精神疾患を科学する 在宅医療で関わる精神疾患について29~ひきこもりを理解する― 意欲・行動の障害という視点から
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ひきこもりを理解する― 意欲・行動の障害という視点から
そもそも「意欲」とは
人の意欲(やる気・欲求)は、大きく生存のための欲動と精神的な欲動の 2つに分けて考えられます。意欲は最終的に「行動」につながるため、 意欲の障害は、行動の障害とひとまとめに扱われることがあります。

ひきこもりとは

背景にある代表的な精神疾患
一般には「自閉症のイメージ」を持たれることもありますが、それに限りません。 極端に言えば、どの精神疾患でもひきこもりは現れうると考えられています。代表的なものは次のとおりです。

ひとくちに「ひきこもり」と言っても、その程度は人によって大きく異なります。 家の中では普通に過ごし、お気に入りのマンガを買うときだけ外出する方もいれば、 自室に閉じこもり、家族とすら数年顔を合わせていないという方もいます。 お腹がすいたらドアや床を2回叩くなど、何らかの合図で家族に意思表示をしながら過ごす方もいるようです。
大切なのは、外に出る/出ないだけで一律に判断せず、その人なりの生活のかたちと変化に目を向けることです。
在宅医療の現場から
ひきこもりの背景には、本人も気づいていない心身の不調が潜んでいることがあります。 「病院に行けない・行きたくない」状態こそ、私たちが自宅にうかがう在宅医療の出番です。 ご本人を無理に外へ連れ出すのではなく、まずは今の暮らしを尊重しながら、 ご家族と一緒に少しずつ支える方法を考えていきます。気になる様子があれば、どうぞご相談ください。
さくら在宅クリニック神奈川県・逗子葉山エリアの訪問診療




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