湿剤#ワセリン#尿素製剤#ヘパリン類似物質#褥瘡予防#在宅医療#さくら在宅クリニック ① 皮膚の保護とは 皮膚表面で皮脂膜を補強するエモリエント効果や、角質レベルで水分を補充するモイスチャーライザー効果を持つ保湿剤が、スキンケアで使用されます。 ② 保湿剤の選択 保湿剤の種類 製品名 特徴 油脂性軟膏 ワセリン(プロペト) 亜鉛華軟膏 皮膚を保護して水分蒸発を防ぐ。機械的刺激から皮膚を保護する。汗腺が塞がれるため、夏には汗がたまって皮膚が浸軟することがある。 尿素製剤 ウレパールローション ケラチナミンコーワ 角質層の水分保持量を増加する。皮膚炎部分に塗ると刺激がある場合がある。 ヘパリン類似物質 ヒルドイド ヒルドイドソフト ヒルドイドローション 皮膚の保湿と血行促進の作用がある。 ⚠ 出血性血液疾患患者への使用は禁忌 その他 ザーネ軟膏 量販店で購入でき、安価で入手しやすい。ビタミンAを主体とし、皮膚の新陳代謝を高めて角化を押さえる作用を持つ。尿素製剤と比べて保湿効果はやや劣る。 ③ 保湿剤のタイプ別の特徴...
7月5日読了時間: 2分


在宅医療における褥瘡管理を科学する17~入浴ケアの基本|「洗う」「浸かる」「塗る」の3ステップで皮膚を守る
#スキンケア#入浴ケア#保湿ケア#入浴剤#水分補給#皮膚清潔の心理的意義#褥瘡予防#在宅医療#さくら在宅クリニック ① 入浴ケアとは 入浴は36〜39℃のお湯にゆったり浸かるようにします。皮膚は強くこすらないようにして、泡で包み込むように洗います。十分に泡立てることでミセルが形成されて洗浄力が大きくなる一方、皮脂膜を過度に除去することもなくて効果的です。その後、十分なすすぎと洗浄後の保湿ケアが必要です。 ② 洗う ― まずは肌を清潔に ③ 浸かる ― バスタブでリラックス&保湿 ④ 入浴剤の代表例 ⑤ 塗る ― 入浴後には保湿剤をきちんと塗る ⑥ 肌の潤いを保つために必要なケア ⑦ 皮膚清潔の心理的な意義 入浴・清潔ケアには、身体的な効果だけでなく心理的な意義もあります。 爽快感 "さっぱりした"、"気持ちがよかった" 安らぎ 掻痒感や不潔、むさくるしさからの解放 気分転換 回復意欲の向上
7月4日読了時間: 1分


在宅医療における褥瘡管理を科学する16~
#スキンケア#洗浄剤#弱酸性洗浄剤#皮膚pH#脱脂#セラミド#保湿クリーム#褥瘡予防#在宅医療#さくら在宅クリニック ① 洗浄剤の作用 ― 汚れも皮脂膜も落としてしまう ② スキンケアの原則 スキンケアには、予防的スキンケア(脆弱な皮膚の低下した生理機能を補う)と、治療的スキンケア(障害を起こした皮膚の治癒を促進する)があります。皮膚をよく観察し、物理的刺激物・紫外線・乾燥から皮膚を守り、清潔にして保護し、保湿するケアが必要です。 項目 内容 皮膚の清潔保持 皮膚の機能を維持増進させる。 刺激物の除去 皮膚障害の原因となる刺激物を取り除く。身体から出るものはすべて刺激物である。 機械的刺激の除去 やさしく泡で洗い、押さえ拭きをする。 感染予防 排泄物により浸軟を起こした皮膚はアルカリ性。乾燥した皮膚もアルカリ性で易感染状態。いずれも保温・保湿ケアが必要。 ③ スキンケア用品の活用 ― やさしく洗って、しっかり保護する スキンケア用品は「洗浄」と「保護」の2つの役割で使い分けます。 ④ 洗浄剤の種類とpH 洗浄剤は販売会社・商品によってpHが大きく
7月3日読了時間: 2分


