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看護師さんによる在宅医療におけるエコーを科学する56 エコー画像の「読み方のルール」〜年齢変化・短軸像と長軸像・組織の白と黒〜

13 分前
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エコー画像の「読み方のルール」〜年齢変化・短軸像と長軸像・組織の白と黒〜

セラピストが臨床現場で超音波(エコー)を活用するために

前回は、エコー画像の白と黒が音響インピーダンスの差で決まることを紹介しました。今回は一歩進めて、①年齢による見え方の違い、②画像の向きの決まりごと、③短軸像と長軸像で何を見るか、④組織ごとの白と黒の特徴を、模式図で整理します。

「白っぽい=異常」とは限りません。年齢による変化を知っておくことが、正しい読み取りの第一歩です。

2画像の向きの決まりごと

整形外科領域のエコー画像の表示方法(ラベリング)は、1992年に日本超音波医学会が定めています。表示方法は短軸像と長軸像の2つです。

3短軸像でわかること

棘上筋を長軸で見ると、肩の外転に伴って筋厚が増し、筋束が縮んで筋の停止方向へ移動する様子もとらえられます。「運動で筋がどう動いたか」を目で確かめられるのが長軸像の強みです。

5組織ごとの「白と黒」

臨床で主に見る組織は、軟骨・滑膜腔と関節腔・腱・靭帯・筋・皮下組織・骨の表面です。白く映る部分を高エコー、黒く映る部分を低エコー、なかでも超音波がほとんど反射しない部分を無エコーと呼びます。

まとめ
まとめ
  • エコー像は年齢で変わる(若年:筋が暗い・骨が未完成/高齢:筋が明るい・骨表面が不整)

  • 短軸像は足側から見上げた断面、長軸像は画面左が頭側・近位

  • 短軸像で筋厚と収縮方向、長軸像ではさらに羽状角・筋腱移行部の動きがわかる

  • 骨の表面は明るい白線で、まわりの組織を見分ける目印になる

次回は、関節まわりの組織の見え方をさらに詳しく見ていきます。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療を行うものではありません。エコー所見の解釈は機器や条件により異なります。気になる症状がある方は医療機関にご相談ください。図はすべて当院で作成した模式図です。


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