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認知症は治せるか~認知症治療の羅針盤5

  • 4 時間前
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Lewy小体型認知症(DLB)——典型症例から学ぶ症候・診断基準・有用な検査

DLBはαシヌクレインを病理学的特徴とするLewy小体病(LBD)に含まれ、認知症患者の10〜15%を占めるとされるが、臨床的には過小評価されやすい。典型症例を通じて特徴的な臨床症候・診断基準・有用な検査について解説する。

 典型症例の提示と診断のポイント

10年以上前からのRBDの病歴、もの忘れの病歴、遅延再生の障害、シリアル7での失点(全般性注意の障害)、パーキンソニズムを合併する認知症でRBDがあることから、DLBが最も考えやすい。受診9カ月後より幻覚・幻聴が出現し、ドネペジルですみやかに消失した。その後易怒性・夜間中途覚醒があり抑肝散を追加。
10年以上前からのRBDの病歴、もの忘れの病歴、遅延再生の障害、シリアル7での失点(全般性注意の障害)、パーキンソニズムを合併する認知症でRBDがあることから、DLBが最も考えやすい。受診9カ月後より幻覚・幻聴が出現し、ドネペジルですみやかに消失した。その後易怒性・夜間中途覚醒があり抑肝散を追加。

 Lewy小体病(LBD)とDLBの疾患概念

DLBにおける認知症の特徴——幻視・動揺性認知・視空間障害
DLBにおける認知症の特徴——幻視・動揺性認知・視空間障害
DLBにおける認知症以外の症候(前駆症状を含む)
DLBにおける認知症以外の症候(前駆症状を含む)

RBD(60%)嗅覚低下(60%以上)便秘(診断10年近く先行しうる)立ち眩みせん妄うつ病・精神病人物誤認妄想昼間の眠気・倦怠感日中2時間以上の昼寝整合性のない会話(63%)

近年、嗅覚低下・便秘・立ち眩み・せん妄・うつ病・精神病・人物誤認妄想といった睡眠・自律神経・精神障害などの非認知症的特徴が注目されており、認知症発症に15年以上先行する可能性がある。認知機能以外の臨床症状に注目しDLBの早期・前駆期での診断を行い、症状が進行する前の早期介入が試みられている。

また、DLBでは抗精神病薬に対する重篤な過敏症(錐体外路症状・意識障害・嚥下障害など)が支持的特徴として診断基準に挙げられており、投与には特に注意が必要である。

 DLBの診断基準と有用な検査

 

有用な検査の実際
有用な検査の実際
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