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リウマチを科学する3~獲得免疫のしくみ〜液性免疫と細胞性免疫〜

  • 13 分前
  • 読了時間: 2分

獲得免疫のしくみ〜液性免疫と細胞性免疫〜

自然免疫(警察)の守りを突破されたとき、いよいよ“軍隊”=獲得免疫の出番です。作動まで数日かかりますが、狙った病原体だけを強力に叩く精鋭部隊。その主役、T細胞とB細胞の働きを見ていきましょう。

1主役は「リンパ球」

獲得免疫は準備に数日かかるかわりに、侵入してきた病原体だけを狙い撃ちで、強力に排除します。その主役がリンパ球——大きくT細胞B細胞の2種類に分かれます。

2スイッチは「ヘルパーT細胞」
2スイッチは「ヘルパーT細胞」

前回の抗原提示——樹状細胞が「こんな敵を捕まえた」と見せる相手が、このT細胞です。抗原提示を受けたT細胞は活性化してヘルパーT細胞へと姿を変えます(この変化を分化といいます)。

3液性免疫 ― B細胞と抗体
3液性免疫 ― B細胞と抗体

1つ目のしくみが液性免疫。ヘルパーT細胞に選ばれたB細胞が大増殖し、形質細胞へ分化。形質細胞が抗体という“専用兵器”を作って血流に放ちます。抗体が病原体をやっつける方法は、大きく3つあります。

4細胞性免疫 ― キラーT細胞
4細胞性免疫 ― キラーT細胞

抗体はとても強力ですが、弱点が1つ。細胞の“中”には入れないのです。

ひと目でわかる全体像


📌 この記事のまとめ

  • 獲得免疫は数日かかるが、狙った病原体を特異的・強力に排除する

  • 抗原提示でヘルパーT細胞(司令塔)が生まれ、スイッチが入る

  • 液性免疫:B細胞→形質細胞→抗体(中和・オプソニン化・補体)

  • 細胞性免疫:キラーT細胞が感染細胞ごと病原体を破壊する

🔜 次回予告:ここまでが免疫の“キホン”。 ——この精巧なしくみが自分自身を攻撃してしまうと? いよいよリウマチ・膠原病の本編へ。

免疫学獲得免疫リンパ球液性免疫細胞性免疫ヘルパーT細胞キラーT細胞B細胞抗体オプソニン化補体リウマチ・膠原病

さくら在宅クリニック(神奈川県逗子市|逗子・葉山エリアの訪問診療) TEL 046-874-9475


※本記事は一般の方向けにやさしく解説したものです。診断・治療は主治医にご相談ください。

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