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逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療

神奈川県逗子市桜山2-2-54
TEL 046-874-9475
FAX 050-3145-2736
平日9時~17時
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在宅医療における「体重測定」の意義とは?
在宅医療の現場で、私たちがとても大切にしているのが 定期的な体重測定 です。特別な機器がなくても、立てる方であれば簡単に実施でき、 体重の経時的な変化から多くの健康サインを読み取ることができます 。 🟡 体重が減っている場合には? 老衰の進行 の一環であることがあります。...
6月9日読了時間: 2分


食欲不振の陰に「老年期うつ」?
高齢者の変化を見逃さない視点 今回は、 施設に入居中の90代女性 のケースを通じて、 老年期うつ病の見落とされやすさと治療の可能性 についてご紹介します。 🍽️ 半年前から始まった「食欲不振」 認知症あり 主食は完食できるが、副食は半分以上残す...
6月7日読了時間: 3分


当院の取り組みが専門メディアに紹介されました!
このたび、看護師向け情報サイト 「 レバウェル看護 」に、~ に、当クリニックの取り組みが掲載されました。 📌 掲載記事はこちら 【タイトル】看護部・院長ブログ紹介_vol.79【記事URL】 https://kango-oshigoto.jp/media/article...
6月6日読了時間: 1分


環境変化が引き起こすBPSDへの薬物対応 〜在宅医の現場から〜
施設入居や入退院のタイミングなど、環境が大きく変化したことをきっかけに、認知症の行動・心理症状(BPSD)が急激に悪化することがあります。 例えば──施設の窓から飛び出してしまった方、介護者の首を絞めた方、ドアを蹴ったり椅子を投げたりしてしまう方。当院でも、こうしたケースに...
6月6日読了時間: 3分


「歩ける喜び」をもう一度──慢性疼痛とオピオイド治療の再考
私が脳神経外科医として勤務していた頃、主に扱っていたのは脳の血管障害──くも膜下出血、脳内出血、脳梗塞といった疾患でした。加えて、脊椎外科をサブスペシャルティとして手がけ、脊椎外科技術認定医の資格も取得しています。 しかし、在宅医療に携わるようになって特に難しさを感じている...
6月5日読了時間: 2分


急変を「防ぐ」ためにできること
~在宅医療の現場から考える予兆への気づき~ 「状態が悪い」と連絡を受け、急いで往診してみると、すでにショック状態に陥っていた――在宅医療の現場では、こうしたケースが珍しくありません。ショック状態が進行すれば、やがて心肺停止となり、いわゆる「急変」へと至ります。...
6月4日読了時間: 2分


「首を寝違えた」は思い込み? ― 高齢者に多い“頚椎の偽痛風”とは
「朝起きたら首が痛い」「首が回らない」「寝違えたかも…」 そんな症状で来院される高齢の方が、実は“首の寝違え”ではなく、**頚椎の偽痛風(Crowned dens syndrome)**を発症していることがあります。 今回は、この「頚椎の偽痛風」を疑うべきポイントと、診断・...
6月3日読了時間: 2分


高齢者に多い「偽痛風」ってどんな病気?
皆さんは「 偽痛風(ぎつうふう) 」という病気をご存じでしょうか? これは、「ピロリン酸カルシウム結晶」が関節内に沈着して起こる、 結晶性関節炎 の一種です。名前に“痛風”とありますが、尿酸が原因の本当の痛風とは別の病気です。 偽痛風は高齢者に多い疾患です 偽痛風の発症は、...
6月2日読了時間: 3分


高齢者に多い「腹部の皮膚炎」──実は夏場に要注意!
高齢者の腹部の皮膚炎 高齢者において、腰が高度に曲がっている場合(亀背と言います)、腹部の皮膚が折りたたまれるように重なり、垢や汗により雑菌や真菌が繁殖し皮膚炎を起こすことがあります。乳房の下も同じようにただれやすいです。特に汗をかきやすい、これからの時期によくみられます。...
6月1日読了時間: 2分


【冬の入浴事故にご注意】高齢者が“お風呂で突然死”するメカニズムとその予防法
冬になると、高齢者が 入浴中に突然亡くなる事故 が全国的に多発します。今回はそのメカニズムと、私たちができる予防策について、わかりやすく解説します。 🧠 なぜ“入浴中の突然死”が起きるのか? 寒い脱衣所や浴室に入ると、 体が冷えて血管がギュッと収縮し、血圧が急上昇...
5月31日読了時間: 3分


