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逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療

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パーキンソン病を科学する32~パーキンソン病の「動作緩慢・無動・寡動」とは?
パーキンソン病の身体所見として代表的なものに、「動作緩慢(ブレイディキネジア)」「無動」「寡動」といった運動機能の低下が挙げられます。これらは日常生活の中でもさまざまな形で現れます。 ◆ こんな場面で気づけるサイン 椅子に座るまでの動作が異常にゆっくり →...
6月29日読了時間: 2分


高齢者の発熱、どのタイミングで連絡すればいい?
〜SIRSの視点から考える在宅での対応〜 脳卒中後や意識がはっきりしない高齢の方をケアしていると、 発熱はつきものの症状 です。 人は寝ている間でも無意識に嚥下しています。唾液はもちろん、食事の際に逆流してきた内容物や胃液も無意識下で処理されています。しかし、嚥下機能が低下...
6月28日読了時間: 3分


パルスオキシメーター、正しく使えていますか?
在宅医療やご家庭でも広く使われている「 パルスオキシメーター 」ですが、その 測定方法や注意点 を正しく理解していますか? 今回は、**より正確にSpO₂(動脈血酸素飽和度)**を測るためのポイントをご紹介します。 ◆ パルスオキシメーターとは? パルスオキシメーターは、...
6月27日読了時間: 2分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する18~【褥瘡ケア】痛みを伴う創部へのやさしい対応とは
〜患者負担を軽減するドレッシング材の選び方〜 褥瘡の治療では、 創の状態に加え、「痛み」の有無も材料選択において非常に重要なポイント です。今回のケースでは、「d2-e1-s6-i1-g0-n3-p0(DESIGN-Rスコア)」の状態=...
6月27日読了時間: 3分


【褥瘡(じょくそう)の感染をどう見極める?どう治療する?】
褥瘡(床ずれ)が感染しているかどうかは、以下の「感染の4徴候」があるかで判断します。 熱感(触ると熱い) 発赤(赤くなっている) 腫脹(腫れている) 疼痛(痛みがある) これらのサインがある場合、褥瘡感染を疑うべきです。 【感染しているからといって“消毒”していませんか?】...
6月26日読了時間: 2分


パーキンソン病を科学する30~パーキンソン病の振戦とは?
~特徴的なふるえの見分け方~ パーキンソン病の身体所見の中でも、**最もよく知られている症状が「振戦(ふるえ)」**です。この振戦にはいくつかの特徴があり、他の疾患と鑑別するうえでも重要な観察ポイントとなります。 👀 パーキンソン病にみられる振戦の特徴まとめ...
6月26日読了時間: 2分


「褥瘡にガーゼ」は最悪の処置?その理由を解説します
褥瘡(床ずれ)の処置として「ガーゼを当てておけば安心」と思っていませんか?実は、 褥瘡にガーゼを当てることは、最悪の処置になり得る ということをご存じでしょうか。 今回は、「なぜガーゼ処置が褥瘡にとって逆効果なのか?」を、褥瘡の発生メカニズムと傷の治り方から解説します。...
6月25日読了時間: 2分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する16~【症例で学ぶ褥瘡ケア】柔らかい壊死と感染創への外用剤選択
〜創の状態に合わせた適切な局所療法を考える〜 褥瘡治療において、創の性状に応じた外用剤の選択は、治癒経過を左右する重要な要素です。今回は「柔らかい壊死組織を伴う創」と「感染兆候を伴う仙骨部褥瘡」の症例を例に、適切な外用剤の選択とその理由について解説します。 Case...
6月25日読了時間: 3分


パーキンソン病を科学する28~パーキンソン病の診断で大切な「問診」の視点
~運動症状に注目することの意義~ パーキンソン病は、加齢とともに発症頻度が増加する神経変性疾患です。その診断の第一歩は、 「問診」=患者さんの声を丁寧に聞くこと にあります。 🎯 運動症状が主訴となるケースが多い パーキンソン病の初期には、 手足の震え(振戦)...
6月24日読了時間: 2分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する15~【症例で学ぶ】浅い潰瘍と良性肉芽へのドレッシング材の選び方
〜DESIGN-Rスコアに基づく実践的判断〜 褥瘡ケアでは、 創の深さや滲出液量、肉芽の状態などに応じて適切なドレッシング材を選択することが重要 です。今回は「浅い潰瘍」と「良性肉芽(d2)」の2つのケースを例に、材料の選択とその理由を解説します。 🟤 Case...
6月23日読了時間: 3分


