2月6日1 分がん緩和ケア医療を科学する23癌疼痛のある患者に対して オピオイド+抗うつ薬、抗痙攣薬、抗不整脈薬、ケタミンは推奨されるか オピオイドの増量にて充分な鎮痛が得られない場合が時にあります。自身は骨肉腫などの筋骨格筋系の悪性腫瘍にて疼痛管理に苦慮した経験が多く、そうした場合ケタラールなどのを併用して有効な鎮...
2月5日1 分がん緩和ケア医療を科学する22呼吸困難の時Up Date! 抗不安薬・オピオイド・ステロイドの3点セット!(内服困難時はミダゾラム注も) とりわけ在宅診療において肺がん、COPDの末期などでは鎮静が重要です。 自身はミダゾラムによる鎮静が速やかに行えることがとても重要と考えており、薬液詰めなどの時間含め...
2月4日1 分がん緩和ケア医療を科学する21緩和医療で欠かせない持続皮下注射(CSI: Continuous Subcutaneous Injection)ですが、持続静脈注射と同等の効果で、かつ血管確保の必要がない簡便な投与経路であることが重要です。 注意すべきは下記の2点があります。...
2月3日1 分がん緩和ケア医療を科学する20高度腎機能障害のある患者において、どのオピオイドを使用すればよいか?は時に生じる問題です。 高度腎機能障害のある患者(eGFR30未満)の癌疼痛患者においてはフェンタニル、ブプレノルフィンの投与が推奨されます。注意して投与可能は、トラマドール、オキシコドン、ヒドロモルフィン...