在宅医療における褥瘡管理を科学する15~スキンケアの必要性と基本|皮膚の清潔と保護で皮膚トラブルを防ぐ
#スキンケア#皮膚の清潔#皮膚の保護#皮脂膜#角質層#清潔と消毒#褥瘡予防#看護技術#在宅医療#さくら在宅クリニック ① スキンケアの必要性 スキンケアとは「皮膚を健やかに保つために皮膚の手入れをすること」であり、基本的なスキンケアの方法として皮膚の清潔と保護があります。 ② スキンケアが皮膚本来の環境を整える ナイチンゲールは、看護の覚え書きの中で、身体の清潔が健康に与える影響について述べています。常に外界に接し、体内環境を整える働きをしている皮膚は、生命維持のための重要な役割を担っているといえます。 ③ スキンケアの基本①:皮膚の清潔 ④ スキンケアの基本②:皮膚の保護
7月2日読了時間: 1分


在宅医療を科学する18~失禁関連皮膚炎(IAD)とは?褥瘡(床ずれ)との見分け方と発生のメカニズム
日々の介護現場で直面することの多いおむつかぶれですが、専門的にはIAD(失禁関連皮膚炎)と呼ばれます。一見、褥瘡(床ずれ)と似ていますが、その原因や対処法は大きく異なります。 今回は、IADが起こる仕組みと、褥瘡との適切な見分け方について図解とともに解説します。 1. IADと褥瘡、どう見分ける? 適切なケアを行うためには、まず目の前の皮膚トラブルがIADなのか褥瘡なのかを正しく鑑別することが重要です。 比較項目 おむつかぶれ(IAD) 褥瘡(床ずれ) 発生部位 排泄物が接触する広範囲 骨が突出している部位に一致 範囲 拡散的(広がりがある) 限局的(部分的) 皮膚の特徴 主に発赤 紫斑や黒色壊死が見られることもある 深さ 真皮まで 皮下組織や筋層に及ぶこともある 2. IADが発生するドミノ倒しのメカニズム IADは、おむつ内の過酷な環境によって皮膚のバリア機能が崩壊することで起こります。そのプロセスは以下の通りです。 浸軟(ふやけ) :おむつ内の高温多湿環境により、皮膚がふやけます。 バリア機能障害 :ふやけた皮膚はバリア機能が低下し、経皮水
2月12日読了時間: 2分


在宅医療を科学する17~失禁関連皮膚炎(IAD)はどうして起こる?発生のメカニズムを詳しく解説
日々のスキンケアにおいて、おむつを使用されている方に避けて通れない課題のひとつが**IAD(失禁関連皮膚炎)**です。今回は、添付の図解「IAD発生メカニズム」に基づき、なぜ皮膚障害が起こるのか、そのプロセスを分かりやすく解説します。 IAD発生の3つの大きな要因 IADは、単一の原因ではなく、複数の要素が重なり合って発生します。 おむつ内の過酷な環境 :おむつを使用することで、皮膚は常に「高温多湿」の状態にさらされます。 化学的刺激 :排泄物(便や尿)に含まれる成分による刺激です。 機械的刺激 :おむつや洗浄時の「摩擦・ずれ」による物理的なダメージです。 皮膚がダメージを受けるステップ 画像では、健康な皮膚が炎症に至るまでのドミノ倒しのようなプロセスが示されています。 浸軟(ふやけ)とバリア機能の低下 :高温多湿環境で皮膚がふやけると、外部刺激から身を守る「皮膚バリア機能」が障害されます。 pHの上昇と細胞の損傷 :バリアが弱まった状態で便や尿の化学的刺激を受けると、皮膚のpHが上昇し、角化細胞が損傷してしまいます。 炎症の連鎖...
2月11日読了時間: 2分


在宅医療を科学する16~なぜ高齢者は「おむつかぶれ」になりやすい?IADのメカニズムと皮膚の特徴
介護の現場で多くの方が悩まれる「おむつ周りの赤みやただれ」。これは単なる肌荒れではなく、IAD(失禁関連皮膚炎)という皮膚障害です。 なぜ高齢になると皮膚トラブルが起きやすくなるのか? そのメカニズムと高齢者特有の皮膚の状態について解説します。 1. 高齢者の皮膚はなぜ「弱くて脆い」のか? 加齢とともに、私たちの皮膚は外からの刺激に非常に弱くなります。主な特徴は以下の通りです。 バリア機能の低下 : 皮脂の欠乏や細胞間の脂質が減ることで、外からの刺激を通しやすくなります。 皮膚の菲薄化(ひはくか) : 皮膚が薄くなり、わずかな摩擦やズレでも傷つきやすくなります。 免疫力の低下 : 細菌やカビなどの感染症に対する抵抗力が落ちています。 感覚の鈍化 : 痛みや不快感に気づきにくく、発見が遅れることがあります。 2. IAD(失禁関連皮膚炎)発症のメカニズム IADは、尿や便が皮膚に長時間接触することで起こりますが、その裏には複数の悪循環が潜んでいます。 ① 皮膚の「ふやけ(浸軟)」 尿や便に含まれる水分によって、皮膚が白くふやけた状態になります。ふや
2月10日読了時間: 2分


