在宅医療における褥瘡管理を科学する4~皮膚とは?その定義と7つの機能をやさしく解説
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① 皮膚とは(定義)
🩺
皮膚は健康のバロメーターです。自己と他者との"国境"の役割を果たし、独自の生理機能を持った重要な器官です。
② 体内環境を守る「皮膚」
皮膚のすべてが常に外界に接し、環境の変化への絶妙な対応で体内環境を守っています。皮膚は組織学的に表皮・真皮・皮下組織に分かれ、付属器として毛、脂腺、汗腺、爪が存在します。
解剖学的な皮膚の特徴は角化であり、角化した皮膚の最外層の角質層(角層)は、外界の刺激や異物侵入を防御する重要な役割を果たしています。




上記7つの作用に加え、皮膚にはさらに細かく分類された機能があります。
機能 | 内容 |
保護作用 | 物理的力、化学的刺激、病原微生物、紫外線などに対する保護作用 |
保湿作用 | NMFやセラミドなど細胞間脂質、皮脂膜による保湿作用 |
分泌、排泄作用 | 汗や皮脂の分泌、不感蒸泄作用 |
吸収作用 | 外部からの水分などを吸収する |
体温調節作用 | 発汗、立毛筋の緊張による体温調節 |
知覚作用 | 触覚、感覚、冷感、痛感の感覚器が分散し、受けた刺激を脳に伝達する |
合成作用 | ビタミンDが紫外線照射によって合成される |
緩衝作用 | 皮脂膜が有害物質の侵入を防ぎ静菌作用を発揮する |
呼吸作用 | 肺呼吸の約1%に当たる呼吸を行っており、二酸化炭素を排泄する |
免疫作用 | 真皮の組織球やリンパ球などが、抗体産生など免疫機能を果たす |
表現、心理作用 | 表現をつかさどり、タッチングなどを通し、コミュニケーション上の重要な役割を果たす |

皮膚表面はゆるやかな酸性に保たれており、外界の物質との比較から皮膚にやさしいケア用品を選ぶ目安になります。







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