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頭痛を科学する17~片頭痛は「頭だけ」の病気じゃない― 心臓の小さな穴と生活習慣 ―

  • 10 分前
  • 読了時間: 3分

片頭痛は「頭だけ」の病気じゃない― 心臓の小さな穴生活習慣 ―

片頭痛というと「頭の問題」と思いがちですが、実は心臓の小さな穴(卵円孔)や、高血圧・脂質・血糖・肥満といった生活習慣とも深く関わっていることが分かってきました。裏を返せば、体全体を整えることが、片頭痛のケアにもつながるということ。今回はそのつながりを見ていきます。

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心臓の小さな穴「卵円孔(PFO)」との関係

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片頭痛と「生活習慣病」の深い関係

片頭痛のある方は、高血圧や高コレステロール血症を合併しやすいことが報告されています。さらに、高血圧が片頭痛の慢性化に関わったり、血管の壁の不調が片頭痛を引き起こす、という見方もあります。また、インスリンの効きにくさ(インスリン抵抗性)や、血糖の処理の乱れが多いとも言われています。

こうした生活習慣病が重なると、片頭痛だけでなく脳梗塞や心筋梗塞のリスクにもつながりえます。実際、前兆のある女性の片頭痛では、10年間で心筋梗塞がおよそ2倍に増えたとするコホート研究もあります。

だからこそ、整えたい4つ

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「メタボ(肥満)」は片頭痛のもと?

片頭痛が慢性化する一因として、肥満が挙げられています。少しむずかしい話ですが、体のなかでは大まかに次のような流れが起きていると考えられています。

🔗 肥満が片頭痛を悪くする、ざっくりした流れ

肥満炎症・血管の反応が変化CGRPなどが増える自律神経が緊張発作が増え、慢性化

脂肪組織から出る物質(アディポサイトカイン)や、食欲・覚醒に関わるオレキシンという物質は、肥満と片頭痛の“共通の土俵”になると考えられています。片頭痛の方でインスリンの効きが落ちている、という証拠もあります。

むずかしい仕組みはさておき、伝えたいことはシンプルです。体重を整えることは、片頭痛にとってもプラスになりうる——ダイエットが頭痛のケアの一部になる、というのは心強い話ですね。

この記事のまとめ

片頭痛は「頭」だけでなく「全身」とつながっています。

  • 心臓の小さな穴「PFO(卵円孔開存)」は、片頭痛と脳梗塞に共通するリスクになりうる

  • ただし片頭痛治療目的のPFO閉鎖術は、現時点では推奨されていない

  • 片頭痛の方は高血圧・脂質異常・血糖の乱れを合併しやすい

  • 肥満(メタボ)は片頭痛の慢性化に関わる——体重管理は頭痛ケアの味方

  • 血圧・脂質・血糖・体重を整えることは、片頭痛にも脳・心臓にもプラス

# タグ片頭痛卵円孔開存PFO生活習慣病高血圧脂質異常症血糖・インスリン抵抗性肥満・メタボ前兆・アウラ脳梗塞・心筋梗塞予防頭痛外来

さくら在宅クリニック|神奈川県逗子市(逗子・葉山エリア) TEL 046-874-9475


※この記事は一般的な情報提供を目的としたものです。図は説明用のイメージです。診断・治療は個別の状況により異なります。気になる症状や検査結果は、かかりつけ医にご相談ください。


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