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誤嚥性肺炎を科学する26~自立している方向けの機能的口腔ケア(1)

  • 2 時間前
  • 読了時間: 2分


― 「食べる力」を自分で守るトレーニング ―

こんにちは。今回は、ある程度自立している方に向けた機能的口腔ケアをまとめます。

「まだ普通に食べられるから大丈夫」その今こそ、機能を維持するタイミングです。

なぜ今やるのか?

嚥下機能は気づかないうちに少しずつ低下します。

特に影響を受けるのは:

  • 口輪筋

  • 表情筋

  • 咀嚼筋

  • 頸部筋

これらを“使い続けること”が最大の予防です。

① 口を大きく動かす体操

「あ・い・う・え・お」を誇張するくらい大きく発声します。

ポイント:

✔ 口輪筋の収縮✔ 表情筋の可動性✔ 口唇閉鎖力の維持

食物残渣の除去能力にも関与します。

② 舌を大きく動かす体操

前後・左右・上下に動かします。

✔ 舌の可動域維持✔ 食塊形成の安定✔ 咽頭への送り込み強化

舌圧低下は誤嚥リスクに直結します。

③ 大唾液腺マッサージ

耳下腺顎下腺舌下腺

を優しく刺激します。

※強く押しすぎない※顎下部は特に注意

唾液分泌維持は誤嚥予防の基本です。

④ 首・肩の柔軟体操

姿勢が悪いと嚥下は不安定になります。

✔ 頸部筋の柔軟性✔ 肩の可動域✔ 嚥下時の安定性

安全な嚥下は「姿勢」で決まります。

自立期の目標

✔ 咀嚼筋をサルコペニアにしない✔ 舌圧を維持する✔ 唾液分泌を保つ✔ 正しい姿勢を維持する

機能は「使わないと落ちる」これが原則です。

在宅医療の視点

要介護になる前にできること。

機能的口腔ケアは予防医学そのものです。

毎日3〜5分でも構いません。継続がすべてです。

まとめ

自立している今こそ、

✔ 口を大きく動かす✔ 舌を大きく動かす✔ 唾液腺を刺激する✔ 首・肩を整える

「食べる力」は鍛えられます。

#在宅医療#機能的口腔ケア#嚥下体操#誤嚥性肺炎予防#サルコペニア予防#高齢者医療#口腔リハビリ#訪問診療#科学する在宅医療

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