top of page

パーキンソン病を科学する6-①~タンパク質の品質管理と「異常αシヌクレイン仮説」

  • 執筆者の写真: 賢一 内田
    賢一 内田
  • 1 日前
  • 読了時間: 2分

神経難病、特にパーキンソン病やレビー小体型認知症に深く関わるのが、αシヌクレインというタンパク質です。近年、このタンパク質が**「異常プリオンのように振る舞う」**という研究報告が相次いでおり、これを「レビー小体αシヌクレイン仮説」と呼びます。

つまり、

  • タンパク質の品質管理が崩れたとき

  • 異常なαシヌクレインが凝集してレビー小体を形成し

  • 周囲の神経細胞に次々と悪影響を与えていく

という「伝播性」のある神経変性プロセスが注目されているのです。これは、プリオン病(クロイツフェルト・ヤコブ病など)との類似点があり、治療や予防の観点でも重要な知見となっています。

🎥 YouTubeでわかりやすく解説中!

「難しそう…」と思われるかもしれませんが、実は在宅医療の現場で日々遭遇する症例のなかに、こうしたメカニズムを理解するヒントがたくさんあります。

当クリニックでは、医師が実際の事例を交えて、以下のような内容をYouTubeでわかりやすく紹介しています:

  • パーキンソン病のオン・オフ現象とは?

  • ドパミン製剤・ドパミンアゴニストの使い分け

  • MAO-B阻害薬COMT阻害剤の役割

  • ニュープロパッチの特徴と使い方

  • 神経難病における在宅医療のコツ

🏠 さくら在宅クリニックについて

逗子・葉山・横須賀・鎌倉エリアを中心に、神経難病やがん末期などの在宅医療に特化したチーム医療を展開しています。医師・訪問看護・ケアマネジャーなど多職種が連携し、ご自宅での安心な療養生活を支えます。

🔖 ハッシュタグで関連情報をチェック!


Comments


© 2021 湘南在宅研究所 All Rights Reserved.

情報通信機器を用いた診療の初診において向精神薬を処方しておりません

bottom of page