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在宅医療を科学する45~在宅環境での足部多発潰瘍・壊死組織に対するドレッシング管理の実際
この記事のポイント 在宅環境での足部多発潰瘍・壊死組織に対するドレッシング管理の実際 壊死組織(黒色壊死)の観察ポイントと記録のとり方 在宅医療チームによる多職種連携のケアプロセス 症例概要 部位 足部(足底・趾部) 創傷の性状 壊死組織(黒色壊死)を伴う多発潰瘍、浸出液あり 使用材料 非固着性ドレッシング材、吸収パッド ケア環境 在宅(訪問診療・訪問看護) 観察所見と評価 1. 創傷の状態 趾部(主に第1趾・足底側)に 黒色乾性壊死(dry gangrene様) を認める。 壊死組織の辺縁は概ね明瞭で、周囲皮膚との境界は比較的安定している。 足底部には複数の浸出液を伴う潰瘍が存在し、ドレッシング材の汚染(黄色〜褐色滲出液)が観察された。 2. 皮膚周囲の状態 足背・下腿部の皮膚は乾燥・鱗屑を伴い、菲薄化傾向。毛細血管の透見が可能な程度の皮膚菲薄化を認め、 血流障害(末梢動脈疾患:PAD)や糖尿病性神経障害との関連が示唆される所見であった。 📌 在宅ケアでの観察ポイント: 壊死組織の拡大・軟化・悪臭の有無を毎回記録。感染徴候(発赤・熱感・膿
3月12日読了時間: 3分


在宅医療を科学する44~あれれ? いつもと違う経過
【経過報告】足趾の傷、なんか変? ── 在宅医療の現場から あれれ? いつもと違う経過 在宅診療の現場では、毎回の訪問でしっかりと傷の状態を観察することがとても大切です。 今回ご紹介するのは、足の親指(母趾)に傷を抱えている患者さんの経過です。 写真をご覧いただくと、母趾の先端に 黒色壊死様の病変 と周囲の発赤・腫脹が確認できます。前回の訪問時と比較して「あれれ?」と思わず声が出てしまうような変化が見られました。 在宅での創傷観察ポイント 足趾の傷を観察する際、私たちが特に注意しているポイントをご紹介します。 1. 色の変化 黒色・暗紫色 → 壊死や血流障害のサイン 赤色・発赤の拡大 → 炎症・感染の広がりの可能性 黄色・白色滲出液 → 感染や壊死組織の存在 2. 腫脹・熱感 足背や趾間まで腫れが広がっていないか、触れたときの熱感はどうか、毎回丁寧に確認します。 3. 臭気 感染が進行すると特有の臭気が生じることがあります。見た目だけでなく、嗅覚も大切な診断ツールです。 4. 境界線の変化 壊死と正常組織の境界(デマルケーション)が明確にな
3月11日読了時間: 2分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する25~繰り返す足のただれ…それ、「静脈性下腿潰瘍」かもしれません
ふくらはぎの内側に、じくじくとした傷ができて治りにくい…。それはもしかすると、**静脈のうっ滞が原因で起こる「静脈性下腿潰瘍」**かもしれません。 ✅ 静脈性下腿潰瘍とは? 下肢の静脈のうっ滞(血流停滞)によって引き起こされる皮膚潰瘍...
2025年7月5日読了時間: 2分


褥瘡を科学する19~褥瘡や創傷治療における「主薬」の役割とは?
在宅医療の現場では、褥瘡やさまざまな創傷に対する適切な処置が欠かせません。その中心となるのが「主薬」と呼ばれる外用製剤です。 主薬には以下のような重要な機能があります: 壊死組織の除去(デブリードメント) 感染のコントロール 湿潤環境の調整(吸水、保湿、補水)...
2025年5月4日読了時間: 1分


褥瘡を科学する18~褥瘡治療における“主薬”の役割とは?
在宅医療の現場では、褥瘡(じょくそう)や慢性創傷に対する適切な処置が重要です。その中でも「主薬」と呼ばれる外用剤は、以下のように多機能な働きを持ち、治癒過程を支えます。 主薬が担う5つの役割 壊死組織の除去 (デブリードマン) 感染の制御 (抗菌・抗炎症) 湿潤環境の調整...
2025年5月3日読了時間: 1分
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