在宅医療を科学する14~なかなか治らないおむつかぶれ、実は「IAD(失禁関連皮膚炎)」かもしれません
在宅療養において、ご家族や介護スタッフ様を悩ませるトラブルの一つに「皮膚の赤みやただれ」があります。「いつものおむつかぶれかな?」と市販薬を塗ってもなかなか改善しない場合、それは単なる“かぶれ”ではなく、IAD(失禁関連皮膚炎)という状態かもしれません。 今回は、治療に難渋したある女性のケースを通して、IADの正体とその対策について解説します。 1. 治療に難渋した症例(Case 2) ある女性の患者様は、偽膜性腸炎や尿路感染症を繰り返し、入退院を重ねておられました。ようやく自宅退院となりましたが、その後、皮膚の状態が急激に悪化してしまったのです。 ご家族や訪問スタッフが、抗菌外用剤や抗真菌外用剤、最新のドレッシング材(被覆材)、さらには水分を弾く撥水系外用剤など、あらゆる手段を試しました。しかし、皮膚の状態は一向に改善せず、広範囲にわたる強い赤み(紅斑)や、皮膚が剥けてジュクジュクとした「びらん」が広がってしまいました。 2. IAD(失禁関連皮膚炎)とは何か? この患者様のように、尿や便(あるいはその両方)が長時間皮膚に接触し続けることで生じ
2月9日読了時間: 2分


在宅医療を科学する14~治療に難渋する皮膚炎:在宅復帰後に直面した広範な紅斑とびらんへのアプローチ
在宅医療の現場では、病院での治療を経て帰宅された後、急激な身体の変化に直面することがあります。今回は、退院後に皮膚症状が悪化し、多角的な治療を試みても改善に難渋したある女性の症例をご紹介します。 1. 患者様の背景(病歴) この患者様は、もともと「偽膜性腸炎」や「尿路感染症」を繰り返しており、入退院を頻繁に重ねておられました。感染症との戦いが続くなか、ようやく自宅退院を迎えられたという背景があります。 2. 自宅退院後の急激な悪化 住み慣れた自宅へ戻られた後、残念ながら皮膚炎が増悪してしまいました。その症状は非常に重く、単なる赤みを超え、以下のような深刻な状態を呈しました。 広範な紅斑: 皮膚の広い範囲が赤く腫れ上がる。 びらん: 皮膚の表面が剥がれ落ち、ジュクジュクとした「ただれ」が生じる。 3. 試みられた治療と直面した困難 在宅チームでは、標準的な皮膚科的治療を含め、あらゆる手段を講じました。 外用剤の活用: 抗菌外用剤や抗真菌外用剤など、感染を疑ったアプローチ。 物理的保護: ドレッシング材(被覆材)による患部の保護。 外部刺激の
2月8日読了時間: 2分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する29~繰り返す足の傷…それは静脈性下腿潰瘍かもしれません
~予防と治療・ケアの実際~ ふくらはぎの内側にできたただれや皮膚の変色、じくじくと滲出液が出る創…。それは、**慢性的な静脈うっ滞によって起こる「静脈性下腿潰瘍」**かもしれません。 ✅ 再発を防ぐ!静脈性潰瘍の予防ポイント 🚶♂️1. 長時間の立位や下肢下垂を避ける...
2025年7月9日読了時間: 3分


「褥瘡にガーゼ」は最悪の処置?その理由を解説します
褥瘡(床ずれ)の処置として「ガーゼを当てておけば安心」と思っていませんか?実は、 褥瘡にガーゼを当てることは、最悪の処置になり得る ということをご存じでしょうか。 今回は、「なぜガーゼ処置が褥瘡にとって逆効果なのか?」を、褥瘡の発生メカニズムと傷の治り方から解説します。...
2025年6月25日読了時間: 2分
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