在宅酸素療法を科学する13~パルスオキシメータの正しい使い方と注意点——原理・種類・7つの落とし穴
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パルスオキシメータの正しい使い方と注意点——原理・種類・7つの落とし穴
在宅酸素療法の適応判断や酸素流量の設定に欠かせないパルスオキシメータ。しかし正確な値が表示されない状況が複数あります。本記事では原理から種類の選び方、7つの注意点まで詳しく解説します。
1 酸素飽和度(SpO₂)とは何か
肺で取り込まれた酸素は血液を介して全身へ運搬されます。その大半をヘモグロビンが担っており、総ヘモグロビンに対して酸素と結合したヘモグロビンの割合をSaO₂と呼び、酸素化の指標となります。
SaO₂は動脈血液ガス分析で測定できますが、より簡便な非侵襲的指標としてSpO₂(経皮的動脈血酸素飽和度)が用いられます。1972年に日本の青柳卓雄によって世界で初めてパルスオキシメータの原理が発明され、1975年に製品化されました。現在では酸素化の指標として世界中で広く使われています。
2 パルスオキシメータの原理
ヘモグロビンは化学反応により構造が変化しますが、各構造によって光吸収のパターンが異なることを利用して SpO₂ を算出しています。プローブは光送信器と光検出器からなり、光が指の毛細血管を通過します。

3 機器の種類と選び方
パルスオキシメータには携帯型と設置型があります。在宅酸素療法(HOT)の導入においては、労作時のSpO₂もモニタリングできるよう、携帯型が選択されます。

パルスオキシメータの示す値が、本来のSpO₂値と異なる場合があります。以下の状況では過信しないことが重要です。




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