top of page

リウマチを科学する4~免疫と病気のカンケイ

  • 9 分前
  • 読了時間: 2分

免疫と病気のカンケイ〜免疫不全・アレルギー・自己免疫疾患〜

ここまで、身体を守る精巧な免疫のしくみを見てきました。ところがこの守りは“諸刃の剣”。弱すぎても、行きすぎても、方向を間違えても病気になります。免疫の乱れが生む3つの病気を整理しましょう。

1免疫不全 ― 守りが弱くなる

免疫の力が落ちると、いろいろな感染症にかかりやすくなります。原因は大きく分けて、生まれつきのもの(遺伝子の異常)と、あとから起こるものがあります。

守りが大きく崩れると、健康な人ならかからないような弱い病原体にも感染してしまいます。これを日和見(ひよりみ)感染症と呼びます。
守りが大きく崩れると、健康な人ならかからないような弱い病原体にも感染してしまいます。これを日和見(ひよりみ)感染症と呼びます。

ニューモシスチス肺炎サイトメガロウイルス感染症結核

2アレルギー ― 無害なものへの過剰反応

免疫は本来、身体に害のあるものに反応します。ところが無害なものにまで反応してしまい、つらい症状を起こすことがあります。これがアレルギー。日本人の国民病ともいえる花粉症を例に、流れを見てみましょう。

3自己免疫疾患 ― 自分を敵とまちがえる
3自己免疫疾患 ― 自分を敵とまちがえる

免疫は普段、自分の身体には反応しないよう賢く調整されています。これを免疫寛容といいます。ところがこの見分けがうまくいかなくなると、自分の身体の成分(自己抗原)を敵とまちがえて攻撃してしまいます。

📌 この記事のまとめ
📌 この記事のまとめ
  • 免疫は諸刃の剣。弱すぎ・過剰反応・自己攻撃の3方向で病気になる

  • 免疫不全:守りが弱まり感染しやすくなる(HIV/AIDS・薬剤・日和見感染)

  • アレルギー:無害なものへの過剰反応(花粉症=IgE→ヒスタミン、I型)

  • 自己免疫疾患:自分を攻撃(自己抗体・抗核抗体/SLE・関節リウマチ)

🎓 第1章「免疫のキホン」はここまで。 ——次章からは、いよいよ関節リウマチや膠原病、それぞれの病気を1つずつ見ていきます。

免疫学免疫不全HIV・AIDS日和見感染症アレルギーIgE花粉症自己免疫疾患自己抗体抗核抗体SLE関節リウマチ

さくら在宅クリニック(神奈川県逗子市|逗子・葉山エリアの訪問診療) TEL 046-874-9475


※本記事は一般の方向けにやさしく解説したものです。診断・治療は主治医にご相談ください。


コメント


© 2021 湘南在宅研究所 All Rights Reserved.

情報通信機器を用いた診療の初診において向精神薬を処方しておりません

bottom of page