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リウマチを科学する2~自然免疫のしくみ〜炎症と抗原提示〜

  • 15 分前
  • 読了時間: 2分

自然免疫のしくみ〜炎症と抗原提示〜

前回、免疫は「自然免疫(警察)」と「獲得免疫(軍隊)」に分かれるとお話ししました。今回は、その最前線で起きている「炎症」と、軍隊に出動を要請する“告げ口役”のはたらきをのぞいてみます。

1炎症ってなに?

病原体が身体に入ってくると、まず自然免疫(警察)が働いて追い出そうとします。たとえば、かぜウイルスがのどに侵入すると、自然免疫が作動してのどの病原体を攻撃します。

その結果、病原体との“交戦状態”になり、戦場となったのどは大荒れに。この大荒れ状態こそが「炎症」です。

2炎症が起きる3ステップ
2炎症が起きる3ステップ
病原体と戦った好中球はやがて力尽き、その死骸がたまると「膿(うみ)」になります。膿は、好中球が体を張って戦った“証拠”なのです。
病原体と戦った好中球はやがて力尽き、その死骸がたまると「膿(うみ)」になります。膿は、好中球が体を張って戦った“証拠”なのです。

3炎症の四徴候

炎症が起きると、傷口やその周りが腫れ、赤くなり、痛み、熱をもちます。教科書ではこれを炎症の四徴候と呼びます。医学用語に置きかえてみましょう。

4炎症は“諸刃の剣”
4炎症は“諸刃の剣”

5抗原提示 ─ 軍隊への“告げ口”

自然免疫(警察)だけで抑えきれないとき、獲得免疫(軍隊)に応援を頼む必要があります。その連絡役が樹状細胞です。

📌 この記事のまとめ
📌 この記事のまとめ
  • 炎症は「病原体と免疫が戦っている戦場」のあらわれ

  • 流れは マクロファージの貪食 → サイトカインで警報 → 好中球が集結

  • 戦った好中球の死骸が「膿」、症状は四徴候(腫脹・発赤・疼痛・熱感)

  • 炎症は諸刃の剣。行きすぎると自分の組織を傷つける

  • 樹状細胞の抗原提示が、獲得免疫(軍隊)のスイッチを入れる

🔜 次回予告:いよいよ獲得免疫のスイッチオン。——T細胞・B細胞・抗体が、どう病原体と戦うのかを見ていきます。

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さくら在宅クリニック(神奈川県逗子市|逗子・葉山エリアの訪問診療) TEL 046-874-9475


※本記事は一般の方向けにやさしく解説したものです。診断・治療は主治医にご相談ください。


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