精神疾患を科学する 在宅医療で関わる精神疾患について⑨~~妄想気分をやさしく解説|根拠のない不気味な恐怖感と世界没落体験
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一次妄想
妄想気分
[もうそうきぶん]
よくみられるケース統合失調症
根拠のない、不気味な恐怖感
それが悪化すると世界が終わると感じてしまう
妄想気分は、理由がないのに不気味な感じがして、不安や恐怖感を抱きます。こういった一次妄想は、感覚的に正常な人には伝えにくいものです。
② 根拠のない不気味な恐怖感を理解する ― 心霊番組レポーターのたとえ
例えば、こんな状況を思い浮かべてみてください。夏の心霊番組などで、廃墟に入ったレポーターが、
「建物内はとても嫌な空気です。重い、のどが詰まるような、なんともいえない重圧感を感じます」
といったレポートをすることがあります。実際には廃墟に入ったからといって、別に地球上の重力が変わるわけではありません。
患者さんが感じている感覚は再現しにくいため少し違うかもしれませんが、このレポーターの感覚を思い浮かべると、根拠のない不気味な恐怖感を理解しやすくなるのではないでしょうか。

妄想気分が悪化すると、恐怖でなにもかもが終わりであると感じる世界没落体験をします。







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