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逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療

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在宅医療を科学する51~
在宅でPAD(末梢動脈疾患)患者を診るとき、何を・どのように評価すべきか。本記事では 循環評価 と 感染評価 の2軸に分けて、現場ですぐに使える観察ポイントを整理します。 ① 評価の2つの柱 PAD患者のフットケア評価は大きく「循環評価」と「感染評価」の2本柱で行います。どちらかが欠けると、重篤な合併症を見逃すリスクがあります。 🫀 循環評価 ABI(可能なら) 足背 / 後脛骨動脈の触知 CRT時間(毛細血管再充満時間) 皮膚温 色調(蒼白・紫色は虚血) びらん・潰瘍の有無 🔬 感染評価 発赤・腫脹・排膿・疼痛 びらんや浸軟 皮膚破綻の範囲 ⚠️ PAD患者は「痛みが出にくい」ため、目視での観察がより重要。 ② 循環評価の詳細 ABI(足関節上腕血圧比) は0.9未満でPADを示唆します。在宅では計測が難しい場合もありますが、可能であれば積極的に活用しましょう。 足背・後脛骨動脈の触知 は最も手軽な循環評価です。触れない・弱い場合は虚血を疑います。 CRT時間 は2秒以上で循環不良のサインです。 皮膚の色調 も重要な手がかりです。蒼白は動脈
3月18日読了時間: 2分


在宅医療を科学する45~在宅環境での足部多発潰瘍・壊死組織に対するドレッシング管理の実際
この記事のポイント 在宅環境での足部多発潰瘍・壊死組織に対するドレッシング管理の実際 壊死組織(黒色壊死)の観察ポイントと記録のとり方 在宅医療チームによる多職種連携のケアプロセス 症例概要 部位 足部(足底・趾部) 創傷の性状 壊死組織(黒色壊死)を伴う多発潰瘍、浸出液あり 使用材料 非固着性ドレッシング材、吸収パッド ケア環境 在宅(訪問診療・訪問看護) 観察所見と評価 1. 創傷の状態 趾部(主に第1趾・足底側)に 黒色乾性壊死(dry gangrene様) を認める。 壊死組織の辺縁は概ね明瞭で、周囲皮膚との境界は比較的安定している。 足底部には複数の浸出液を伴う潰瘍が存在し、ドレッシング材の汚染(黄色〜褐色滲出液)が観察された。 2. 皮膚周囲の状態 足背・下腿部の皮膚は乾燥・鱗屑を伴い、菲薄化傾向。毛細血管の透見が可能な程度の皮膚菲薄化を認め、 血流障害(末梢動脈疾患:PAD)や糖尿病性神経障害との関連が示唆される所見であった。 📌 在宅ケアでの観察ポイント: 壊死組織の拡大・軟化・悪臭の有無を毎回記録。感染徴候(発赤・熱感・膿
3月12日読了時間: 3分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する26~放置すると怖い「糖尿病性足潰瘍」 〜タイプ別に理解するケアのポイント〜
糖尿病の患者さんにおいて、足にできた「ただれ」がなかなか治らない…。それは 糖尿病性足潰瘍 かもしれません。血糖管理が不十分な場合、 神経障害・血行障害・感染 が複合的に関わり、足の潰瘍や壊疽(えそ)を引き起こすことがあります。 ✅ 糖尿病性足潰瘍の分類(神戸分類)...
2025年7月6日読了時間: 2分
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