「むくみ」の原因、薬のせいかもしれません
~下腿浮腫を引き起こす意外な処方薬とは~ むくみ(浮腫)は、 心不全・腎不全・低栄養 などの内科的な原因で起こることが多いですが、実は 整形外科などで処方される一部の薬 が関与していることもあります。 今回は、在宅診療の現場でもよく見かける「 薬によるむくみ...
5月30日読了時間: 2分


在宅医療で見逃せない「腸閉塞」——超音波での見極めポイントとは?
在宅診療では、腸閉塞の見逃しは命に関わる重大な事態に繋がる可能性があります。だからこそ、私たち在宅医にとって、この病態の早期発見は非常に重要です。 幸い、腸閉塞は 超音波検査 で比較的容易に見つけることができます。以下が、その代表的な所見です。 腸管の拡張...
5月29日読了時間: 1分


「立ち上がれない」の裏にあった意外な原因 〜認知症高齢者の転倒と骨折〜
ある日曜日の出来事でした。 80代の男性。認知症がありながらも、 歩行は自立レベル で、 ヘルパーやデイサービスを利用しながら独居生活 を送っていた方です。いつも通り、訪問に来たヘルパーさんが驚きました。こたつに座ったまま、「 立ち上がれない 」というのです。...
5月28日読了時間: 2分


慢性的な咳に新たな選択肢 ― リフヌア錠(ゲーファピキサント)とは?
長引く咳が続いて困っている方にとって、新しい治療薬「**リフヌア錠(一般名:ゲーファピキサント)」**が注目されています。従来の治療でなかなか改善しなかった“原因不明の慢性咳”にも効果が期待できる薬剤として、2022年に日本で承認されました。 ■ どんな薬? ―...
5月27日読了時間: 3分


尿バッグが紫色に!? ―「パープルバッグ症候群」とは?
在宅医療の現場で、尿道カテーテルを長期間使用している患者さんから、「尿のバッグが紫色なんですが、大丈夫ですか?」というご相談を受けることがあります。 これは**「紫色尿バッグ症候群(Purple Urine Bag Syndrome)」...
5月26日読了時間: 2分


在宅医療における「プラリア®(デノスマブ)」使用の是非について
骨粗鬆症の新しい治療薬として注目されている「プラリア®(一般名:デノスマブ)」。 RANKLというタンパク質の働きを抑えることで破骨細胞の活性化を防ぎ、骨の吸収を抑える仕組みを持つ薬です。半年に1回の皮下注射で済むという手軽さもあり、骨粗鬆症治療ガイドラインでも高く評価(推...
5月25日読了時間: 3分


【解説】頚肩部痛へのHydrorelease(ハイドロリリース)治療
【解説】頚肩部痛へのHydrorelease(ハイドロリリース)治療 ―「四十肩・五十肩」の誤解と神経根症の診かた― ❌ 「四十肩・五十肩」という言葉は使うべきではない 医師が「四十肩」「五十肩」という表現を使うと、かえって患者さんにとって不利益になることがあります。これは...
5月24日読了時間: 2分


「われに自由を与えよ、さもなくば死を」——高齢者の“歩く自由”について考える
Give me liberty, or give me death !(われに自由を与えよ、しからずんば死を)この言葉は、アメリカ独立戦争の火蓋が切られる直前、ヴァージニア植民地協議会でパトリック・ヘンリーが叫んだ歴史的な名言です。...
5月23日読了時間: 3分


アムロジピンの意外な副作用 ― 処方カスケードを防ぐために
高血圧治療において最もよく使用される降圧薬のひとつ、アムロジピン(商品名:アムロジン、ノルバスク)。しかし、その「使いやすさ」と引き換えに、見落とされがちな副作用がいくつか存在します。これらを知らずに対処しようとすると、別の薬を追加してしまう「処方カスケード」につながってし...
5月22日読了時間: 2分


【がん患者さんへの頻回訪問】「声をかける」ことの大きな力
在宅医療の現場では、がん患者さんに対してどれくらいの頻度で訪問するべきか、よく話題になります。実はこのテーマに関して、看護師による定期的なモニタリングが倦怠感を緩和するという注目すべき研究があります。 🔍 看護師によるモニタリングが倦怠感を緩和...
5月21日読了時間: 2分
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