神経障害性疼痛疼痛を科学する11~神経障害性疼痛にオピオイドを使うとき— 適切な選択・開始・維持・評価の進め方
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神経障害性疼痛にオピオイドを使うとき— 適切な選択・開始・維持・評価の進め方



オピオイド療法の効果判定は、痛みの数値だけでなく「4つのA」を総合的に評価することが推奨されています。

副作用 | 主な対策 |
便秘 | 浸透圧性緩下剤(酸化Mg・ラクツロース)、腸管刺激性緩下剤(センノシド)、漢方薬(大建中湯)。オピオイド処方期間中は緩下剤を継続する。 |
悪心・嘔吐 | ドパミン受容体拮抗薬(プロクロルペラジン・ハロペリドール)。1週間ほど悪心がなければ制吐剤は不要。 |
眠気・鎮静 | オピオイド減量。数時間観察し適定減量。抗てんかん薬・抗うつ薬併用中は転倒・転落に注意。 |
尿閉 | コリン作動薬(ウプレチド)、α1受容体作動薬(タムスロシン)、必要に応じて持続導尿カテーテル。 |
呼吸抑制 | オピオイド減量。低用量ナロキソン(0.02〜0.04mgを2分ごとに静注)を慎重投与。慢性期使用中の急速投与は危険。 |
そう痒感 | H1受容体拮抗薬(ジフェンヒドラミン)、低用量ナロキソン(10〜40μg)。 |
正しく理解したい用語の違い

①規制薬物であること(不正使用時は治療継続不可) ②症状緩和目的であり根治効果はないこと ③副作用(便秘・悪心・排尿障害など)の説明 ④自己判断による増量・中止の危険性 ⑤身体依存性形成の可能性 ⑥長期使用による生殖機能・ホルモンへの影響


神奈川県逗子市 | 在宅医療・訪問診療




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