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精神疾患を科学する 在宅医療で関わる精神疾患について29~ひきこもりを理解する― 意欲・行動の障害という視点から

  • 1 日前
  • 読了時間: 2分

ひきこもりを理解する― 意欲・行動の障害という視点から

#ひきこもり#意欲の障害#行動の障害#精神症状#自閉#在宅医療#ご家族へ


そもそも「意欲」とは

人の意欲(やる気・欲求)は、大きく生存のための欲動精神的な欲動の 2つに分けて考えられます。意欲は最終的に「行動」につながるため、 意欲の障害は、行動の障害とひとまとめに扱われることがあります。

※ 欲動の分類には諸説あります。ここでは全体像をつかむための一例としてご紹介しています。
※ 欲動の分類には諸説あります。ここでは全体像をつかむための一例としてご紹介しています。

ひきこもりとは

ひきこもりは特定の病名ではなく、状態を指す言葉です。 「本人の甘え」「怠け」と誤解されがちですが、その背景に精神疾患が隠れていることも少なくありません。
ひきこもりは特定の病名ではなく、状態を指す言葉です。 「本人の甘え」「怠け」と誤解されがちですが、その背景に精神疾患が隠れていることも少なくありません。

背景にある代表的な精神疾患

一般には「自閉症のイメージ」を持たれることもありますが、それに限りません。 極端に言えば、どの精神疾患でもひきこもりは現れうると考えられています。代表的なものは次のとおりです。

ひきこもりの現れ方は人それぞれ
ひきこもりの現れ方は人それぞれ

ひとくちに「ひきこもり」と言っても、その程度は人によって大きく異なります。 家の中では普通に過ごし、お気に入りのマンガを買うときだけ外出する方もいれば、 自室に閉じこもり、家族とすら数年顔を合わせていないという方もいます。 お腹がすいたらドアや床を2回叩くなど、何らかの合図で家族に意思表示をしながら過ごす方もいるようです。

大切なのは、外に出る/出ないだけで一律に判断せず、その人なりの生活のかたちと変化に目を向けることです。

在宅医療の現場から

ひきこもりの背景には、本人も気づいていない心身の不調が潜んでいることがあります。 「病院に行けない・行きたくない」状態こそ、私たちが自宅にうかがう在宅医療の出番です。 ご本人を無理に外へ連れ出すのではなく、まずは今の暮らしを尊重しながら、 ご家族と一緒に少しずつ支える方法を考えていきます。気になる様子があれば、どうぞご相談ください。

さくら在宅クリニック神奈川県・逗子葉山エリアの訪問診療


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