認知症について家族へ向けて15~「もしかして……」と思ったら——認知症の小さなサインに気づき、一歩を踏み出すために
- 4月20日
- 読了時間: 3分
「もしかして……」と思ったら——認知症の小さなサインに気づき、一歩を踏み出すために
「普通にできていたことができなくなっている」「今までとちょっと違うかもしれない」——そんな小さな違和感を感じていませんか?認知症は早期に気づいて向き合うことで、できることがたくさんあります。本記事では、心身の変化に気づいてから専門職に相談し、だれかに打ち明けるまでのステップを整理します。
1 こんな「気づき」はありませんか?
不調や違和感が気になっていても、「疲れのせいかも」「忙しいから仕方ない」と見ないようにしながら、今まで通りの暮らしを続けるためにがんばっている方は少なくありません。


「認知症」というと、身の回りのことができなくなる、介護施設に入ってサポートが必要になる——そんなイメージを持っていませんか?
実際には、認知症になったからといって、みんなが一様に同じ症状を経験するわけではありません。 疾患の種類・周りの環境・これまでの暮らしなど、さまざまな要因の影響を受けるため、症状・困りごとを抱える場面・進行具合は人それぞれです。
3 専門職に相談する——どこに相談すればいいか
「認知症かもしれない」と思っても、どこに何を相談したらいいかわからなかったり、「まだ大丈夫」と相談を先延ばしにしていませんか?


認知症であることを打ち明けるのは、とても勇気が必要なことです。「だれに話そう?」「うまく伝えられるかな?」「偏ったイメージで見られたら嫌だな……」そんな不安は自然なことです。
しかし、大げさに準備を整えて伝える必要はありません。みんなに打ち明けなければいけないわけでもありません。あなたが話してみたいと思う人に、伝えてみることから始めましょう。家族
「一番近くにいる人にまず話したい」と思った場合は、暮らしをともにする人へ打ち明けてみましょう。
友人や同僚
「家族に話す前にだれかに聞いてもらいたい」と思ったら、あなたをよく知る友人や同僚などに話してみませんか?
認知症カフェ
認知症のある本人・家族・地域の人、だれでも参加できて集まれる場所です。専門職に相談することもできます。(検索:認知症カフェ+市区町村名)
電話相談(認知症の人と家族の会)
顔を合わせず、気持ちを話してみることができます。面識のない人に相談したい場合に適しています。まずは、今のあなたの気持ちを口にしてみるだけでかまいません。それが、次の一歩につながります。
本記事はさくら在宅クリニックが患者さん・ご家族向けに作成した情報提供記事です。個別の診断・相談については必ず専門医または地域の相談窓口をご利用ください。




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