在宅酸素療法を科学する36~感染予防策 長期酸素療法患者の生活指導とワクチン接種の重要性
- 20 時間前
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長期酸素療法での感染予防は、① 生活における注意と② 積極的な予防としてのワクチン接種の2本柱からなる。安定していても、長期酸素療法を実施するような患者の肺炎は急な転帰を辿ったり、負のスパイラルに陥ったりすることが予測されるため、早めに予防接種を実施することが重要である。
セルフマネジメントと生活指導
2003年のBourbeauらによる研究以降、ケースマネージャー(看護師)による患者教育が救急外来受診と入院の減少およびQOLの改善効果を示した。COPDに対するセルフマネジメントのメタアナリシスでは、QOL・全原因および呼吸器に関連した入院・息切れ(mMRC)の改善効果が得られている。


重要な感染予防項目(生活指導)


インフルエンザウイルスは、特に気道上皮細胞の障害が強く生じることから、細菌性肺炎が引き起こされるリスクが上昇する。

肺炎球菌ワクチンによる予防
① 肺炎球菌ワクチンが重要な4つの理由



ワクチンの有効性データ
指標 | PPSV23接種あり(n=391) | PPSV23接種なし(n=387) | 効果 |
肺炎確患率(1年後) | 25件 | 37件 | 42%減(p=0.082) |
肺炎確患率(2年後) | 67件 | 81件 | 25%減(p=0.221) |
肺炎入院率(1年後) | 25件 | 35件 | 38%減(p=0.120) |
肺炎医療費(2年後) | 低値 | 高値 | 約8万円減(p=0.027) |
※インフルエンザワクチンとの併用効果。PCV13のオランダRCTでは肺炎球菌型の市中肺炎を45.6%減少。





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