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在宅酸素療法を科学する38~内服薬去痰薬・少量マクロライド療法|慢性呼吸不全・COPDの薬物管理

  • 12 分前
  • 読了時間: 2分
長期酸素療法を必要とする患者の多くはCOPDを基礎疾患としている。COPDにおいて喀痰が多い症例では進行が早いことが報告されており、排痰コントロールが重要である。また少量マクロライド療法は抗菌活性以外の作用(気道粘膜の過剰分泌の抑制・サイトカインの分泌抑制・免疫細胞への作用)も注目されている。
長期酸素療法を必要とする患者の多くはCOPDを基礎疾患としている。COPDにおいて喀痰が多い症例では進行が早いことが報告されており、排痰コントロールが重要である。また少量マクロライド療法は抗菌活性以外の作用(気道粘膜の過剰分泌の抑制・サイトカインの分泌抑制・免疫細胞への作用)も注目されている。

去痰薬の分類と特徴

去痰薬はその作用機序から大きく5つに分類される。去痰薬は痰の性状や量、患者の状態などを考慮して適切に選択する必要がある。特に喀痰溶解薬は喀出困難を生じる可能性もあり注意が必要である。粘液溶解薬と粘液修復薬は併用することで効果が増強することが広く知られており、喀痰コントロール不十分な症例では併用を考慮する。

分類

代表的な薬物

特徴

喀痰調整薬

カルボシステイン

喀痰構成成分を正常化させる

気道潤滑薬

アムブロキソール

肺サーファクタント分泌促進、繊毛運動亢進作用による痰の喀出を促進する

気道分泌細胞正常化薬

フドステイン

杯細胞過形成を抑制し、気道過分泌を改善する

気道分泌促進薬

ブロムヘキシン

気管分泌を促進することにより喀痰の喀出を容易にする

喀痰溶解薬

N-アセチルシステイン


(わが国では吸入薬のみ)

喀痰内のジスルフィド結合を分離し喀痰の粘調度を低下させる。痰の粘調度が下がりすぎると喀出困難になる

COPDにおける去痰薬の効果

少量マクロライド療法
少量マクロライド療法

びまん性汎細気管支炎(diffuse panbronchiolitis:DPB)に対してエリスロマイシンの少量長期投与法が著明な予後改善をもたらして以降、他の呼吸器疾患に対するマクロライド系抗菌薬の効果が次々と示されてきている。

抗菌活性以外の3つの作用機序

COPDにおけるマクロライド療法のエビデンス
COPDにおけるマクロライド療法のエビデンス
内服薬使用のまとめ
内服薬使用のまとめ
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