在宅医療における褥瘡管理を科学する12~体圧分散用具の選択基準使用目的とアセスメントから最適な1台を選ぶ
- 2 日前
- 読了時間: 2分

#在宅医療#さくら在宅クリニック#褥瘡予防#体圧分散用具#選択基準#マットレス#ADL#IADL#訪問看護#在宅看護
① 選択基準の基本

メンテナンスや品質保証を考慮してリースも念頭に置きます。ケアマネージャーやソーシャルワーカーとの連携も必要になります。

体圧分散寝具選定の基本は、まず「使用の目的は何か?」を明確にすることから始まります。

③ マットレスに求められる4つの機能
マットレスを選択するうえで考慮すべき点として、次の4つの機能が挙げられます。

④ 使用方法別の長所・短所
体圧分散寝具は、使用方法(特殊ベッド・交換マットレス・上敷きマットレス)によって、それぞれ異なる長所・短所があります。これら4つの機能をバランスよく備えているかどうかが、マットレス選びの重要な視点になります。
使用方法 | 長所 | 短所 |
特殊ベッド (空気流動型ベッド、ローエアロスベッドなど) | コンピューター制御により、患者の好むいかなる体位においても、除圧環境を提供できる。 | 自力体位変換時に必要な支持力、つまり安定感が得にくい。重い、保管場所が必要。維持管理は煩雑で、高価である。モーター音が騒音になる。圧切替機能で不快感を与える。 |
交換マットレス | 厚みが10〜15cm以上あるため、胴部挙上45度までなら減圧環境が提供できる。エアセル構造と付属ポンプによる低圧保持機能を備えたエアマットレスがある。 | 厚みがあるため、患者の身体とベッド柵の高さに注意しないと、転落の危険がある。端座位となる患者では、足底の接地が不安定になる。 |
上敷きマットレス | 使用方法が簡単。薄型マットレスでは、端座位時の足底の接地が安定する。安価である。 | 厚みのないものが多く、ギャッチアップ30度までの減圧しか提供できない。体圧分散力が弱い。 |
⑤ 素材別の長所・短所
素材(エア・ウレタンフォーム・ゲル)によっても、特徴が大きく異なります。


ベテランナースより
マットレスの特徴や機能をよく理解し、正しく使いこなすことが重要。
選択時の注意点:厚みのあるマットレスは転落の危険、エアマットレスは船酔いのような不快感、ゲルは体温を奪うリスクなど、長所だけでなく短所も踏まえてアセスメントすることが欠かせません。
⑥ まとめ





コメント