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精神疾患を科学する 在宅医療で関わる精神疾患について51~アルコール使用障害/依存症〜 「意志の弱さ」ではなく、治療が必要な病気 〜

  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

アルコール使用障害/依存症

〜 「意志の弱さ」ではなく、治療が必要な病気 〜

アルコール依存症アルコール使用障害離脱症状断酒回復と支援在宅医療

アルコール依存症は、「だらしないから」「意志が弱いから」なる病気ではありません。お酒を飲み続けるうちに、脳と体がお酒を必要とするように変化してしまう“治療が必要な病気”です。ひとりの努力だけでは抜け出しにくく、再発しやすい一方で、正しい治療と支えがあれば回復できます。

💡 呼び名について 近年は「アルコール依存」と「アルコール乱用(問題のある飲み方)」をあわせてアルコール使用障害と呼ぶようになっています。

「依存」には2つの側面がある

依存には、心が「飲みたい」と強く求める精神依存と、お酒が切れると体につらい症状(離脱症状)が出る身体依存があります。アルコールは、この両方を引き起こします。

いちばん大切な注意 ── 「離脱症状」は命に関わることも
いちばん大切な注意 ── 「離脱症状」は命に関わることも

再発しやすい。だから、ひとりでがんばらない
再発しやすい。だから、ひとりでがんばらない
断酒を続けるための工夫
断酒を続けるための工夫
支える人へ ── 責めるより、寄り添う
支える人へ ── 責めるより、寄り添う

依存症の方は、これまで何度も断酒に失敗し、お酒による失敗を重ねて、自信をなくしていることがほとんどです。「なんで飲むの」と責めるのではなく、そのつらさに寄り添い、少しずつ自信を取り戻せるように、根気よく支えていくこと。それが回復への何よりの力になります。うまくいかない日があっても、それは失敗ではなく、回復の途中です。

ひとりで、あるいは家族だけで抱え込まないでください。 アルコールの問題は、気分の落ち込み(うつ)などを伴うこともあり、心のつらさが強くなることもあります。お住まいの地域の精神保健福祉センター・保健所、専門医療機関、自助グループ(断酒会・AAなど)が相談にのってくれます。つらい気持ちが強いときは、我慢せず早めにご相談ください。

アルコール依存症は、本人の努力と周囲の支え、そして専門的な治療によって、回復をめざせる病気です。在宅療養中の方やご家族で、お酒との付き合い方にお困りの場合も、責めることなく、その方に合った一歩を一緒に考えていきます。どうか一人で抱え込まず、ご相談ください。

さくら在宅クリニック(神奈川県逗子市・逗子葉山エリアの在宅医療)


TEL 046-874-9475/FAX 050-3145-2736


※本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。断酒や治療は必ず医療機関のもとで行ってください。気になる症状は主治医にご相談ください。


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