在宅医療を科学する48~爪周囲炎とPAD(末梢循環不全)が併存するとき──見逃されやすい臨床的特徴を整理する
- 2 時間前
- 読了時間: 1分


爪周囲炎とPAD(末梢循環不全)が併存するとき──見逃されやすい臨床的特徴を整理する
さくら在宅クリニック | スライド p.66
爪周囲炎(爪の周りの感染・炎症)とPAD(末梢動脈疾患・末梢循環不全)が同時に存在するケースは、在宅・訪問診療の現場でも少なくありません。この「併存」には、単独では気づきやすい感染徴候が見えにくくなるという特有の難しさがあります。
② 併存時の臨床像の特徴
爪周囲炎+PADでは、以下の症状が見られます。
爪周囲炎(局所症状)
爪の周りの発赤・腫脹
圧痛
時に軽度排膿
掻破後の皮膚損傷
PAD(末梢循環不全)
足趾の冷感
足背/後脛骨動脈の触知低下
皮膚の乾燥・光沢
CRT(毛細血管再充満時間)延長
皮膚の色素沈着
小さな傷の治癒遅延
⚠️ 感染しても"赤くならない"、"腫れにくい"= 見逃されやすいという特徴があります。
ケアのポイント
PADが背景にある場合、通常の炎症サインが出にくいため、発赤・腫脹のみで感染を判断しないことが重要です。冷感・CRT延長・治癒遅延などのPAD所見と合わせて総合的に評価しましょう。




コメント