パーキンソン病を科学する27~パーキンソン症状の背景にある疾患を見極める
~正確な診断が最適な治療の第一歩~ 手足のふるえ、動作の緩慢さ、筋肉のこわばり、姿勢の崩れ──こうしたパーキンソン症状を呈する患者さんは決して少なくありません。しかし、これらの症状がすべて「パーキンソン病」とは限らないことをご存じでしょうか。 🔎...
6月23日読了時間: 2分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する14~【写真で学ぶ褥瘡ケア】紅斑・紫斑や水疱をどう評価し、何を使う?
褥瘡(じょくそう)は進行すると深部組織まで損傷し、感染や慢性化のリスクが高まります。 しかし、早期に適切なケアを行えば進行を食い止めることが可能です。 今回は**DESIGN-Rで言う「d1(紅斑・紫斑)」と「d2(水疱)」**の症例をもとに、ドレッシング材の選択とその理由...
6月22日読了時間: 3分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する13~【褥瘡管理】慢性期における創傷評価とドレッシング材の選択
〜DESIGN-Rで考える、深い褥瘡のケア〜 急性期(発症後1~3週間)を過ぎると、局所の炎症反応(発赤・腫脹・疼痛・熱感)は軽減し、創の輪郭が明瞭になります。この時期からは、創傷評価ツール「DESIGN-R」を用いた客観的な評価と管理が可能になります。 ✅...
6月21日読了時間: 3分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する⑫~【褥瘡ケア入門】急性期褥瘡の特徴とドレッシング材の選び方
まずは「見極め」と「保護」から~ ■ 急性期褥瘡とは? 褥瘡が発生してから約1~3週間以内 の状態は「 急性期褥瘡 」と呼ばれます。この時期の創部は非常に不安定で、局所炎症が強く、判断を誤ると悪化や深部損傷に進行するリスクがあります。 急性期の主な皮膚所見:...
6月20日読了時間: 4分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する⑪~「褥瘡ケア」は“評価”がすべて
治癒ステージに応じたドレッシング材の選び方 在宅医療や高齢者介護の現場では、「どのドレッシング材(被覆材)を使うか?」が褥瘡ケアのカギを握ります。貼るものを決める前に重要なのは、「今の褥瘡がどんな状態にあるか」を正しく評価すること。その判断基準となるのが、...
6月19日読了時間: 4分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する⑩~【創傷評価の標準ツール】DESIGN-Rスケールとは?
~褥瘡の重症度・治癒経過を“見える化”する評価法~ ■ DESIGN-Rとは? DESIGN-Rスケール は、日本褥瘡学会によって2008年に開発された、 褥瘡(じょくそう)の状態を客観的に評価するツール です。その前身である「DESIGN(2002年版)」では、点数の変化...
6月18日読了時間: 4分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する⑫急性期褥瘡とは?
~まずは「見極め」と「皮膚を守るケア」から~ 褥瘡(じょくそう)は、皮膚やその下の組織が圧迫されて血流が悪くなり、壊死してしまう傷のことです。高齢の方や寝たきりの方に多く、**「できてしまってからの対応」**がとても重要です。...
6月18日読了時間: 3分


パーキンソン病を科学する25~パーキンソン病治療の“醍醐味”とは?
―後期治療における処方の工夫と在宅医療の視点から― パーキンソン病の治療は、時間の経過とともに症状の進行や薬剤反応の変化に合わせて調整が必要になります。特に**治療後期(進行期)**では、「ウェアリングオフ」や「オン・オフ現象」などの問題に直面し、単一の薬剤だけでは対応が難...
6月16日読了時間: 2分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する⑦~【事例で学ぶ】スキンテア発生時の初期対応とケアのポイント
~STAR分類とドレッシング材の選び方~ Cさん(70代・男性) は抗凝固薬を内服中。夜間に不穏となり、ベッド柵から身を乗り出そうとした際、**左大腿部にスキンテア(皮膚裂傷)**が発生しました。 翌朝、創部のケアを行おうとしたところ、 皮弁が乾燥して丸まり始めている...
6月15日読了時間: 3分


パーキンソン病を科学する24~【パーキンソン病治療の選択肢】在宅医療で支える“その先”の治療とは?
― さくら在宅クリニックの取り組み ― ■ パーキンソン病治療の基本とその次の選択 パーキンソン病治療の中心は**L-ドパ製剤(ドーパミン補充療法)**ですが、それだけでは長期的な症状コントロールが難しくなることがあります。 そんなときに重要となるのが、...
6月15日読了時間: 2分
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